悲惨な「LINEいじめ」からわが子を守る方法
⏺️子は親の「スマホの使い方」をよく見ている
️「全国webカウンセリング協議会」情報
⏹️今や子どもから大人まで、幅広い世代が活用しているスマートフォン
便利だからこそ依存性も高く、ネット上には、「子どもが食事中もずっとスマホを触っている」
・無料通信アプリ「LINE」上でのいじめ
・出会い系サイト
・SNS
️これらを悪用した犯罪に子どもが巻き込まれるケースも少なくない。
スマホのトラブルに遭わないために、子ども自身と親はどんなことに気をつければいいのか。
ネットいじめやSNSトラブルの問題に関して、ここから、詳しく説明していきます。
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️LINEいじめから不登校になり、自傷行為も
⏹️お子さんや親御さんから、スマホを使ったネットいじめの相談が多い
️その中でも最も多いのはLINEいじめ。
・LINEのグループから外されたり
・裏グループを作られたり
・そこで悪口を言われたり
️この様なケースが一番多い。
⏹️関東の中高一貫校に通う女の子同士のLINEグループ
★【ある女の子についてのエピソード】
@『あの子って男の子の前と私たちの前とで態度違うよね』
A『●●ちゃんの彼氏に手出したらしいよ』
この様な噂が広まり、その子はグループの中で無視されるようになった。
その子がLINEで発言すると、みんな読んでいるのに誰も返信をしない。
️いわゆる『既読スルー』。
⏹️裏グループが作られて、その子を隠し撮りした写真を投稿し始めた
【裏グループのメンバーの1人】
『あんたの写真集あるんだけどすごいよ、見てみる?』と、わざわざその子に見せた。
️写真を見たその子はショックのあまり引きつけを起こして学校を早退し、翌日から不登校になった。
️精神的に追いつめられて親がいない間に自傷行為をするようになり、『転校させた方がいいのか』と親から相談があった。
️誰かが広めた噂やささいなケンカから、深刻ないじめに発展してしまう
⏹️今の子どもたちの生活
@家に帰ってからもずっと友達とLINEでやり取りしている。
ALINEで1日中つながっていれば、友達の欠点が目につくこともある。
BLINEの短い文面のやり取りでは真意が伝わらず、誤解が生じてそこからいじめに発展することがある。
★【具体例】
LINEのスタンプ1つでも、相手の受け取り方によっては誤解されることもある。
彼氏にふられた子を励まそうと明るいスタンプを送った事例。
️『私はこんなに落ち込んでるのに、なに喜んでるの?』とケンカに発展した事例もある。
️フィルタリングをかけないのは親として無責任
⏹️子どもを待ち受けるスマホトラブル
ネットいじめだけではない。
️性別も年齢もごまかせるネットの世界で知り合った相手を信じて会いに行き、性被害などの犯罪に巻き込まれるケースは後を絶たない。
️子ども自身が、ネット上で無防備に個人情報を公開しないように、見ず知らずの人とつながらないことも大切。
⏹️親が子どもを犯罪からまもるためにぜひしてほしいのが、『フィルタリング』である
【フィルタリングとは】
・『アダルト』
・『薬物』
・『出会い』
・『自殺』
️この様なキーワードに該当する有害なサイトを閲覧できないように設定すること。
⏹️警察庁の発表
️コミュニティサイトの利用に於いて
犯罪被害に遭った子どもの95.2%
️フィルタリングの設定をしていなかった。
参照(コミュニティサイトに起因する児童被害の事犯に係る調査結果について)。
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️フィルタリングは親が自分で設定できる
️設定してもLINEやゲームはできる
️フィルタリングをかけなければ、どんなに有害なサイトも使い放題見放題である。
これをせずに子どもにネットを使わせるのは、親として無責任。
⏹️ある程度年齢が上がると、フィルタリングを嫌がる子どももいる
・高校生にもなってフィルタリングなんて恥ずかしい。
・他の子はみんなかけてないよ。
️この様に子どもに反発されるかもしれない。
★【ここがポイント】
そこで感情的になって子どもを叱っても、『うっさいな』と部屋に閉じこもってしまうのは目に見えている。
大切なこと
『あなたを愛していて、あなたの命を守るために設定する必要がある』ということを親が素直に子どもに伝えること。
【具体例】
気持ちはわかるけど、ニュースであなたと同じくらいの年齢の子が、スマホで悪い人にだまされて命を落とす事件が報道されていた。
あなたに嫌われてもいいからあなたの命だけは守りたい。
あなたのこと大好きだから、フィルタリングは外せない』。
️親からこんなふうに言われたら、子どもは言い返せない。
️親が「お手本」となる行動をしているか
⏹️『家族みんなでリビングで使う
️充電もリビングでしよう』と、家族間で決めることである。
LINEで相手を傷つけるようなことを言ったり、
【グループから外したりするような子】
大抵、自分の部屋にこもってLINEをやっている。
️【リビングでやってる子】
親の目があるので心理的にブレーキがかかり、相手をおとしめるような書き込みはしないことが多い。
⏹️最近は、親自身が、友達とLINEをやりとりしながらご飯食べていたりする
子どもは親の行動を『お手本』としてよく見ている。
️親がそんな行動をしていては、子どもに注意しても『ママだってやってるじゃん』と反発されて示しがつかない。
【改善策】
ご飯の時はスマホ持ち込まずに、家族で顔を合わせてご飯食べようね』と決める。
️親子のコミュニケーションの時間を確保する
️親子のコミュニケーションの時間があると、子どもの異変やSOSにも気づくことができ、いじめやトラブルに早く対処できる。
・以前に比べてあまり笑わなくなったり
・学校や友達の話題を避けたり
・いつもと違う様子に気づいたり
️あなたの味方だから、いつでも相談してね。
️どんなことがあっても守っていくよ。
️この様に言ってあげることで、その時は話せなくても、あとで子どもはちゃんと相談に来る。
・スマホがかかわる事件
・ネットいじめを苦にした自殺が報道
️親子で、『どうすればこの子は被害に遭わなくてすんだんだろうね』『なぜ命を絶ってしまったんだろうね』と話し合うことも大切である。
こうしたことを家庭内で1つずつ実践していくことが、子どもを被害者にも加害者にもしない一番の方法である。
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2019年09月16日
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