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2017年01月09日

アミタール(自白剤)

アミタールインタビューというものが昔は存在したらしい

IMG_1535.PNG


アミタールという麻酔薬を静脈注射することで脳のある部分が抑制され、質問に対して素直に答えてしまうというもの

「アドルフに告ぐ」手塚治虫
「ゲート」柳内たくみ
上記の漫画でみかける。

オウム真理教でも使っていたとか

そんな都合の良い薬が本当にあるのか?と調べてみると、アミタールという麻酔薬は確かに存在する。

脳神経外科における和田テストで用いられていた麻酔薬がアミタール(一般名:アモバルビタール、商品名:イソミタール)である。

「用いられていた」というのは現在の日本では製造中止となっているためである。

和田テストはアミタールテストとも呼ばれていた。脳の優位半球を調べるテストであり、アミタールインタビューとは異なる。

とにかく、アミタール(自白剤)は存在する。

ではその効果はどうか?本当に都合良く自白してくれるのか?

自白してくれるとして、どんなメカニズムで自白するのか?

結論として、「たまたま自白した」といえる。

そもそもアミタールは鎮静剤である。

脳全体の神経を鎮め、微量であれば不安や緊張を緩和する作用がある。

不眠症などに対して錠剤で処方されたりしていた。

アミタールが体に入るとリラックスするのだ。

アミタールの血中濃度に反比例して、リラックス→ボーッとする→傾眠→睡眠と意識レベルが低下していく。

ボーッとして判断力や注意力が低下した段階で質問してみると自白することがある。

つまり、酒飲ませて情報を引き出す方法となんら変わらないってことだ。

メリットとしては…アミタールの最高血中濃度到達が2〜4時間であり、注射で容易にコントロールできる。そのため、強引に自白させたい時にはお注射すれば良いというものがある。わざわざお酒の席へ招待する必要も無いし、泥酔すると自白どころでは無くなるという心配も無いというわけだ。

その程度。

なーんだつまんねーの

でもま、麻酔分析なんて言葉もあるからまだ調べてみる価値はある。







メモ:和田テストの必要性

脳腫瘍やてんかんの治療により脳細胞摘出術を施行するにあたり、摘出部位が優位半球であるかどうか判断する必要がある。

なぜなら、優位半球には言語野が存在し、手術により言語障害が生じるリスクがあるためである。

言語障害のリスクの有無は、手術を受ける患者に対する説明責任として重要である。

手技として鼠径の大腿動脈から内頸動脈までカテーテルを入れる必要がある。

この手技は脳血管の太さや脳血流を評価する検査(アンギオ)と同一の手技であるため、この検査のついでに和田テストができる。

摘出手術前に摘出部位の血管・血流・優位半球を同時に調べることができる。
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