2013年09月01日
東京オリンピック誘致と原発汚染水
東京オリンピック誘致、日本はもちろんとても積極的ですね。
他の候補地よりも治安や経済的な面での安心感で、かなり優位
と日本では報道されています。
ただ、東京オリンピックよりも報道しなければならな事があるのでは?
とマスコミに疑問を持っています。
原発からの汚染水流出です。
日本では、驚くほど報道されません。
政府も東電に「しっかりしろ」と言うだけ。
新聞で「森元首相は福島第一原発の汚染水報道で
東京誘致実現が不透明になってきたという認識をし示し、
汚染水報道は東京招致に対する
欧州のネガティブキャンペーンだと批判している。」
という報道がのりました。
政府は、もし主導しても解決できなかったらダメージが大きい為、
今のところ東電のせいにしておこうと考えているように見えます。
マスコミの原発に関する報道は極端に減り、
芸能人がどうだとかこの夏がどれだけ暑いかばかり。
「こんな報道している場合?」と思うことも。
例えば今年、中国のPM2.5について、日本は毎日大騒ぎしました。
「ともかく怖い!迷惑!」という感じ。
しかしこの福島の汚染水流出は、他国に不安や不満を募らせるのに
PM2.5より重大と思われやすい事件です。
放射能とPM2.5では聞いた印象が全く違います。
しかも海は全世界につながり、遠くアメリカや各国沿岸にまで
実際漂流物が届いているのですから。
他国からしたら、たまったものではありません。
私はまずこれを東電にだけ任せるのではなく、
有識者や政府が協力し、他国の助けも借りてでも収束しする事が
今一番重要ではないかなと思います。
もしもチェルノブイリ原発事件の3年後で収束していない状況で、
「原発から250km離れた所で今度ロシアの復興への願いも含めて、
オリンピックを開催するので来てください。」と言われて
不安に思わない人はいるんでしょうか?
オリンピックで他国の選手や観客を呼ぶからには、
こんな大きな疑問や不安を残したままであるのは無責任です。
何かあれば、日本への評価は著しく低下し、更なる悪影響。
また原発周辺地域の住民は、オリンピック誘致と汚染水流出であれば
どちらに資金や時間を使ってほしいと思っているでしょう。
原発報道では風評被害という言葉を目にしました。
しかし一部報道では日本製品(製造機械)から
基準値以上の高い放射能が検知され、
ある国では輸入全面停止になったという事例もあったようです。
それも日本ではほとんど詳しく報道されなかった。
ネットと評論家が一部話したのみでした。なので真偽がわからない。
低い放射能で他国に拒否された事例は多く報道されたにもかかわらず。
逆に、「大げさね」といわんばかりの印象をうけました。
逆の立場であれば日本人はやはり輸入停止に踏み切ると
思います。
あまりにも「風評被害」という言葉が一人歩きして、心配を口にだすと
非人道的な人間のように言われそうな雰囲気になってしまいました。
結局現在の日本の状況は、これまで多発した事もなく、
誰もはっきりしたことは言えません。
「わからないけど大丈夫」というよりは、
「わからないからできるだけ最悪の状況を考えて対応する」
というスタンスでいるべきだと思います。
ちなみに私の母は、一度福島を訪れたいと話しています。
年齢が年齢なので、
「私達年配の人間はいいけど、わからない以上は
孫やあななたちは行かせない」とも言われました。
年齢や思い、考え、思想は人それぞれです。
良いも悪いもないのです。
私は海外在住時、海外と日本では異なることも多々見ています。
国の立場で見る視点は異なることは重々承知です。
ただ今回のEU報道がネガティブキャンペーンだとしても、それを報道し、
裏付けのある反論ができるなら日本はすべきだと思います。
私の周囲でも「オリンピックどころじゃないのになぜ報道しないんだろう?」
と疑問を持つ人は多いです。
他の候補地よりも治安や経済的な面での安心感で、かなり優位
と日本では報道されています。
ただ、東京オリンピックよりも報道しなければならな事があるのでは?
とマスコミに疑問を持っています。
原発からの汚染水流出です。
日本では、驚くほど報道されません。
政府も東電に「しっかりしろ」と言うだけ。
新聞で「森元首相は福島第一原発の汚染水報道で
東京誘致実現が不透明になってきたという認識をし示し、
汚染水報道は東京招致に対する
欧州のネガティブキャンペーンだと批判している。」
という報道がのりました。
政府は、もし主導しても解決できなかったらダメージが大きい為、
今のところ東電のせいにしておこうと考えているように見えます。
マスコミの原発に関する報道は極端に減り、
芸能人がどうだとかこの夏がどれだけ暑いかばかり。
「こんな報道している場合?」と思うことも。
例えば今年、中国のPM2.5について、日本は毎日大騒ぎしました。
「ともかく怖い!迷惑!」という感じ。
しかしこの福島の汚染水流出は、他国に不安や不満を募らせるのに
PM2.5より重大と思われやすい事件です。
放射能とPM2.5では聞いた印象が全く違います。
しかも海は全世界につながり、遠くアメリカや各国沿岸にまで
実際漂流物が届いているのですから。
他国からしたら、たまったものではありません。
私はまずこれを東電にだけ任せるのではなく、
有識者や政府が協力し、他国の助けも借りてでも収束しする事が
今一番重要ではないかなと思います。
もしもチェルノブイリ原発事件の3年後で収束していない状況で、
「原発から250km離れた所で今度ロシアの復興への願いも含めて、
オリンピックを開催するので来てください。」と言われて
不安に思わない人はいるんでしょうか?
オリンピックで他国の選手や観客を呼ぶからには、
こんな大きな疑問や不安を残したままであるのは無責任です。
何かあれば、日本への評価は著しく低下し、更なる悪影響。
また原発周辺地域の住民は、オリンピック誘致と汚染水流出であれば
どちらに資金や時間を使ってほしいと思っているでしょう。
原発報道では風評被害という言葉を目にしました。
しかし一部報道では日本製品(製造機械)から
基準値以上の高い放射能が検知され、
ある国では輸入全面停止になったという事例もあったようです。
それも日本ではほとんど詳しく報道されなかった。
ネットと評論家が一部話したのみでした。なので真偽がわからない。
低い放射能で他国に拒否された事例は多く報道されたにもかかわらず。
逆に、「大げさね」といわんばかりの印象をうけました。
逆の立場であれば日本人はやはり輸入停止に踏み切ると
思います。
あまりにも「風評被害」という言葉が一人歩きして、心配を口にだすと
非人道的な人間のように言われそうな雰囲気になってしまいました。
結局現在の日本の状況は、これまで多発した事もなく、
誰もはっきりしたことは言えません。
「わからないけど大丈夫」というよりは、
「わからないからできるだけ最悪の状況を考えて対応する」
というスタンスでいるべきだと思います。
ちなみに私の母は、一度福島を訪れたいと話しています。
年齢が年齢なので、
「私達年配の人間はいいけど、わからない以上は
孫やあななたちは行かせない」とも言われました。
年齢や思い、考え、思想は人それぞれです。
良いも悪いもないのです。
私は海外在住時、海外と日本では異なることも多々見ています。
国の立場で見る視点は異なることは重々承知です。
ただ今回のEU報道がネガティブキャンペーンだとしても、それを報道し、
裏付けのある反論ができるなら日本はすべきだと思います。
私の周囲でも「オリンピックどころじゃないのになぜ報道しないんだろう?」
と疑問を持つ人は多いです。
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