休暇中にも仕事「ワーケーション」に賛否両論
⏺️有休取得率アップの効果もあるが課題は?
️旅先での仕事は是か非か
⏹️「ワーケーション」という言葉
仕事(Work)
休暇(Vacation)
️これらを組み合わせた造語で、休暇中に旅先などで仕事をするという新しい働き方。
️日本経済新聞電子版の「旅先で仕事『ワーケーション』の記事
⏹️2017年度からこの制度を取り入れているJALの事例を紹介
【JAL広報】
️「ワーケーション」はデスクワークの社員約4000人(グループ会社含む)を対象
長期休暇の取得を断念しないための施策として始められた。
【ルール】
半日単位(4時間)で認められており、所属長の了解が得られれば理由を問わずテレワークすることが可能。
合計で4時間になれば問題ない。
【結果】
2017年の有給取得率は90%(全社員の合算)と15年より17ポイント増加。
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️こうした新しい取り組みについて、ネットの意見
・「仕事をしていたら休暇じゃない」
・「本末転倒ではないか」
️この様な批判もある。
・「おカネが入るならいいんじゃないか」
️この様な声も上がっている。
まだまだ聞きなれない制度だが、「ワーケーション」について、ここから、労働問題に関して詳しいく説明していきます。
️長期の休暇を取得しやすくなる
⏹️「働き方改革に繋がると評価できる」
【会議など1週間のうち1日だけは休めない日があるような場合】
この制度を使えばその日以外は休むことができる。
長期の休暇を取得しやすくなり、休暇に関する選択肢も増える以上、働きやすさが向上する。
⏹️「まずは労働時間の管理
・ワーケーション
️『テレワーク』制度と同様に、職場で勤務状況を目で見て確認したり、タイムカードなどによる労働時間を把握したりすることができない。
️労働時間は従業員の自己申告が原則となる。
★【懸念点】
@本当に従業員が申請した時間通りに就業しているかが不明。
A従業員の労働時間や残業時間の把握が困難。
️結果として、適正に人事評価を行うことができるのかという問題も生じる。
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️情報管理上の問題も
⏹️ワーケーション
休暇中に旅行先で勤務することもありうる。
中には、勤務する環境が整っていない場所もある。
・勤務意欲
・モチベーション
️これらが維持できるのか、さらには情報管理上の問題もある。
️ワーケーション制度を導入する際
ノートパソコンには必ずパスワード設定を行わせる。
社外に持ち出す資料も最小限にする。
情報漏洩のリスクを最小限に抑える。
️この様な制度で利用させる必要がある。
️休暇時にも『ワーケーション制度を利用するように』などと、社員に指示することも認めるかどうかも検討が必要。
ワーケーション制度の導入により、労働者にとって休暇の意義が損なわれることがないよう配慮が必要。
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2019年09月16日
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