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スキー場、お客さんが減っても安易に閉鎖できない事情。

 

 本日の富山新聞NET版に以下のような記事が掲載されました。

「重伝建の民宿、冬季休業 白峰、スキー場閉鎖で客激減」

2009年の白峰温泉スキー場の閉鎖以降、冬場の客が激減したことが理由。 最盛期13軒あった白峰の民宿は現在6軒で、「開店休業」状態の宿もある。民宿関係者 からは「このままでは廃業しなければならない」との声も(中略)
71年12月の白峰高原スキー場(当時) のオープンに合わせて、古民家を利用した民宿が相次いで開業した。同スキー場は約20年前の最盛期には1シーズン約14万7千人が利用。そのころ山和荘 ではスキー客に加え、夏は登山客や部活の合宿でにぎわい、約70人が宿泊できる17部 屋は休日のたびに満員だった。
 その後、スキー客は年々減少、07年には2万2139人にまで落ち込み、同スキー場 は09年、一般向けの営業をやめた。
 スキー客の減少に伴い、山和荘でも宿泊客が激減した。今冬も予約がほとんどなく、施設維持費がかさむことから、白峰の民宿では初めて12月から来年4月末まで冬季休業す ることを決めた。
【10月18日02時09分更新】 http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20121018101.htm


 これは石川県の例ですが、全国で同じような事が起きています。
一部を除いては、基本的に山間部に位置しており、冬場の観光産業としてスキー場以外のものは見当たらない。
 スキー場の閉鎖=近隣宿泊施設の廃業 に繋がりかねません。

 SNSで、中の人と交流をさせて頂いていると、それぞれの方の立場でみなさん苦労されているようです。
長野のあるスキー場近隣では、ゲレンデサイトに古くからの宿泊街があり、さらにスキーバブルの時代に少し離れた麓の辺りに新しいペンション街ができました。

 現在の入込み数では、供給過剰は目に見えており、この2つの地域、残念ながらあまり仲が良くないそうです。スキー場を中心としたイベントを企画しようとしても纏まらない。それぞれが自己の利益に固執しすぎて、お客様目線では無くなっている。
 スキー場の担当者としては、どちらか一方に有利になるような仕掛けにはしていないつもりでも、なんらかのクレームがくる事が少なくないようです。

 では、スキー場の数はどうなんでしょうか?
最盛期には、700を超えるスキー場が日本に存在していました。それが現在では500を超えるかどうかです。(スキー場四方山話さん、調べ。2009年現在)
 供給過多と見るのか、そうではないのか。2つの考え方があるようです。代表的なご意見を紹介します。

 現在日本のスキー場のシェア10%を占めるまでになった、マックアース一ノ本社長さんのブログ。
「スキー場の数は多すぎるか?」
この中で、「練習場としてのスキー場は無くしてはならない」とおっしゃっていらっしゃいます。このご意見には私も賛成です。

 一方、メディアでもよくお目にかかる、星野リゾートの星野社長さんはこのような主張をされています。
「なぜか死なない。ゾンビと戦っている」
これは、地方のロコスキー場に、図書館や美術館と同じ意味合いを持たせて、教育機関の一部と認定。利益とは関係なく存続させなくてはならないとの発想から、税金を湯水のように注入し続けている実態への批判です。
 確かに利益を無視して運営を続けているスキー場が存在していれば、その近隣にある民間のスキー場は理不尽な戦いを強いられる。

 ゲレンデの数が減るのは、寂しいことです。しかし、共倒れになるのは、もっと残念。
悩ましい限りです。
 今、スノーヤーにできることは、足しげくスキー場に通うこと。そして、スノーの楽しさをまだ知らない人々に伝えることだと思います。
 昨シーズンに引き続き、「雪マジ19!」がじゃらんさんで展開されます。今年は参加ゲレンデも大幅に増えるとの噂も聞いています。

 このような機会を大いに利用して、若者を含めてどんどん雪山へ連れ出しましょう!
スノーを始めたきっかけで、もっとも多いのは「誰かに誘われて」です。残念ながら、今の若者は車や運転免許を持っている人は少なくなっているようです。
 少し経済的に余裕が出てきている年代の方が、今スノーを支えているはずなのでこのような方を先日ご紹介した「のってこ!」などで安価にゲレンデへ連れて行ってあげて下さい。
 
 あと、道具も買うのが大変な方の為に、使わなくなった板などをただ捨てるのではなく、FreeEasyのようなマッチングサイトを利用して、欲しい人に譲ってあげるのもひとつの手だと思います。

 
 長くなってしまいました、最後までお付き合いいただきありがとうございます。

PS.実はスキー場は、違う意味で「廃業」できない理由があるのですが、長くなりそうなので,
それはまた別の機会に。





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