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2017年10月31日

B水・電解質の栄養学的意義【問題】

それでは、「水・電解質の栄養学的意義」から二問出題します。

Q1.水・電解質の代謝に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)体内水分量の60〜70%は、細胞間液である。
(2)不感蒸泄では、電解質の喪失はない。
(3)水分欠乏型脱水では、細胞内液量は変わらない。
(4)同じ重量の糖質と脂質から生成される代謝水の量は、変わらない。
(5)不可避尿量は、水分を全く摂取しないと、増加する。



Q2.体液調整の異常に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)水分欠乏型脱水では、細胞外液は低張になる。
(2)塩分欠乏型脱水では、細胞外液は高張になる。
(3)浮腫は、細胞質内に水分が貯留した状態をいう。
(4)乳幼児では、腎機能が未熟なので脱水が起こりやすい。
(5)抗利尿ホルモンは、尿細管での水分の再吸収を抑制する。



次回、解説します。

2017年10月30日

B水・電解質の栄養学的意義【ポイント】

今日は、「水・電解質の栄養学的意義」についてお話します。


【水の出納】
水はヒトの体内に最も多く存在する構成成分です。
ヒトの体内の水分含有率は、加齢とともに低下します。
また、脂肪組織は水分含量が少ないので、
脂肪組織の多い女性や肥満者は、一般的に水分含有率が低い傾向にあります。
<水の機能>
・物質の生体内輸送や排泄
・栄養素の消化・吸収
・栄養素の代謝反応の場
・体液の酸塩基平衡や浸透圧の調整
・化学反応における反応体
・体温の調整
・潤滑剤・防護
<水の出納>
水の出納.jpg

【電解質の代謝】
・脱水
体内の水分及び塩分が減少した状態。
水分欠乏方脱水、塩分欠乏型脱水、混合方脱水に分類されます。
濃度の異なる細胞膜で仕切られている場合、浸透圧の低い液から浸透圧の高い液へ水が移行します。
・浮腫
細胞間隙に水分が異常に貯留した状態。
浮腫は毛細血管圧の上昇、膠質浸透圧の低下、リンパ管閉塞、毛細血管の浸透性の亢進、
Na貯留などによって起こります。


次回、問題を出題します。

2017年10月29日

A食物の摂取【解説】

それでは、「食物の摂取」の問題の解説をします。


Q1.摂食の調整に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)空腹は、出生以後の食経験にとて形成される感覚である。
(2)食欲は、生命維持のために備わった不快感を伴う感覚である。
(3)胃に食物が入ると、摂食中枢が興奮する。
(4)動脈中と静脈中のグルコース濃度の差が大きい時には、満腹感が生じる。
(5)レプチンは、食欲を亢進させる。


【解説】…正答(4)
(1)誤り。空腹は、生命維持のために生まれつき備わった本能的な内蔵感覚である。
(2)誤り。食欲は、出生以後の食経験や学習ぬいよって形成される快い感覚である。
(3)誤り。胃にものが入ると、摂食中枢は抑制される。
(4)正しい。動脈中と静脈中のグルコース濃度の差は、空腹時に小さく、満腹時に大きい。
(5)誤り。レプチンは、食欲を抑制する。


Q2.食物摂取と生体リズムに関する記述である。
正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)空腹時には、血中の遊離脂肪酸が減少する。
(2)生体リズムは、摂食行動によって影響される。
(3)味は、甘味、酸味、苦味、塩味、辛味の5つを基本味とする。
(4)食欲の中枢は、小脳に存在する。
(5)グレリンは、摂食を促す。


【解説】…正答(2)、(5)
(1)誤り。血中遊離脂肪酸濃度は、空腹時に高く、食後で低い。
(2)正しい。
(3)誤り。甘味、酸味、苦味、塩味、旨味の5つである。
(4)誤り。食欲の中枢は、間脳の視床下部に存在する。
(5)正しい。グレリンの他、ニューロペプチドYやオレキシンなども摂食を促す。

