「終活」大倒産時代へ 葬儀積立金消失、廃寺、納骨堂閉鎖のリスク
️コロナで終活業界にも大きな変化が
収束の見通しが立たない新型コロナの影響は、医療・介護などの“終活業界”に暗い影を落としているが、葬儀にも、コロナ禍の影響が及んでいる。
9割の葬儀社で、緊急事態宣言に伴い葬儀の規模や内容が変化。
通夜告別式をしない『直葬』が増えたと答えた葬儀社は5割、1日以上かかる葬儀が減ったと答えた葬儀社は4割弱。
️葬儀の積立金が水の泡に
縮小傾向にあった葬儀はコロナにより小規模化が加速している。
利用者にとって深刻なのは、収益が悪化した葬儀社の倒産。
生前から積み立てる互助会形式の大手葬儀社が潰れた場合、会員への影響が大きい。
子供らに迷惑をかけたくないと、互助会に入ったにもかかわらず、倒産で積立金を失う恐れがある。
そうしたリスクを避けるために、事前にいくつかの葬儀社をリストアップしておきたい。
「1社に絞らず、いくつか調べておくことが安心につながります。
️住職不在で「廃寺」に
全日本仏教会が4月に全国364か寺にアンケートを行なった結果、77%が前年に比べて収入減少と回答。
約2割は「80%以上減収」とし、「葬儀」などと関係する寺院を取り巻く事態は深刻。
過疎地域ではコロナ禍の影響で月参りや法事の中止が相次いでいる。
お寺の倒産にあたる『廃寺』の増加も懸念されている。
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️廃寺が増えると、何が起きるのか
全国7万か寺のうち、住職のいない無住寺はおよそ1万か寺に上り、年々増えている。
無住寺はいずれ廃寺として宗教法人を解散。
菩提寺がなくなれば、葬儀の際のお経の依頼にも困る。
そうなった時に慌てないため、日頃から菩提寺の経営状況をチェックしたい。
寺院の経営は、会社で言う社長、つまり住職の手腕次第。
来訪者への対応などから住職の人柄、資質を見極めるともに、本堂や庭、墓地の手入れもチェックしたい。
境内に線香の匂いがしていれば、参拝者が多いということがわかる。
️納骨堂閉鎖でお骨だけ返送
日本石材産業協会が墓石小売店99社に行なったアンケートによると、「前年同時期に比べて来店数が減った」との回答が78社(78.8%)に上った。
昨年の消費税増税前の駆け込み需要の反動があるなか、コロナが追い打ちをかけた。
墓石の購入や納骨がコロナで先送りになり、資金繰りとしては厳しくなっている。
一方で墓石業者が関係しないのが建物内で遺骨を保管する「納骨堂」。
草むしりや掃除などのメンテナンスが不要。
暑さや寒さ、風雨がしのげて、高齢者でも一年中お参りしやすいという点が人気。
️納骨堂にも心配はある
納骨堂は都市部を中心に需要があるが、特に大型の納骨堂については地方では採算がとれず、倒産するケースも出ている。
万が一倒産した場合、納骨したお骨は返ってくるが、購入費用や永代供養などで払ったお金は返ってこない。
経営の実態をよく見定める必要がある。
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2020年11月09日
コロナ禍で注目「いのちの電話」元相談員 自分が追い詰められることも
コロナ禍で注目「いのちの電話」元相談員 自分が追い詰められることも
️「いのちの電話」もボランティアにより支えられているが
どうせ生涯現役を目指すなら、定年後は社会貢献できるボランティア活動に携わりたい。
そう考える人が増えている。
社会との繋がりを持ち、やりがい・生きがいを得ることは健康面や精神衛生上も望ましい。
比較的、生活に余裕のある人にとっての“理想の老後”にも思えるボランティア活動。
時に60代以降の人生を大きく狂わせることもある。
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️福祉施設や介護施設などで入居者をサポートする介護ボランティア
苦労は尽きない。
入居者の話し相手やレクリエーションなど、身体介護を伴わないお手伝いが活動の中心だが、時には認知症の入居者の方に暴言を吐かれたり、暴力を振るわれることもある。
散歩や車椅子での移動に付き添うこともあるが、万が一、事故が起きれば責任を負わなければならない。
実母の介護も年々、負担が大きくなる中で、他人のために尽くすことの意義がわからなくなってきた。
ボランティア活動は基本的に無償。
交通費や手当が支給されるケースもあるが、長年活動を続ければ金銭的負担も当然、大きくなる。
また、活動中に事故が発生し、金銭的な賠償責任が生じることもある。
こちらは損保各社の「ボランティア保険」加入により一定の範囲でカバーされるが、自治会や町内会など“会員の共通の利益”を目的とする活動は対象とならない。
️海難・山岳救助ボランティアも対象外
コロナ禍のなかで注目された「いのちの電話」も各地のボランティアにより活動が支えられている。
相談の多くは当然、重い内容ばかりで、精神的に参ってしまうこともある。
それでも“少しでも多くの人の救いになれば”と活動を続けてきた。
相談員不足でなかなか電話が繋がらないと、“なんで繋がらないんだ!”と罵声を浴びせられ、詰られることすらある。
滅私奉公の精神は大切だが、自分が追い詰められてしまうことも。
生活には余裕があるから、フルタイムで働くよりもボランティア。
そんな魅力的に見える“働き方”にも、計り知れない苦労やリスクがあることを知っておきたい。
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時に60代以降の人生を大きく狂わせることもある。
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苦労は尽きない。
入居者の話し相手やレクリエーションなど、身体介護を伴わないお手伝いが活動の中心だが、時には認知症の入居者の方に暴言を吐かれたり、暴力を振るわれることもある。
散歩や車椅子での移動に付き添うこともあるが、万が一、事故が起きれば責任を負わなければならない。
実母の介護も年々、負担が大きくなる中で、他人のために尽くすことの意義がわからなくなってきた。
ボランティア活動は基本的に無償。
交通費や手当が支給されるケースもあるが、長年活動を続ければ金銭的負担も当然、大きくなる。
また、活動中に事故が発生し、金銭的な賠償責任が生じることもある。
こちらは損保各社の「ボランティア保険」加入により一定の範囲でカバーされるが、自治会や町内会など“会員の共通の利益”を目的とする活動は対象とならない。
️海難・山岳救助ボランティアも対象外
コロナ禍のなかで注目された「いのちの電話」も各地のボランティアにより活動が支えられている。
相談の多くは当然、重い内容ばかりで、精神的に参ってしまうこともある。
それでも“少しでも多くの人の救いになれば”と活動を続けてきた。
相談員不足でなかなか電話が繋がらないと、“なんで繋がらないんだ!”と罵声を浴びせられ、詰られることすらある。
滅私奉公の精神は大切だが、自分が追い詰められてしまうことも。
生活には余裕があるから、フルタイムで働くよりもボランティア。
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