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かつて山岳遭難救助に鳩が使われていた。

 残念な事ですが、世界一の遭難者死者数の記録が残る谷川岳。

谷川岳と遭難  Wikipedia
谷川岳の標高は2,000mにも満たないが、急峻な岩壁と複雑な地形に加えて、中央分水嶺のために天候の変化も激しく、遭難者の数は群を抜いて多い。
1931年(昭和6年)から統計が開始された谷川岳遭難事故記録によると、2005年(平成17年)までに781名の死者が出ている。この飛び抜けた数は日本のみならず世界のワースト記録としてギネス認定されている(8000メートル峰14座の死者の合計は637名)。


そんな谷川岳ですが、昭和33年頃から鳩が活躍していたらしいです。
谷川岳の遭難救助に活躍した鳩たち
 通信手段が現代のように発達していなかった頃、遭難現場から谷川岳警備隊本部への連絡手段として、鳩が用いられました。
登山者は誰でも鳩を無料で連れて行くことができ、万一の場合はSOSを発してもらう事ができました。しかし、多くは山岳警備隊が緊急時に携行し、遭難現場から所要時間わずかに5分程で、鳩は本部に第一報を届けたらしいです。

 実際にこの鳩たちの活躍により、一命を取りとめた方もいたようです。



 

入山税について考える

 数年前から度々newsになっている長野県での入山税の導入検討について、最近また浮上してきているようです。


「入山税」本格論議へ

 (長野)県が11月、日本アルプスをはじめとする山岳の環境保全や遭難対策の費用負担を見直す検討を始める。「山ガール」や中高年の登山ブームで遭難や環境への負荷が増え、公費負担に限界があるためだ。登山者から「入山税」を一律徴収することも視野に入れている。

 世界遺産の白神山地(青森、秋田両県)や屋久島(鹿児島県)などで任意の「協力金」を集める例はあるが、総務省は、登山者から徴収する税の本格的な検討は「聞いたことがない」としている。山岳リゾートを目指す信州での論議の行方が注目される。

 2011年に県内を訪れた登山者は、8年ぶりに60万人を突破。遭難も増え、今年は21日現在で238件(計261人)と、1954年の統計開始以来、既に最多。県警ヘリは来年2月、救助態勢の強化で2機に増えるため、年約1億5000万円の燃料費や修繕費は倍増する見込みだ。

 県は、遭難救助のほか、登山道整備や森林保全といった山岳経費の見直しを諮問機関の県地方税制研究会に諮る方針。11月5日に予定される専門部会で論点を整理し、年内に同研究会で議論を始める。県は入山税や入山料、協力金を検討材料にする考えだ。

 登山道整備の補助金などを出している県内市町村では「一部の登山者のために税金が使われる現状は、公平性に欠ける」と改革を望む声が多い。一方、観光関係者からは「有料化すれば登山客が減る」との懸念も聞かれ、山小屋経営者らにも「山は国民に開かれた共有財産。税徴収は、なじまない」といった反発がある。

◇包括的な議論を

 日本山岳ガイド協会(東京)の磯野剛太理事長(58)は、山岳の費用負担を見直す長野県の動きについて「『山は皆の財産』という言葉で皆が避け、国も切り込まずにきたテーマだ。たとえ県単独でも、議論する意義は大きい」と関心を寄せる。「日本のレスキューは従来、遭難も自然災害も交通事故も、すべて同様に対応してきたが、税の観点から見て公平なのかどうか、その検証が先だ」と指摘。さらに安全、環境保全、観光などの地域振興の3テーマを挙げ、「全体像を把握し、包括的でバランスの取れた議論をしてほしい」と注文を付ける。

◇使い道に透明性を

 女性で初めてエベレストに登頂した登山家の田部井淳子さん(73)によると、ヒマラヤ山脈の7000メートル級の山々では入山料を払うのが通例だ。田部井さんは「日本人は『自然にあるものは無料で当たり前』という感覚だったが、山に登らせてもらう感謝の気持ちを持つためにも、受益者が負担する意味はある」と、入山税や入山料などに理解を示す。ただ、導入については「何に使うか、透明性がある方が登山者は払いやすい」と指摘したうえ、「日本が海外に誇れるのは緑豊かな自然だ。使い道は自然を守り、次の世代に残すための方がいい」と語る。

