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世界のカエル・両生類展

カエルにくぎ付け
各国のカエルやイモリを紹介する「世界のカエル・両生類展」が、板橋区立熱帯環境植物館で開かれている。
今年は国際自然保護連合(IUCN)などが提唱する「国際カエル年」。会場には、アフリカ南東部のサバンナに生息する体長約20センチのアフリカウシガエルなど、生きたカエルとイモリ計35種65匹を紹介。絶滅の危機にある種についての説明パネルも。

以上、2008年10月25日読売新聞より引用。

行こうと思っていたのに行き損ねてしまった…(×〜×;)世界のカエルと出合えるチャンスだったのに。。。
国際カエル年のせっかくの企画だったのに残念でならない。

憩いの場、工事開始。

工事開始。近所の古い団地の建て替え工事がついに始まってしまった。
木を切り倒していたのでもうすぐかな…と思っていたら遂に。。。
2006年4月17日〜19日の「春探し!」と(勝手に)題した写真の花などは、一部、ここの団地の敷地及び周辺で撮影したものだったのだが、それら草花もすべていなくなってしまった。何だか物悲しい。
頑張ってヘビイチゴを撮ったのもここだったのになあ。(´Д⊂
下の写真の左端に写っているシルエットの大きな木も切られてしまい、ここから見える夕焼け空も変わってしまった。
この木のシルエットと空のグラデーションが藤城清治さんの創る世界と似ていて綺麗だったのだけど。

空
ちょっとした雑草と呼ばれる草花が生えているようなところが少なくなった。
開発されることで、どんどん変わっていくのは仕方のないことなのかもしれないが、コンクリートで塗り固められた場所ばかりでは、季節の移り変わりも感じられない。
多分この場所も、土らしい場所はなくなって、コンクリートで固められた地面の片隅で申し訳なさ程度に草が顔を出すんだろう。

似たり寄ったりの木や植木をちょこっと植える程度で緑化しているというのも何だかなあと思ってしまう。
園芸種とは違う野生の草花がひょっこりと季節ごとに顔を出すのが楽しいのだ。
庭で育てられている花や花屋で売っている切花とは違って、雑草類には華はないかもしれないが、
よくよく覗いてみると、とても愛らしい花を咲かせていたりする。
オオイヌノフグリのように密かに小さな花をつけ、持ち帰ろうと試みるとポロリと花が落ちてしまう、
そういう何気ない花がぽつぽつと咲いている姿が本当の自然の美しさなのではないだろうか。

カーボンフットプリント(炭素の足跡)

英国 商品のCO2排出量明示  温暖化防止へ「炭素の足跡」運動
フードマイレージの発祥地、イギリスでは、ロンドンのシティ大学のティム・ラング教授が1990年代に
提唱した「フード・マイル(フードマイレージ)」の考え方が、さらに幅の広い環境運動に発展している。
ロンドンの街角に立つ大手スーパー、テスコ。商品棚から洗剤を手に取ると、足跡のマークが印刷され、
その中心に「750g CO2」と記されていた。
1回の洗濯に使われる量の洗剤が、製造から消費されるまでに二酸化炭素(CO2)を750グラム排出する
という意味だ。水温30度で洗えば、40度よりCO2を160グラム減らせる、ともある。
念入りに商品を物色中のある女性会社員は、「数字の高い商品はなるべく避けます」と話していた。
これは、2007年に始まった「カーボンフットプリント(炭素の足跡)」と呼ばれる運動だ。
商品が作られてから、運ばれ、消費されて捨てられるまで、CO2をどれだけ出すかを商品に表示する。
消費者が数字の低い商品を選ぶように促し、地球温暖化の防止に役立てることが狙い。
メーカーも数字の低い商品を作ろうと努力する。
政府が中心に設立したカーボントラスト社の呼びかけで、現在はテスコなど約20社がこの運動に参加し、
消費者は、この数字を手がかりに、よりCO2の排出が少ない商品を選ぶようになっている。
イギリスは今、フードマイレージの先進地として、英国企画協会(BSI)が中心となり、国際的な基準を作って、この運動を世界に広げようとしている。

以上、2008年11月16日読売新聞より引用。


日本にはこういう発想をする教授はいないのかな。いたとしてもそこまでの影響力を持っていないということなのか。
昔の日本の暮らしを考えると、質素だけれど大変に無駄の少ない、ゴミを出さない生活だった。
そこに欧米の生活が流入して、大量生産・大量消費が当たり前の世の中に変わった。
日本は先進国の一員になった!と喜んだけれど、これはゴミを大量に出すことに先進的な国になった、
というだけなのかもしれない。そうであるならば、たくさんゴミの出る暮らしを踏襲し続ける現・我われ日本人は、
地球温暖化防止のための良いアイデアを生むだけのオツムがなく、お留守状態になっているので、
昔の日本を思い出さない限り、素晴らしい改善は望めない可能性もある。
欧米化された生産・消費・廃棄の構造に対しては、欧米による対策に頼るしかない、のでは何だか悲しい話。

