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2016年10月27日

守られて生きている幸せを感じた二週間

母の二十三回でした

今年は、実母の二十三回忌。
家族だけで法要を済ませました。

私は三人姉妹です。
法事は結婚し遠くに住んでいる姉と、車で2時間ほどのところに住んでいる妹夫婦に来てもらい行いました。

私の姉妹は結婚していますが子供に恵まれず。
二人とも、義実家、夫婦共にいろいろありながらも、しっかりと結婚生活を送っています。
唯一、子供に恵まれた私がこのような形で、出戻り、高齢の父に心配をかけながら生活していることが申し訳ない気持ちもあります。

でも、長年悩みつつも耐えながら頑張っていたことも知っている姉妹が、大きな決心の背中を押してくれたことも事実。
我慢だけがいいことじゃない、子供のためにも決心することもいい選択だと後押ししてくれました。

遠くに住んでいる姉は2年ぶりの帰省。
義実家の母の面倒を良く見て、仕事で忙しい旦那様をよく支えているいい嫁だと思います。

すっかり義実家に頼りにされている嫁ですから、なかなか帰省できないんです。
法事があった時はチャンス。
なかなか帰れないので、その時は長い滞在が許されるんです。

長男も次男も、そんなおばちゃんと一緒に生活するのは初めて。
二日ぐらい遊びに来ることはあっても、一緒に生活する感覚ではありませんからね。

今回は、私が仕事に出ていることもあり、姉がいない時間の家事と子供たちの世話をやってくれました。


優しさのない人々に囲まれた生活

別居する前は・・・
旦那の実家はすぐそばにありました。
でも、困った時でもあてにすることは出来ませんでした。
それには、大きな理由が二つありました。

義母は、普通のおばあちゃんのようなことをしたがり、孫の面倒を見たがりましたが、すぐに面倒くさくなる人でした。
面倒を見るということは、たまに遊びに来るのとは違います。
わがままを言われたり、反抗されたり・・・
子育てをした経験がある人ならわかっているだろう状況も、全く対応ができない人。
ただ、子供に振り回され、できない!やめた!と簡単に投げ出すのです。

次男が生まれた時やその後入院した時など、長男の面倒を見たがり張り切りましたが、一日でこう言いました。
「私の産んだ子じゃないからわからない、無理、できない!」と。

面倒くさくなった義母に厄介者扱いされた長男は、小さい時の記憶なのに今でも覚えているようです。

もう一つの理由。
一時期、そんな調子で「孫の面倒を見たがるブーム」のような行動をとっていた義父母。
そんな義父母の行動に応える形で、何度か子供たちを預けていると旦那にこういわれました。
「自分の親でもないのに、子供を預けて図々しい!」と。
私の中では全く考えもしない言葉でした。

面倒を見たいというわりには、すぐ飽きらかす義母。
預ける経緯も知らずに、簡単に批判してしまう夫。

正直、どこからそんな発想が出てくるのか不思議でなりません。
私が育った環境の中で、大人が子供を面倒くさがる人はいなかったからです。
自分の子供じゃなくても困っている時はお互い様、誰かのために手助けするのが普通でした。
私の親戚付き合いの中や、ママ友の間でも、「面倒くさい」なんて言葉は聞いたことはありませんでした。


大人は優しい存在なんだって気付いた?


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そんな調子でしたから、子供たちは、母親以外に身の回りのことを気遣いしてもらったことがありません。
積極的に手を差し伸べてくれる大人が、母以外にいて、当たり前のようにやってくれることに、小さな驚きがあったようです。

例えば、どんな食べ物が好きなのか、日課にしていることはなんなのか・・・。
普段の何気ない会話からヒントをえて、姉がそれに答える行動をする。
子供にとっては、思いがけない気遣いがそこにあり、自分を見ていてくれる大人の存在を実感するんです。
それが、安心感につながる。

私ができない時間帯に、姉は十分すぎるほど母の役割をしてくれました。
どんな小さなことでもいいから、大人は子供に安心感を与えなきゃならないと思っています。
身近な人なら尚更です。
守ってもらえているという安心感がなく育った子供は、大人になっても不安定な心を抱えるものです。
自分自身を認められない、愛せない人間になってしまい、負の心を奥底にかかえて過ごすことになります。

だから、姉が見守る大人として、自然に振舞ってくれたことがとても有難かったんです。

長男もそれをすごく感じていて、姉に対して安心感を強く感じていました。

「おばちゃんがいる生活、いいね!」
「5人でご飯を食べるのが楽しいね。」
「おばちゃんが好きなものをつくってくれてうれしかったよ」
ちゃんと言葉にして伝えていました。

二週間の滞在を終え自宅に帰ってしまった後は、姉が使っていた部屋がぽっかりと空いているのを見て
「おばちゃんがいないと寂しいね」と。

身近な大人は義実家の大人たちしか知らない我が家の子供たち。
子供ですら理不尽さを感じることが多かった義実家の人々。
「いつもばあちゃん(義母)に面倒くさがられて𠮟られた」
「俺の顔を見ると説教か嫌味か自慢話しかしないから、じいちゃん(義父)に会いたくなかった」
・・・長男は嫌な記憶が湧き上がってくるようで、姉がいる間は何度も過去の苦しさを吐き出していました。

それとは真逆な姉の言動に、ついつい思い出してしまったようです。
逆を返せば、今の僕たちはこんなに大事にされているんだって。

辛いことがたくさんあったけど、今からでも取り戻せると思っています。
将来、心にたくさんの幸せを持って親離れしていければ、こんなにうれしいことはありません。


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