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ロバート・キャパ写真展

ローバト・キャパ展調布市文化会館たづくり1階展示室の無料で入場できるローバト・キャパ写真展へ。
キャパの写真が展示されているのを見るのはおそらく2度目。1999年に渋谷Bunkamuraで行われた写真展でお目にかかっているはず。あとは家にある写真集と『ちょっとピンぼけ』に載っている数枚の写真で。
“ローバト・キャパ”=偉大なる戦争写真家!のイメージがあるけれど、実際はかなり庶民的なところのある人で『ちょっとピンぼけ 』を読むと、彼の人間味溢れる人柄というか性質がよくわかる。素直に人間らしい人間で親しみさえ覚える、そんなタイプ。そんなわけで私は勝手ながら彼を敬愛しているのであります。
展示の頭がワルシャワ・ゲットー跡地で、丁度ホロコーストやアウシュヴィッツなど、強制収容所関連の本を読んでいる私としては「キャパはワルシャワ・ゲットーを、その跡地を訪れ知っているのだ…」としみじみ感じ入てしまった。キャパ自身もユダヤ人であるのに、よくヨーロッパ戦線の写真を取り続けられたなとも思う。
死と隣り合わせ、命を張って撮ったものが歴史的事実として現代の私たちにまで伝えてくれている。
一枚の写真に当時の状況が如実に表わされ、言葉よりも多くのことを物語っている。
その一枚一枚は本当に貴重な歴史的財産だ。
人類の不の歴史を一瞬ごとに切り取ったのがキャパの写真。それらは人間の良いところも悪いところも、善悪の転換も残していると思うのだ。――やはりロバート・キャパは偉大だな。
【ロバート・キャパのこと】
本名エンドレ・フリードマン。
1913年 ブタペストで生まれる
1936年 "ロバート・キャパ"の名前で写真を発表し始める
1939年 ニューヨークへ渡る
1943年 チュニジアよりWWIIの連合国軍の戦闘を撮影
1954年5月25日 インドシナ戦線取材中に地雷を踏んで死亡
2005年11月12日[土]〜12月11日[日] 〒182-0026 東京都調布市小島町2-33-1 調布市文化会館たづくり

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