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2016年08月03日
ダイヤモンドの4Cについて
【ダイヤモンドの4Cは、希少性と品質を表す評価基準】
ダイヤモンドジュエリーを買うと、グレーディングレポートという書類がついてくることがありますよね。
これは様々な視点からダイヤモンドの希少性を評価した報告書(レポート)です。
ダイヤモンドの形から大きさ、色や透明度まで細かくチェックされるわけですが、その判断基準は古くからある「価値あるダイヤとはどんなものか」からきています。
では価値あるダイヤモンドとは何でしょうか。
それは「大きくて」「無色透明」で「美しく輝く」こと。
この3つの条件を兼ね備えるダイヤこそ、もっとも希少価値があるダイヤモンドだと言われてきたのです。
グレーディングレポートは、この3条件を客観的に数値化して、だれでも分かるように仕立てたものです。
そして「大きく」「無色透明」で「美しく輝く」ことを見極めるために作られた4つの視点を「ダイヤモンドの4C」といいます。
それはカラット(carat)カラー(colour)クラリティ(clarity)カット(cut)の4つです。
【カラット(carat)】
カラットは重量。すなわち「大きさ」を表します。
カラットの単位記号はctです。1カラットは0.200グラムになります。
一般的に宝石というものは大きいほど希少価値が高まります。
ダイヤモンドも同じで、まず「大きいことはいいことだ!」なのです。
【カラー(colour)】
言葉通り、ダイヤモンドの色のことをいいます。
前述したように、ダイヤの価値は「無色透明」であること。
つまり、カラーはどれだけ無色に近いかを示しています。
評価は完全な無色を「D」として、やや黄色がかった「Z」までアルファベット順でランク付けされます。
基本的にはD、E、Fの3グレードを無色とします。実際、普通の人が肉眼で見る限り、この3つはほとんど区別がつきません。
ちなみにZ以下はファンシーカラーと言われ、はっきり色がついているものほど希少価値が高くなります。
中途半端が一番評価が低いということです。
【クラリティ(clarity)】
ダイヤモンドの透明度を表します。
つまり「無色透明」の「透明」部分を表している評価基準です。
10倍拡大で、中の包有物と表面の傷の大きさ・数・形などをチェックします。
10倍拡大で表面も中も傷一つない最高の状態をFLとして、IF、VVS1、VVS2、VS1、VS2、SI1、SI2、I1、I2、肉眼でも容易に傷が確認できるI3まで、11ランクあります。
といっても、10倍拡大でチェックするわけですから、肉眼ではSI2以上ならほとんど気になりません。
しかしもちろんFLとSI2を比較したら、価値はまったく違います。
【カット(cut)】
ラウンドブリリアントカットされた場合の、総合的な形の良さを示します。
ダイヤモンドの場合、カットが美しければ輝きが違います。つまりカットは「美しく輝くかどうか」を判定しているのです。
日本では、GIA(米国宝石学会)が定めたプロポーションが評価基準となることが多いですが、宝石研究機関ごとに微妙に数値が違っています。
GIAの場合、厳密には様々な部分をチェックしますが、最終的な総合評価をエクセレント、ベリーグッド、グッド、フェアー、プアーの5段階に分けます。
カットはラウンドブリリアントカットだけに通じる評価基準です。他のプリンセスカットやファンシーシェイプカットには、まだこのような統一的な評価はありません。
【4Cは目安。最終的な決め手はあなたが気に入るかどうかです】
4Cは、ダイヤモンドの希少性と品質を示しています。
4Cの評価が高いと「大きく無色透明で輝くダイヤモンド」になるわけで、当然数が極端に少なくなり、金銭的な価値も高くなります。
まさに、下に紹介しているダイヤモンドのようなものこそ、昔から価値があるとされたダイヤの例です。
値段も美しさもすごいですよね。
ですが、絶対的な美しさを保証しているわけではありません。
上記のダイヤだって見方によっては「輝きが強すぎる!」と感じる方もいるでしょう。
美しさは相対的なもので、最終的な判断は「あなたが気にいるかどうか」です。
グレーディングレポートと4Cの評価は目安程度にして、あなた自身が心から美しいと感じたダイヤモンドを選んでくださいね。
あ! 予算の確認もお忘れなく!!
