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2020年06月30日

麺奏 神楽





久々の神楽。
暖簾が出ていないので「え?臨休?」と思ってしまいました(汗
でも店内に人影もあるし灯もともっていたので入店。コロナをうけての事かもしれませんが、わかりづらいです。私の後から来た客も、やっぱり「やってんの?」って感じで最初に様子をうかがってから入ってくるし。
今回は辣香まぜそば。830円。あれ?地味に値上げしてる?全体的にお値段高めになっているような気がします。半ライスサービスなのでいただきました。辣香麺にしようかと思ったんだけど、券売機が×になっていました。
カウンターは2席のみ。やはりコロナをうけての「そーしゃるでぃすたんす」ってヤツですか(笑
それほど待たずに着丼。トッピングは刻み海苔、刻み葱、メンマ、短冊に切ったチャーシュー、味玉、魚粉、鰹節、ニンニク。よく混ぜてお召し上がりくださいとのこと。麺は極細ストレート麺。茶色い粒々が見える全粒粉入り?独特の食感の麺で、美味しい。
食べ初めは辛さはそれほど感じず、旨味の方が強かったのですが、食べ進うちに辛味と痺れが徐々に蓄積されていく感じで、終盤は汗だく。それでも単純に辛いだけではないので、スイスイと美味しくいただけました。
タレがほとんど残らないので半ライスは追い飯にならず。辛さを緩和する「箸休め」的な存在でした(笑
細麺とは言え麺量はそれなりにあるし、半ライスは付くし、トッピングも充実しているので、結構お腹いっぱいになりました。
あらためて券売機を見ると味噌ラーメンのバリエーションがすごいです。味噌ラーメン、辣香味噌ラーメン、カレー味噌ラーメン、チーズカレー味噌ラーメン。味噌ラーメン推しの店だっけ?

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2020年06月25日

志のぶ 越路店





久々に志のぶ。季節柄、冷やし中華に行きたいところだけど、梅雨寒だったのでいつものように定番のワンタン麺。700円。珍しく駐車場が空いていました。店内も先客1名のみ。11時から開いてるし、昼前の早い時間帯とは言え、こんな事は滅多にない。コロナの影響?いやいや、先日訪問した時は駐車場いっぱいで断念したんだから(笑
安定の美味しさ。期待通り。新しい発見もないけど、劣化を感じる事もない。安心して食べられるってのは、良いことだ。ちょっと高いラーメンになると、麺がどうだとかスープの出汁が何だとか、「ラーメンと向き合わなきゃいけない」緊張感があるけど、何にも考えずにダラダラ食べれるラーメンって、貴重だなぁ。安心して身をゆだねきって、それこそ備え付けのマンガなんか見ながらすすってたら、いつの間にか完食って感じ。
歯応え系のチャーシュー、細メンマ、皮の大きな具のほとんど入っていないワンタン、なみなみ注がれたあっさりスープ。どれも奇をてらわないけど、抜群の安定感とバランスと美味しさ。
言う事ないです。

