2015年02月04日
サッカーは誰の物?
日本のサッカー人口は、どのくらいでしょうか?
子供から大人まで、プロもアマチュアも全部含めたら、相当な数がいるのだと思います。
以前に比べると、底辺が大きくなった事は一目瞭然です。
Jリーグの発足後は、爆発的にサッカー人口が増加した様に思います。
皆、夢を抱いてサッカーの道に足を踏み入れるのでしょうね。
さて、そんなサッカー界の底辺で子供達は日々サッカーに励んでいる訳ですが、そこに『不公平』は感じないでしょうか?
実際は、少年サッカー界は、非常に不公平な運営となっているのです。
先ず、強いチームと弱いチームとでは、大会での『試合数が異なる』事が多いのです。
予選リーグのみ平等で、その後はトーナメント戦となる事が多く、強いチームは強い物同士で『経験値』を稼ぎます。
強い物同士ですから、得る経験値も多いのです。
そして・・・その中でも、『レギュラー』と『補欠』とでは、これまた得る経験値が異なって来ます。
レギュラーは多くの経験を積み豊富な経験値を獲得しますが、補欠はともすれば経験値を得る事無く試合や大会を終える事となります。
更に、登録人数の多いチームと少ないチームとでも、一人当たりの経験値の獲得数に違いが出てしまいます。
『トレセン』に選ばれた子とそうでない子にも差が出てきます。
『上の学年に上がった子』とそうでない子も・・・。
以上を踏まえて、よ〜く考えてみると・・・日本の少年サッカーは、『上手い子の為の物』だと言う事がはっきりと分かります。
『育成』を口にするにしては、お粗末なシステムだと言わざるを得ません。
招待試合等では、この辺に心を砕いて下さって、どのチームも試合数が等しくなる様に大会を運営してくれているチームもあります。
しかし、それでも上手い子の物になってしまう事が多いのです。
『強化リーグ』であっても同様です。
『サッカー協会』が思い描く様な、『強化』や『育成』等全く出来ていないチームが殆どです。
この辺も、協会が現場に理想だけを押し付けて、後は知らん顔・・・と言う態度がこう言った問題を放置する事になってしまうのです。
レギュラーであったり、トレセンに参加する子の人数なんて、全体の一握りでしかありません。
その他大勢は、試合にも大して出る事が出来ず、サッカーを楽しむ事なんて出来ていないのです。
サッカーは、サッカーを楽しみたい人全員の物です。
プレイヤーは、試合に出る事でしか上手くなれないのです。
そうやって、埋もれ消え去って行く才能には目を向けず、今上手な子にだけ光を当てる事が、将来の日本代表を育てる事に本当になるのか・・・結果は見えています。
トレセンに参加しても、得る物が何も無い・・・そう言われてしまう、現在の少年サッカー界では、『顔の無い選手』を育て上げる事はできるのでしょうが、『個性的な選手』を生み出す事は、出来そうにありません。
サッカーは誰の物なのか・・・考え直して見る必要があるのではないのでしょうか・・・。
子供から大人まで、プロもアマチュアも全部含めたら、相当な数がいるのだと思います。
以前に比べると、底辺が大きくなった事は一目瞭然です。
Jリーグの発足後は、爆発的にサッカー人口が増加した様に思います。
皆、夢を抱いてサッカーの道に足を踏み入れるのでしょうね。
さて、そんなサッカー界の底辺で子供達は日々サッカーに励んでいる訳ですが、そこに『不公平』は感じないでしょうか?