ダイヤモンドジュエリーを買うと、グレーディングレポートという書類がついてくることがありますよね。
これは様々な視点からダイヤモンドの希少性を評価した報告書(レポート)です。
ダイヤモンドの形から大きさ、色や透明度まで細かくチェックされるわけですが、その判断基準は古くからある「価値あるダイヤとはどんなものか」からきています。
では価値あるダイヤモンドとは何でしょうか。
それは「大きくて」「無色透明」で「美しく輝く」こと。
この3つの条件を兼ね備えるダイヤこそ、もっとも希少価値があるダイヤモンドだと言われてきたのです。
グレーディングレポートは、この3条件を客観的に数値化して、だれでも分かるように仕立てたものです。
そして「大きく」「無色透明」で「美しく輝く」ことを見極めるために作られた4つの視点を「ダイヤモンドの4C」といいます。
それはカラット(carat)カラー(colour)クラリティ(clarity)カット(cut)の4つです。
【カラット(carat)】
カラットは重量。すなわち「大きさ」を表します。
カラットの単位記号はctです。1カラットは0.200グラムになります。
一般的に宝石というものは大きいほど希少価値が高まります。
ダイヤモンドも同じで、まず「大きいことはいいことだ!」なのです。
【カラー(colour)】
言葉通り、ダイヤモンドの色のことをいいます。
前述したように、ダイヤの価値は「無色透明」であること。
つまり、カラーはどれだけ無色に近いかを示しています。
評価は完全な無色を「D」として、やや黄色がかった「Z」までアルファベット順でランク付けされます。
基本的にはD、E、Fの3グレードを無色とします。実際、普通の人が肉眼で見る限り、この3つはほとんど区別がつきません。
ちなみにZ以下はファンシーカラーと言われ、はっきり色がついているものほど希少価値が高くなります。
中途半端が一番評価が低いということです。
【クラリティ(clarity)】
ダイヤモンドの透明度を表します。
つまり「無色透明」の「透明」部分を表している評価基準です。
10倍拡大で、中の包有物と表面の傷の大きさ・数・形などをチェックします。
10倍拡大で表面も中も傷一つない最高の状態をFLとして、IF、VVS1、VVS2、VS1、VS2、SI1、SI2、I1、I2、肉眼でも容易に傷が確認できるI3まで、11ランクあります。
といっても、10倍拡大でチェックするわけですから、肉眼ではSI2以上ならほとんど気になりません。
しかしもちろんFLとSI2を比較したら、価値はまったく違います。
【カット(cut)】
ラウンドブリリアントカットされた場合の、総合的な形の良さを示します。
ダイヤモンドの場合、カットが美しければ輝きが違います。つまりカットは「美しく輝くかどうか」を判定しているのです。
日本では、GIA(米国宝石学会)が定めたプロポーションが評価基準となることが多いですが、宝石研究機関ごとに微妙に数値が違っています。
GIAの場合、厳密には様々な部分をチェックしますが、最終的な総合評価をエクセレント、ベリーグッド、グッド、フェアー、プアーの5段階に分けます。
カットはラウンドブリリアントカットだけに通じる評価基準です。他のプリンセスカットやファンシーシェイプカットには、まだこのような統一的な評価はありません。
【4Cは目安。最終的な決め手はあなたが気に入るかどうかです】
4Cは、ダイヤモンドの希少性と品質を示しています。
4Cの評価が高いと「大きく無色透明で輝くダイヤモンド」になるわけで、当然数が極端に少なくなり、金銭的な価値も高くなります。
まさに、下に紹介しているダイヤモンドのようなものこそ、昔から価値があるとされたダイヤの例です。
価格:43,200,000円 |
値段も美しさもすごいですよね。
ですが、絶対的な美しさを保証しているわけではありません。
上記のダイヤだって見方によっては「輝きが強すぎる!」と感じる方もいるでしょう。
美しさは相対的なもので、最終的な判断は「あなたが気にいるかどうか」です。
グレーディングレポートと4Cの評価は目安程度にして、あなた自身が心から美しいと感じたダイヤモンドを選んでくださいね。
あ! 予算の確認もお忘れなく!!