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2020年06月24日

太平楽 泉店





久々に太平楽。元祖の泉店の他に六丁の目店ができて、そっちも大盛況なんだけど、さらに仙台市太白区の方にも新しい店ができたらしい。太白の方は行ったことがないけど、六丁の目店は泉店とはビミョーに味が違って、個人的には元祖の泉店がお気に入り。
今まで中華そばばかりで油そばは出始めの頃に1回食べただけだったので、久々に油そば。しかも「バリ辛油そば」というのがあったので、そっちにしてみました。中華そば・ラーメン同様に「小」「中」「大」とありますが、おさらいです、「小」が他の店の並盛りと同等、「中」が大盛りと同等、「大」は特盛りなので注意が必要です。スープオフなので「中」でもいけるかなと思ったんだけど、念のため「小」にしておきました。750円。券売機制です。食券を渡す時に辛さのレベルと、ニンニクの有無と、温玉か生卵か訊かれるので、中辛・ニンニク有り・温玉でお願いしました。
こちらのお店、いつ通りかかっても行列になっています。この日は早めに行ったので、すぐに座ることが出来ましたが、続々とお客が来店。タイミングが合わなかったら行列に巻き込まれていましたね。
コロナ対策で席数を減らしたり、対策を工夫しているお店もありますが、こちらでは席と席の間にアクリル板を設置しています。カウンターはもちろん、相席用の丸テーブルもアクリル板で仕切られています。効果はともかく、これで安心感を得られる客がいるのなら、良いのではないでしょうか。
混んでいたのでちょっと待って着丼。真ん中に乗っている赤いペースト、これが辛味かぁ。油そば・まぜそば系は冷や盛りが多いイメージですが、こちらは熱盛り。海苔、葱、メンマ、刻みチャーシュー、ニンニク、温玉。タレは丼の底に沈んでいるんだろうから、まずは温玉を崩さないようにかき混ぜて基本の味を試しましょう、と思ったら・・・。底に沈んでいるタレも赤かった・・・。上も下も辛いとは!
しかしこれが、コクと旨味のある辛さで、かなり美味しい。しかし、やはり強烈に辛い。麺をすすれない。すすったらむせる。ワシワシ喰らうしかない。しかし口の中の滞在時間が長いと辛さにやられる。ゆっくり咀嚼はできないので、少量ずつ口に入れて最低限の咀嚼で飲み込む。何の修行だ?あるは罰ゲームか?しかし、美味い(笑
太麺、との事だったんだけど、細かい捻れの入った平打ち麺で、モッチリした食感。閉店してしまった「はま家 沖野店」の平打ち麺、三福の醤油らーめんに使われていた平打ち麺に似た麺を探していたけど、これは結構近いかも。この2店ほど平打ちではないけど、縮れ具合といい食感といい、近いものを感じました。相席した客が食べてるラーメンを見たら、どうやら同じ麺みたいだ。もっぱら中華そばばかり食べてたけど、今度はラーメンを食べてみよう。
肝心のバリ辛油そばも、もちろん美味しかった。しかし辛い。辛さ耐性のない人にはお勧めできないレベル。
食べ終わって気づいたんだけど、メニュー表に載ってる油そばの「バリバリ旨辛味噌」が「バリ辛油そば」の事か。券売機のボタンとメニュー表がリンクしなかったわ(笑
旨辛・味噌ではなく、旨・辛味噌だったようです。まぎらわしい〜(笑

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2020年06月20日

麺ハウス こもれ美





コロナの影響でレギュラーメニューを自粛し、背脂豚塩そば一本で営業していたこもれ美ですが、最近になってようやくレギュラーメニューの提供を開始したとの事なので、久々にレギュラーメニューをいただきに訪問。
こう言ってはなんですが、こもれ美の限定は当たり外れの振れ幅が大きくて、当たりは唯一無二の抜群の美味しさなんだけど、ハズレの時は「またずいぶんニッチでマニアックな層を狙ったなぁ」という特種な味わいの時もあります。それを考えると、レギュラーメニューの美味しさ、安定感はかなりレベルが高いと思っているのですが。
駐車場は空いていたけど店外ベンチには待ち客有り。比較的回転の速い店なので、気にせず食券を買って最後尾に並びました。券売機制。醤油らーめん。800円。今回は限定麺がなかったので、誘惑の魔の手に心揺れることなく、初志貫徹できました(笑
それほど待たずに店内へ。先に食券を渡してあるので、それほど待たずに着丼。
久々の醤油らーめん。ビジュアル的には以前と変化なしかな。チャーシューと極細メンマと葱2種類、海苔。チャーシューは巻いたバラと巻かないバラ。ふっくら柔らかくて美味しい。
麺はストレートの細麺。固めのツルモチ系で独特の食感。スープとの相性も良く、スルスル美味しい。
スープは相変わらず、出汁が何なのか不明で、似た味のラーメン屋に心当たりのない唯一無二の味わい。この味を求めてこもれ美に来ちゃうんだろうなぁ(笑
いつもながらにとてもバランスの良い美味しい一杯でした。
帰り際、最近は親方にも「まいど」って言われるし、奥様にはバイバイと手を振られてしまった。そんなに頻繁に通っているわけではないのに覚えていただいて恐縮至極。こちらこそ、いつも美味しいラーメンをありがとうございます。