(2012年10月28日 読売新聞)




 平成23年9月に実施された信州型事業仕分け 【6班】 防災・その他の中に
以下の2件が含まれています。

「6-4 山岳遭難救助活動経費」 仕分け結果 県の対応 質疑応答
「6-5 山岳遭難防止対策協会負担金」 仕分け結果 県の対応 質疑応答




 この時の様子がUstreamに残されています。約2時間と長いですが、参考になる議論もあります。
信州型事業仕分け 6-4 山岳遭難救助活動費 6-5 山岳遭難帽子対策協会負担金

例えば、00:48:40あたり
「なぜ、山岳遭難に限って有償との議論になるのか」

仕分け人:海水浴客の救助で費用を請求する事例は聞かない。

:多分、誰でもできる海水浴とは違って、登山は特殊なスポーツだから。やらない方が多いので、問題視されているのでは。

仕分け人:母数が少ない=人数が少ない。事故率で比較、運転免許証取得者150万人で事故が1万1千件/年 事故率0.07% 登山者は60万人で救助者230人 0.03%。自動車については、道路整備など多額の税負担が行われている。



 毎回この話題が語られる時に「県外の人を救助する為の費用を、長野県民の税金で負担するのは、いかがなものか?」との議論になります。
 それに対して、従来から無償で対応してきた県の考え方は、毎年約60万人長野に訪れる登山客の多くは、観光客として観光収入源(224億円)になっている為に、救助費用は必要経費なのではないかとの考えを示しています。
 今回本格的に導入を検討するのは、経費として容認する額を超えたということでしょうか。







 最後にこれはあまり大きな声では言えませんが、ある遭対協関係者の方にお聞きしたお話で、ヘリを呼ぶ場合に110番と119番では、ちょっとした違いがあるようです。
110番の県警ヘリは万が一、他の救助へ出払っていた場合は、民間のヘリへ応援を要請するけれども、119番の防災ヘリは民間への連絡は普通はされないそうです。
ただし、これはお聞きした方の県に限った事かも知れないので、全国でこのようになっているかは不明です。

 登山する方は、ちゃんと山岳保険に加入しましょう。





おわり。













登山には中毒性がある!?

 

 たまには、山の話題も。
ランニングハイはよく聞きますけど、登山にも似たような効果があるようです。


歩くうちに快感ホルモンが分泌される?
「山を登り始めてしばらくすると気分がよくなり、疲れがさほど苦にならなくなる」などという話を聞いたことはないだろうか。これもまた、有酸素運動による効果のひとつ。脳に大量の酸素が送り込まれ、セロトニンなどの脳内ホルモンがおおいに分泌されるため。なかでも注目されているのが「ベータ・エンドルフィン」。内因性モルフィンとも呼ばれ、いわば麻薬のようなはたらきをする、快感ホルモンである。

有酸素運動を始めてしばらくすると、視床下部の神経細胞群がベータ・エンドルフィンを分泌し始め、ほかの神経細胞へと伝達。さらに脳下垂体を通して血液中にも送り込む。「気持ちよい」というメッセージが脳内を駆け巡り、軽い陶酔状態をつくりだす。

わかりやすい例が、マラソンの最中に訪れる快感「ランニングハイ」。こんなときは、たとえ転んでケガをしていても、あまり痛みを感じないらしい。アルコールでほろ酔い加減になっているときと、ほぼ似た状態と思えばいいかもしれない。それほどではないにしろ、登山のときも疲労をさほど感じさせないホルモンが分泌されているはずなのだ。

また、ストレス発散効果もある。とくに、軽い抑うつ状態には効き目があるとされている。それは、崩れてしまった脳内ホルモンのバランスを回復する効果があるからだ。このほか、自律神経失調症や心身症、神経症、ストレスによる頭痛や睡眠障害の改善も期待できる。


 山屋さんが時々口にする「山へ行けなすぎて、辛い」はこの話を聞けば、納得ですね。



おわり。





   
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