小学生で字が汚い!絶対直しておくべき4つの理由A
️テストの採点で正確に読んでもらえない
テストや入学試験は、まだまだ筆記形式のものが多い。
文章で答える記述式問題や小論文形式の場合、さすがに字が汚いことを理由に減点されることはありませんが、解答内容が採点者に正確に伝わらないリスクがある。
カタカナなどで答える選択肢問題であっても、カタカナがきちんと書けていないと、採点者が間違って判読してしまう。
筆記形式のテストや試験においては、文字は採点者に自分の考えを伝える唯一の方法。
自分の考えが伝わるような文字を書くことが大切。
️字が汚い理由を探り小学生のうちから改善を
学生時代や就活、社会に出てからと、さまざまなシーンの中で、字が汚いことが原因で損をすることがあります。
お子さんの書く字が「汚いな…」と感じたら、そう感じる原因を分析し、改善すること。
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️上手な字ではなく丁寧な字を目指そう
人が「汚い字」と感じるのはどんな文字か。
一つひとつの文字単位で見ると、文字がつぶれていたり、止めやハネ、はらいなどが明確になっていなかったりする文字になってしまう。
文章単位で見ると、文字の大きさが揃っていなかったり、間隔が極端に狭かったりする状態を指す。
上述した就活における履歴書の話にもあったように、大切なのは相手に読みやすい文字を書くこと。
美しい文字を書くことを目指す必要はなく、「一つひとつの文字を書き順に従って確実に書き、文字の大きさや間隔に気を配る=丁寧に文字を書く」ことを心がけるだけでも、「汚い字」はずいぶん改善される。
漢字の書き取りの宿題が出たら、書き順をきちんと守り、止めやハネ、はらいなどに気をつけて一つひとつの文字を丁寧に書くことを声かけしてみること。
普段、スピード重視で適当に書いている子どもにとっては、時間がかかって苦痛に思えるかもしれない。
休憩しながら取り組むよう、アドバイスをしてあげること。
️低学年のうちは焦らず見守ることも大切
低学年のお子さんの字の汚さが気になるという保護者の方も多いと思うが、1、2年生のうちは筆圧が弱く、線がうまく引けない子もたくさんいる。
学年が上がっていくと、徐々に線が書けるようになるので焦らずに見守ること。
その際、お手本を見ながら止めやハネ、はらいなどに注意して丁寧に書くことを意識するよう声をかけることは大切。
また家でも文字や絵を書く(描く)機会をつくり、書く(描く)ことに慣れるようにするのもよいで。
タブレットやスマホのお絵描きソフトをうまく活用すると、子どもも飽きずに取り組める。
️おわりに
生活のさまざまなものがデジタル化へと移行し、将来的には学校生活の中でも文字を書く機会が減るかもしれない。
「汚い字」の実用面でのデメリットは減っていくと思われますが、「文字が人に与える印象」という面でのデメリットはなくならない。
「汚い字を直す」とは、美文字を書けるようになることではない。
見る人の読みやすさを考えて文字を書くこと。
小学生のころから読みやすい字を意識して、文字を書く習慣を身につけること。
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2020年11月30日
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