11:00〜 月曜定休

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2020年06月15日

らーめん 三福





本当は違う店に行く予定だったんだけど、ちょっと時間がずれてしまって、このまま行くと混む時間にぶつかっちゃうなぁと思ったところで三福の周辺を通りかかりました。開店時間にはちょっとあるけど、予定変更して久々に三福へ。
相変わらずの人気店、開店前にすでに行列。それでも駐車場に駐めることができたので、数分並んで開店を待ちました。
今回も塩らーめん700円+ミニ鶏しお飯150円。醤油の平打ち縮れ麺をやめてしまったのが激しく残念。
しばらく待って着丼。チャーシュー増えた?バラ巻チャーシューに、巻かないバラチャーシューに、チャーシューの端切れ。
麺は白いストレートの細麺。固めの茹で上がりでモッチリとザックリの中間のような食感。
スープは今回もしょっぱめに感じました。う〜ん、店の方で味を変えたのか、それとも私の体質が変わったのか?
だいぶ暑くなってきたので冷やしメニューが楽しみです。

火曜定休 11:00〜

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2020年06月11日

大崎SOIL





最近ネットで話題のお店。
「道の駅 おおさき」内にある飲食店なんだけど、「麺ハウス こもれ美」が監修した味噌ラーメンを出しているとのこと。コロナの影響で自粛していたみたいなんだけど、最近こもれ美の親方がアナウンスしたことで実食に訪れたラオタが増えたらしく、ネットには多くの感想が上がっていました。
私も「たまたま」大崎市で仕事があったので、ちょっと足を伸ばして行ってみました。
最初は正直な話し、道の駅のラーメンが850円とか高いなぁ、と思いました。こもれ美へのマージン込みか?券売機制。味噌ラーメン以外に麺メニューは鶏中華もあるんですね。でもやっぱり「こもれ美監修」のネームバリューは強い。味噌ラーメンをオーダー。
コロナ下という事もあってか、飲食スペースはパラッとした感じで、エントランスの窓も開け放たれていました。一応、席には案内してはくれるけど、お水はセルフサービス。しかもアナウンスなし(笑
しばらく待って着丼。道の駅のラーメンにしては、なかなか立派なものが出てきました。チャーシュー2枚。結構厚い。炒め野菜はキクラゲたっぷり、モヤシとタマネギが半々。このトッピングを見ただけで850円は高くないと思いました。
麺は捻れの入った黄色い中太麺。モチモチの食感で美味しい。麺が「詰まっている」感じで弾力があります。麺量も十分。
スープは「純すみ系」と言われると正直「?」ですが、こもれ美のテイストは確かに感じます。ニンニクもショウガも効いているけど、他に判別できない複雑な旨味が混ざり合っていますね。純すみ系は脂が多いのが特徴なので、正直、夕方の胃もたれが怖かったのですが今回は異常をきたしませんでした。ひょっとして本家のこもれ美より優秀?(笑
マジメにドライブインレベルのラーメンではありません。本当に本格的で美味しい。まず古川に行くことはほとんどないんだけど、鳴子温泉に行く前に寄ってもいいかな、とは思えます。
課題は、今後も「道の駅」でこのレベルを維持していけるか、って事かな。

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2020年06月09日

imosen





諸事情あり、早めにお昼を食べなきゃいけなくなった。用のある場所から離れるわけにもいかず、行ったのはimosen。朝蕎麦やってます。11時までならかけそば・ざるそばが500円。本当はランチタイムに他の店に行く予定だったんだけど、時間がずれたのは仕方がない。以前食べたけどimosenは美味しかったし、500円で食べれるならオトク。
前回はざるそばだったので、かけそばにしようかと思ったんだけど、かけそばは温かいメニュー。この日は暑かったので、やっぱり冷たい蕎麦が食べたい。と言うわけでざるそばに。今回は卵を付けていただきました。
カウンターで注文、お冷やもセルフ、前金制ですが、前回はそこらへんの作法を知らず後払いしてしまい申し訳ないことをしました。
他にお客さんはいませんでしたが提供まではちょっと時間がかかりました。それだけ丁寧な仕事をしているという事なのでしょう。
卵は卵黄のみ。薬味は葱とワサビ。天ぷらは前回はかき揚げでしたが、今回は舞茸。舞茸嫌いなんだよなぁ。
まずは蕎麦だけいただいてみます。味わいは淡泊ですが、細くて柔らかいツルツルの食感で喉越しもいい細麺。私の好きなタイプです。つけ汁も出汁は効いているけど濃すぎず、蕎麦と薬味と調和しています。蕎麦をどっぷりくぐらせてもつけ汁の味しかしないという事はなく、上品だけど物足りなさは感じない味わい。
卵黄は崩して、蕎麦をくぐらせ、それからつけ汁に浸けていただきました。濃厚な味わいがアクセントに加わり、さらに美味しい。
最初からそば湯も付いてくるのですが、店員さんが「熱いそば湯はいかがですか?」と交換しに来てくれました。この心遣いが嬉しいね。つけ汁もそば湯で割って完飲。
舞茸は、サクッと揚がっていたし、それほど臭みも強烈ではなかったので、ちゃんと食べました。子供じゃねーんだから(笑
ワサビが本わさびを使っているのか、風味は強いんだけどそれほど辛くないので、本当に美味しいです。
うどんもあるんだけど、やっぱり私は蕎麦派だなぁ。かけそばも食べてみたいんだけど、これからの季節は暑いかな?