それはさせおき、「炭素の足跡(カーボンフットプリント)」運動はぜひ日本でも実施するべき運動だ。
今のところ、私たちの食物購入基準にCO2は入っていない。国産か外国産か、高い・安い、美味い・不味い、製品ブランド…と最近では安全性の有無も購入基準になっていると思う。産地を選ぶことはCO2と深く関係しているけれど、現在のところCO2削減のために産地を選んでいるわけではない、という人のほうが多い。
CO2排出量の表示がなければ、比べることもできないので、消費者の側としては選択の余地がなくなっている。
しかし、生産(製造)側がCO2排出量の表示さえしてくれれば、CO2排出量の少ない商品を買おうという選択肢が増える。

一人ひとりのCO2排出量は微々たるものであっても、それが全部足されれば、当たり前のように物凄い数値になる。
企業が製造過程でのCO2排出量を削減をすることも重要だけれども、日々の生活で一人ひとりが気を付けることができれば、莫大な量のCO2を大気に放出することもなくなる。1億人が1人1円ずつ出すと1億円になるのと同様に、1億人が1人1グラムずつCO2排出量を減らすと1億グラム(=100トン)のCO2を削減できる。
消費者には、何か目で確認できるようなもの、「炭素の足跡」のような指標が必要なのだ。
数値を目の当たりにすることで、よりCO2を身近に感じられる。
例えば、記事の洗剤のように、使用の仕方によってCO2の排出を抑えられるのが分かると、自分もCO2排出量を削減することが出来た、CO2削減に貢献できたという達成感や満足感も得られるのではないだろうか。
日本でも早急に、「フードマイレージ」や「炭素の足跡(カーボンフットプリント)」運動を導入して欲しい。

フードマイレージ

フードマイレージを減らそう
「食べ物の重さ×運ぶ距離」で計算  輸入多い日本 仏の9倍
10月19日、東京・日比谷公園で、国産の食べ物を大切にしようと呼びかけるイベントが行なわれた。
国産食品は、輸入食品よりも値段は高めだが、作っている人の顔が見えやすく、安心感が高い。
産地から食卓まで運ぶ距離が、ずっと少なくてすむのも利点だ。
運ぶ距離が長いほど、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を出し、温暖化を進めることになるからだ。
ただ、どんな食べ物で、どれだけCO2が出ているかは分かりにくい。
そこで、食べ物の重さと運ぶ距離をかけ合わせた「フードマイレージ」という考え方が、今から15年ほど前にイギリスで生まれた。フードマイレージが少ないほど、環境に優しいことになる。多くの食べ物を輸入に頼っている日本は、ほかの国に比べ、とびぬけてフードマイレージが高い。
農林水産省が試算した2001年の国全体のフードマイレージをみると、日本はアメリカや韓国の3倍、イギリスやドイルの5倍、フランスの9倍にもなる。国産の有機野菜などを宅配している「大地を守る会」(藤田和芳会長)は、食べ物の種類ごとのフードマイレージを計算している。国産と輸入それぞれ代表的な産地から東京まで、船や飛行機など、運ぶ手段もふまえて数値を出した。
日比谷公園でのイベントでは、国産の豚肉を使ったフランクフルトと、輸入した豚肉のフランクフルトを並べ、それぞれのフードマイレージを表示した。「国産は1本あたり0.2グラムしかCO2を出さないのに、輸入だと1本で35グラム。200倍近くも違うんです」と藤田さんが説明する。
大地を守る会は、フードマイレージと、車の使用などで出るCO2を比べやすいよう、CO2 100グラムを1poco(ポコ)という単位で表している。フランクフルトの場合、輸入せずに国産でまかなえば、1本で0.35ポコ減らせる。
冷房を1時間ガマンすると0.3ポコなので、それ以上の削減効果だ。
「食べ物の産地に気をつけ、なるべく国産品を食べることで、大きな省エネルギーにつながる」と藤田さん。
同会がフードマイレージを特集したホームページ(http://www.food-mileage.com/)を調べると、種々の食べ物について、輸入と国産でフードマイレージにどれ位差があるかがわかる。

足跡輸入食品は国産食品に比べ、運ぶとき発生するCO2が極めて多い
食品食パン1斤分の小麦豆腐1丁分の大豆うなぎ1尾ブロッコリー1房アスパラガス1本大根1本レタス1個ネギ1本りんご1個
国産35g45g30g11g0.8g139g14g0.8g27g
輸入145g204g630g103g341g286g205g23g110g
※大地を守る会が、代表的な産地から東京までを輸送手段もふまえて計算したCO2排出量