実際は、少年サッカー界は、非常に不公平な運営となっているのです。
先ず、強いチームと弱いチームとでは、大会での『試合数が異なる』事が多いのです。
予選リーグのみ平等で、その後はトーナメント戦となる事が多く、強いチームは強い物同士で『経験値』を稼ぎます。
強い物同士ですから、得る経験値も多いのです。
そして・・・その中でも、『レギュラー』と『補欠』とでは、これまた得る経験値が異なって来ます。
レギュラーは多くの経験を積み豊富な経験値を獲得しますが、補欠はともすれば経験値を得る事無く試合や大会を終える事となります。
更に、登録人数の多いチームと少ないチームとでも、一人当たりの経験値の獲得数に違いが出てしまいます。
『トレセン』に選ばれた子とそうでない子にも差が出てきます。
『上の学年に上がった子』とそうでない子も・・・。
以上を踏まえて、よ〜く考えてみると・・・日本の少年サッカーは、『上手い子の為の物』だと言う事がはっきりと分かります。
『育成』を口にするにしては、お粗末なシステムだと言わざるを得ません。
招待試合等では、この辺に心を砕いて下さって、どのチームも試合数が等しくなる様に大会を運営してくれているチームもあります。
しかし、それでも上手い子の物になってしまう事が多いのです。
『強化リーグ』であっても同様です。
『サッカー協会』が思い描く様な、『強化』や『育成』等全く出来ていないチームが殆どです。
この辺も、協会が現場に理想だけを押し付けて、後は知らん顔・・・と言う態度がこう言った問題を放置する事になってしまうのです。
レギュラーであったり、トレセンに参加する子の人数なんて、全体の一握りでしかありません。
その他大勢は、試合にも大して出る事が出来ず、サッカーを楽しむ事なんて出来ていないのです。
サッカーは、サッカーを楽しみたい人全員の物です。
プレイヤーは、試合に出る事でしか上手くなれないのです。
そうやって、埋もれ消え去って行く才能には目を向けず、今上手な子にだけ光を当てる事が、将来の日本代表を育てる事に本当になるのか・・・結果は見えています。
トレセンに参加しても、得る物が何も無い・・・そう言われてしまう、現在の少年サッカー界では、『顔の無い選手』を育て上げる事はできるのでしょうが、『個性的な選手』を生み出す事は、出来そうにありません。
サッカーは誰の物なのか・・・考え直して見る必要があるのではないのでしょうか・・・。
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この記事へのコメント
年間通して開催される超長丁場のリーグ戦なんかもあると、補欠組みにも出場のチャンスは相当回って来るはずです。
毎週日曜日に、開催される位の頻度なら、殆どの子が出場できる可能性が出てきます。
そう言った様な工夫をサッカー協会主導で行うくらいでなければ、本当の意味での育成や人材の発掘、底辺の拡大は難しそうです。
選手の質もこう言った経験から上がって行くのだと思います。
小学生の内は、身体能力が大きく物を言います。そう言う子ばかりが経験値を得ているのが現状ですよね。
だから、彼らは上手になって行きます。
しかし、試合に出られない子は真剣勝負の場で経験を積む事が出来ません。
これでは、畳水練と何ら変わりが無いのですよね。
どんな子でも、試合に出場できる環境の構築を考えてもらいたい物です。
それが、結局日本のサッカーの質を底上げする事に繋がって来るのだと思います。
試合経験に勝る練習はないですよ。
日本の育成は、先ず身体能力の秀でた子を選び、その中で技術を身に付ける事が出来た子を上に上げて行くと言う感じですか・・・。
それが、日本代表をここまでにした・・・そう言う向きもありますが、私は逆にそれだからこの程度でしかないのだと思います。
日本のストライカー不在の問題は、少年サッカーの育成失敗にあると思っています。
トレセンに選ばれた子の多くは、MFタイプの子が目立ちます。
上手さの物差しが根本的に違うのです。
日本人の多くがMFタイプの子を上手だと感じる傾向がある事に原因があります。
ストライカータイプの子は、トレセンには先ず選ばれません。
嗅覚があっても、技術の無い子や我の強い子が多い為で、そう言った子は、消えてゆきます。
我の強い子は、日本では嫌われます。その為献身的なプレイのできるMFタイプばかりが育って行くのだと思っています。
まぁ、何を言っても仕方のない事なのですが、純粋にサッカーを楽しみたい子の為にも、もっと参加できる環境を構築していってもらいたいものだと思います。
なかなか難しいテーマですね。
レギュラー組は成功体験も多いわけでそういう子は、先もサッカー続ける率は高いですよね。補欠組はレギュラー組の中で試合に出ても、あまりいい思いは出来ないのでサッカー続ける率は低いですよね。レベルに合わせたチーム、ユース年代みたいにレベルに合わせたリーグがいくつも出来るといいと思います。
しかし、最近では上位クラブからの玉突きではみでた子が、下位チーム、少年団へどんどん勢力拡大してるようで、ただサッカーやりたいのにやれないって子があふれてるみたいですし、部活でも主要選手はクラブ出身ばかりといこともあるみたいですね。
そうなるとやはり少年団や下位クラブにおいてもしっかりとサッカーで楽しめるように反復練習以外のサッカー要素を含んだ練習を取り入れるよう指導者が意識を変えることが必要かもしれませんね。
トレセンも純粋に発掘の場みたいですし、県レベルまで行かないとスタッフ含めて環境的にも育成というのは難しいのかもしれませんね。