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2020年06月06日

らぁ麺屋 09。





店舗で食べるのは久しぶり。そんなわけで基本に還ってアゴ出汁醤油をオーダー。730円。
券売機の脇にはアルコールスプレー、店員さんもマスクで接客。「新しい日常」などと言わず、早く「本来の」生活に戻って欲しい。
お昼前の早い時間帯だったからか、客入りは半分くらい。「3密回避」という点ではこれくらいパラッとしていた方がいいんだろうけど、経営的にはこれでは全然足りないだろうなぁと心配せずにはいられない。
それほど待たずに着丼。チャーシューが変わりましたか?以前のは歯応えのある詰まったタイプでしたが、今回のは箸でほぐれるホロホロ系。ラーメンのチャーシューというイメージでは今回の方がチャーシューっぽいかな。どっちも美味しいんだけどね(笑
それ以外は変更なし。ツルモチで適度な噛み応えのあるストレートの細麺も健在。美味い。スープも一口目からアゴ出汁全開。味わいはあっさりで醤油感も控えめ、香りで食べさせる繊細なスープ。こちらも文句なく美味い。
スープまで飲み干してて、完食。今回も美味しくいただきました。
張り紙もあったし、他のお客さんとの話しからも、冷やしラーメンが近々登場するらしい?09。の冷やし、期待が高まります。

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2020年06月03日

麺ハウス こもれ美





コロナ自粛でレギュラーメニューをお休み、背脂豚塩そばのみ、時々限定麺といった変則スタイルで営業していたこもれ美ですが、今週からレギュラーメニュー復活とのこと。メニューが戻るなら行ってみようかなと思ったのも束の間、仕込みの手違いでレギュラーメニューは明日から、今日は引き続き背脂豚塩そばと、限定メニューの「大衡ショップ」のみ提供。
まぁ仕事で近くまで行くし、本当は先週で終了予定だった大衡ショップにも興味があったので行ってみることにしました。
大衡ショップとはなんぞや、と思ったんだけど、どうやら「ラーメンショップ」のインスパイアラーメンらしい。ラーメンショップは所詮チェーン店としか思っていないのでまったく興味はないので詳しくは知らないんだけど、チェーン店であるにもかかわらず、店毎に味が違うとのこと。そして今回の限定麺は、その中でも最も美味しいと評判の店を再現したとのこと。こもれ美が作るチェーン店ラーメン、これはちょっと興味がそそられます。
駐車場は数台空きがあったけど、店外の待ち合い席にはお客さんがたくさん。券売機でチケットを買って並びます。850円。う〜ん、チェーン店ラーメンに850円は高いなぁというのが正直な感想。まぁこもれ美は基本的にどのメニューもお値段高めだけどね。食券を渡す時に醤油か塩か選ぶシステム。基本に忠実に醤油でオーダー。
しばらく待って店内へ。それほど待たずに着丼。
ん〜?これがラーショのラーメン?もっとチープなものを想像してたけど、結構ちゃんとしたラーメンが出てきたぞ?
トッピングは太めの白髪葱、チャーシュー、キクラゲ、ワカメ、海苔、背脂。あれ?ここにも背脂?麺は中太のストレート麺。結構詰まった食感の麺です。
食べてみると、やっぱりラーショのチープ感、大衆感はないですねぇ。こもれ美的解釈のラーショのラーメンは、こうなるのかな。そりゃ850円にもなるわな。
ただですね、スープのトンコツ感といい、キクラゲをトッピングに使うあたりといい、背脂が結構入っている事といい、最近出した限定麺のハイブリッドな印象がなきにしもあらず。まぁこういうアイディアもアリっちゃアリだけど。だからってわけでもないんだろうけど、卓上調味料は充実していました。せっかくなので使ってみたのですが、醤油漬けニンニクが一番合いますね。それと粗挽き胡椒。これを入れると一気に味わいがチープになります(笑
少しは記憶にあるラーショのラーメンに近づいたかもしれません。
冗談はさておき、美味しくいただきました。やっぱりアレかな、ラーショ感を出すには、もっと無駄にデカイ丼が必要だったかな(笑

