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posted by fanblog

2017年02月06日

先日のテレビ番組を見て〜思うコトあれこれ

記憶を失ってしまった、二人の若い男性の身元を探す番組を見ました

勝手ながら、番組を見ながらいろいろと、この若者の人生を想像してしまいました。
紹介されていたのは、二人のまったく違う地域で保護された男性でした。

男性ということもあり、なぜか自分の子供たちが大きくなって、大人になりかけた時を想像してしまいました。

番組の中では、身元がほぼ特定されるような情報が寄せられていました。
それによると、記憶を失った当時は、まだ十代だったようです。
高校を卒業したばかりのような時期だったようです。
それに情報を寄せた人の話からいっても、複雑な事情があるような印象でした。

そんな事実が分かるに従い・・・
私が高校を卒業したての時に抱えていた悩みも重ねてしまい、とても切ない気持ちになりました。

もがき苦しんだ子供時代を思い出しました

私自身、母親との関係で苦しんだ時期がありました。
小学生から成人を過ぎたある時期まで、とてもそのことが心に重くのしかかっていた時期がありました。

私は褒められたことは一度もなく、三姉妹の中でいつもタイミングの悪い子だったようです。
何か親に伝えなきゃならない時もタイミングを逃し、遅れて伝えてしまい叱られたりしたものです。
特に学校教材の購入等で、思わぬ出費がある時などは、言うタイミング誤ると八つ当たりの対象でした。
同じ学校に通うんですから、姉が必要なら私にも必要なのは当然です。
姉より先に言うか同時に言うかしないと、「あんたまでお金の話かい!」と叱られました。

それにいつも怒られまいと焦ってしまうクセがありました。
それも荒っぽい子だ、雑な子だと叱られました。
そんなことを繰り返し、母親との間に普通の親子にはないはずの分厚い壁のようなものを感じながら育ちました。

高校卒業後、一度は地元で就職するも、進学したいことを理由に家をでました。
どうしても母親と離れなきゃ、いつまでもこの嫌な気持ちを引きずって生きることになると思ったからです。

こんな私の生い立ちに関する件は、また別の機会に書くこともあるかと思いますので、この辺で。

自分自身の体験もあり、何かから逃げたかった、忘れたかったこの二人の若者の気持ちを勝手に想像してしまっていました。
まだ子供でありながらも、自分を守るのが自分しかいなかったのかと想像して胸が苦しくなりました。

父も一緒に番組を見ていましたが、どんな気持ちで見ていたのでしょう。
父は私が抱えていた母親との関係の関する悩みを知りません。
たぶん、想像だにしていないでしょう。
私たち姉妹は、ひとりとしてグレることなく(死語かな?)大人になり皆独り立ちできました。
父にとっては、母親がしっかり育て上げた事実として、妻を誇りに思っているところがありますから。

もし、あのまま別居せずに暮らしていたら、子供たちはどうなっていたんでしょう


私だけが我慢すれば、子供たちを成人させるまで我慢できれば、夫婦が冷え切っていてもなんとかなるかもと思っていた時期もありました。

そんな考えで続けることは、子供にもいい影響がないことがよくわかりました。

うちの旦那のような父親を、私は今まで見たことはありませんでした。
子供に対して、なんでも面倒くさがり、どんな頼みも迷惑そうな態度から始まる。
子供と一緒に出掛け、子供の楽しみに付き合うよそのお父さんを「暇人なんだ!」と悪口をいう。

どうしても気持ちがついていかない時があるのはわかります。
身体が思うように動かせない時があるのはわかります。
それなら「ごめんね。もう少し元気になったら付き合うからね」という一言がどうして言えないのかと思いました。
よそのお父さんを罵る必要は決してありません。
「ごめんね」が誰にも言えない人でした。

子供たちも何かにつけて、心無い反応をする父親に疲れ・・・
私はいつもガッカリしている子供たちを見ることに疲れていました。


何かから逃げたかったあの番組の若者も、何かに疲れ果ててしまったのでしょう。
それまでの人生の何か・・・それは知る由もありません。

疲れ果ててしまい、何もしたくない無気力感、何も自信が持てない自己肯定感のなさ。
愛情が欲しいのに、優しい言葉が欲しいのに満たされない喪失感。

記憶を失うことで自分を守ろうとした若者が、将来の私の息子だったかもしれないと思いました。

旦那は、支配したがる毒父から逃れるのではなく、支配されることに楽さを感じ安住してしまった人です。
旦那の実母も実姉も、反抗心は持ちながらも同じように戦うことを止めてしまった人たちです。

私は、そこに安住しようとは最初から思わなかったし、支配される関係は築きたくなかった。
子供たちも物心がついて違和感を感じ始めた時から、嫌悪感を現しはじめました。

同じ家族でも受け入れたくない環境はあります。
一度家族になったら全部を受け入れなきゃならないわけじゃない。
壊さなきゃ心が壊れてしまうこともあるんです。

取り返しのつかない傷を負って、一生をおくるくらいなら、早めに壊してしまって心の軌道修正をするべき。

私は、子供たちにはつらかった日々も、笑い話にできる大人になってもらいたいと思います。

もしか・・・この若者二人が、記憶を取り戻し何もかもを受け入れ、笑って暮らせる日がきたのであれば、その笑顔を見てみたいと思いました。
救われない人生はないと信じたいから。









posted by nanashiko at 09:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑記
この記事へのコメント


一度、お話を聞かせていただけないでしょうか。
ご検討いただければ幸いです。

Posted by 梶多恵子 at 2017年02月08日 10:51
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