以上、2008年11月16日読売新聞より引用。


下矢印小麦100gをアメリカから輸入した場合と北海道から輸送した場合の比較。クリックすると分かります。

  クローバーフードマイレージ・キャンペーン food mileage.com http://www.food-mileage.com/



だいぶ以前にイギリスのフードマイレージを紹介する番組を観た。
番組で取り上げられ紹介されれば、日本にも広まるだろうと思っていたのだけれど、今のところその気配はない。
「フードマイレージ」の計算をして表示をするだけなので、大手でなくとも、地元商店や小さいスーパーで展開できるはずなのだけれど、そちらも反応はない。小さいところほど、こういうちょっとしたことをどんどん取り入れて、アピールしてゆけば良いと思うのに。商店会を再生させたり商店街を活性化させるのに、フードマイレージは大いに役立つはずだ。食品販売関係者がまったくこの番組を観なかったとは思えない。このひと手間を省いているようでは、環境保全だとか温暖化防止だとかCO2を削減しようなんて叫んだところで、何だか口先だけに感じてしまう。
大地を守る会の方々がフードマイレージという考え方を浸透させようとしてくださっているというのに、これで反応する企業がなければ、せっかくの活動も水泡に帰してしまう。
消費者としては、とにかく国産を選ぶこと国産品を食べることをするしかない。(産地偽装されてしまうとそれまでだけれど)。外食するときやお菓子などの加工食品を買うときには、国産かどうか分からなくて困ってしまうこともあるかもしれないので、生産者と販売者側でしっかりとした産地や原材料の表示をして、フードマイレージを導入してくれないかな、と思う。

今年はFOX星人を作ってみた。

FOX星人’sFOX星人たち。
ハロウィンカードにも登場しているのだ。
因みに絵のFOX星人が先で、これらを作ったのが後。
カボチャもいいけど、この実で作ったやつも可愛いキラキラ








ハロウィンカードイラストは"PORTFOLIO"でご覧になれます。

フンコロガシCO2抑制

フンコロガシ CO2抑制
畜産大国オーストラリアで、ハエの大量発生を抑える目的で、かつて輸入されたフンコロガシが脚光を浴びている。餌の家畜の糞を地中の巣穴に運び入れる虫の習性が「環境に優しく、経済的」だからだ。
*オーストラリア
南オーストラリア州のビクターハーバー。肉牛約500頭を放逐するマーク・ヒギンズさん(54)の広大な農場で、体長約3センチの黒光りする甲虫が牛糞の塊を転がしながら巣穴に運び込んだ。
「この巣穴が環境保全に役立つのです」
豪連邦科学産業研究機構の元研究員バーナード・ドウブ博士(63)は、こう言って目を細める。牛糞は、ハエや病原菌の繁殖につながり、牛肉生産にも悪影響を及ぼす。だが、ひとたび地下に運び込まれると、ハエが減るだけでなく、糞が土壌に定着して肥料となり、牧草の生育を促す。当然、化学肥料より環境負荷も小さい。
直径約2センチ、深さ1メートルに達する巣穴を作る虫の恩恵は、それだけではない。CO2を蓄える土壌の能力が2.5%上昇する、といった効果も確認された。
豪州は1950年代、「ハエ害」対策として、国費を投じて研究を開始。
アフリカや南欧で選んだフンコロガシ53種の卵を輸入し、これを掛け合わせながら23種を農場に導入した。ハエは激減したが、目標達成で国費研究は80年代末に打ち切られ、益虫は「忘れ去られた存在」となった。
だが、原油価格高騰のあおりなどで化学肥料の価格が急騰したのを機に、農家が見直しを始め、商社「ソイルカム」によると、今年は9月までに、すでに例年の1.6倍の需要があった。
5年前に400豪ドル(約2万6000円)で1000匹購入したヒギンズさんは、「フンコロガシを買い足し、化学肥料をゼロに近づけたい」と期待する。

以上、2008年11月3日読売新聞より引用。


ハエの害を抑えるだけでなく、CO2抑制にも繋がるなんて、フンコロガシはすばらしい。さすが、スカラベ・サクレ。
化学肥料は使い続ければ土が駄目になってしまう。しかし、フンコロガシなら土壌能力をも上げてくれる。
フンコロガシ様様だ。でもこれってもしかしたら当たり前のことなのでは?
ここ数十年で機械や化学が進歩して農家のやり方が劇的な変化を遂げた。その変化は自然環境を無視した人工的なものばかり。害虫だの害鳥だのを寄せ付けないように奮闘した結果、自然界の生き物が見向きもしないような化学物質まみれの食べ物が出来上がった。
こんな不自然なため物が体に良いわけがない。そんな不自然な環境で育ったものって、本当に食べられる物なのかって思ってしまう。
自然界のさまざまな生き物が連鎖し合って生きているからこそ、人間の農業活動もその恩恵を受けて、うまくゆくというものだ。糞を必要としているフンコロガシと牛との共存は必然の光景といっていい。牛農場にはフンコロガシはもってこいの存在だ。牛にも自然にも地球にも、そして人間にとっても、フンコロガシによる自然の循環はありがたいこと。
これからは、田んぼも畑も農場も、化学肥料に頼らずに、自然の生き物たちと共に、環境にも体にも良い食べ物を作ることが出来るよう、昔ながらの方法に戻してゆくのがいちばん良いと思う。

↓フンコロガシ(スカラベ)のことは『ファーブル昆虫記』第1巻に詳しい。
ファーブル昆虫記〈1〉ふしぎなスカラベ (集英社文庫)
完訳ファーブル昆虫記(第1巻)上
完訳ファーブル昆虫記(第1巻)下
 
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