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2020年06月02日

めんや 薫寿(ことぶき)





すごーく久しぶりに薫寿へ。他の店に行こうかと思ったんだけど、時間的な問題もあり、近隣の人気店が混んでいたこともあり、久々にこちらへ。コロナの影響なのか、混んでいませんでした。
看板にもあるように鯛出汁ラーメンのお店。鯛出汁と言えば、人気の大行列店・名取の「麺舞杉のや」、閉店してしまった市役所側の「磯ノ宮」を思い出します。どちらも美味しかったけど、薫寿は以前食べたことがあるはずだけど記憶がありません。とは言え、この界隈のお店は移り変わりが激しいにもかかわらず、依然として「薫寿」として営業を続けているんだから一定の支持は得られているという事なのでしょう。
基本に忠実に、鯛出汁塩ラーメンをカレーライスとのセットでいただきました。980円。高い。単品でも770円。強気な値段設定。あの大人気行列店の三福ですら丼ものとセットで850円ですから、もちろんそれに見合ったクオリティを期待します。
それほど待たずに着丼。トッピングは丸麩、あおさ海苔、白髪葱、チャーシュー、角メンマ。麺はストレートの細麺で全粒粉入り?スープは熱々。煮干し出汁やアゴ出汁、鰹出汁は、結構主張が強くて「これはアレ」とすぐピンとくるのですが、鯛出汁は普段食べ慣れないからか「へー、これが鯛出汁かぁ」レベル。それが鯛出汁じゃなくても、たぶん気づかないんじゃないかな(笑
美味しいのは美味しいんだけど、これといって個性を感じません。麺も然り。自家製麺とのことだけど、悪いけど普通の細麺かな。確かに食べやすいし万人向けではあるけど、抜群に美味しくてこの店ならではのアピールポイント、ってのが見つけられない。
と言うか、決定的にダメだったのは「お好みでスープに混ぜてください」と出されたワサビが小分けパック製品だったって事。この時点で店のレベルが推して知るべし。ワサビの良し悪しがわかるかどうかはさておき、これで小瓶で出されるとか、小鉢で出されるならまだしも、完全工業製品の小分けパックワサビを出された時点で、この店のスープへのこだわりのなさが証明されたようなもんです。スープを大切に思うなら、完全工業製品のパックワサビなど出さずに、スープに合うであろう厳選ワサビを出すだろう。すなわち、完全工業製品のパックワサビでも十分なレベルのスープでしかないという証明みたいなもんだ。
メニューにいろいろウンチクを書いても、こういうところで馬脚を現しちゃダメだよなぁ。
コスパの良し悪しを考慮せずにはいられないんだろうけど、ワサビを提供するなら「ひろせ」を見習ってもらいたいね。
そんなわけで、もう行かなくてもいいかな、この店には。半カレーは結構美味しかったけど、海味家のミニカレーよりも量は少ない。海味家のように、ラーメンとカレーの2本柱で行くならカレーライスを食べに行ってやらなくもないけど、作り手が愛情を感じないラーメンは勘弁してほしいかな。

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車移動の営業のため、ランチタイムは結構自由になります。一方で駐車場がないお店は行きづらいのが難です。 加齢でだんだん食が細くなってきたけど、美味しいランチ、評判のお店を探して東西南北、走ります。
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