2017年10月28日

A食物の摂取【問題】

それでは、「食物の摂取」から二問出題します。


Q1.摂食の調整に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)空腹は、出生以後の食経験にとて形成される感覚である。
(2)食欲は、生命維持のために備わった不快感を伴う感覚である。
(3)胃に食物が入ると、摂食中枢が興奮する。
(4)動脈中と静脈中のグルコース濃度の差が大きい時には、満腹感が生じる。
(5)レプチンは、食欲を亢進させる。



Q2.食物摂取と生体リズムに関する記述である。
正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)空腹時には、血中の遊離脂肪酸が減少する。
(2)生体リズムは、摂食行動によって影響される。
(3)味は、甘味、酸味、苦味、塩味、辛味の5つを基本味とする。
(4)食欲の中枢は、小脳に存在する。
(5)グレリンは、摂食を促す。



次回、解説します。

2017年10月27日

A食物の摂取【ポイント】

今日は、「食物の摂取」についてお話します。

【摂食中枢と満腹中枢】
摂食行動は間脳の視床下部で調整されています。
その中心的な役割を果たしているのが、視床下部外側野に存在する摂食中枢と、
視床下部腹内側核に存在する満腹中枢です。
この2つの中枢は、胃の状態などの神経信号や、血中濃度による化学信号、
大脳皮質からの五感による感覚振動などによって調整されています。
<摂食中枢:満腹中枢に作用する主な調整因子>
・胃の状態:飢餓状態→満腹中枢を刺激 胃壁の伸展→満腹中枢を刺激
・動脈と静脈の血糖値の差:小さい→摂食中枢を刺激 大きい→満腹中枢を刺激
・血中遊離脂肪酸:増加→摂食中枢を刺激
・気温:寒冷刺激→摂食中枢を刺激 暑熱刺激→満腹中枢を刺激

【ペプチド性摂食調整因子】
・レプチンー摂食抑制
脂肪細胞から分泌されるペプチドホルモンで、体脂肪量に応じて血中に放出されます。
・グレリンー摂食促進
絶食時に主に胃から分泌されるペプチドホルモンで、脳のさまざまな部位にある受容体に作用します。


次回、問題を出題します。

2017年10月26日

@栄養の概念【解説】

それでは、「栄養の概念」の問題の解説をします。


Q1.栄養学の歴史に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)ルブネルは、特異動的作用を発見した。
(2)クレブスは、呼吸が燃焼と同じ現象であることを明らかにした。
(3)ラボアジェは、米ぬかの抗脚気因子をビタミンを命名した。
(4)フンクは、不可欠アミノ酸の概念を確立した。
(5)ローズは、クエン酸が酸化されてオキサロ酢酸になる回路を発見した。


【解説】…正答(1)
(1)正しい。ルブネルはまた、糖質、たんぱく質、脂質それぞれ1g当たりの生理的熱量を
   4.1、4.1、9.3kcalと定めた。
(2)誤り。呼吸と燃焼が同じ現象であることを明らかにしたのはラボアジェである。
(3)誤り。米ぬか酵母などから抗脚気因子を抽出し、ビタミンと命名したのはフンクである。
(4)誤り。不可欠アミノ酸の概念を確立したのはローズである。
(5)誤り。クエン酸が酸化されてオキサロ酢酸になる回路を発見したのはクレブスである。


Q2.遺伝子発現と栄養に関する記述である。
正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)1遺伝子につき、1つの遺伝子多型が存在する。
(2)少ないエネルギーを効率よく利用するように働く遺伝子型がある。
(3)個人の遺伝子多型は、食習慣で変わらない。
(4)生活習慣病の発症には、遺伝素因は関与しない。
(5)ヒト遺伝子の塩基配列には、個人差はない。


【解説】…正答(2)、(3)
(1)誤り。1遺伝子につき、遺伝子多型が存在しない場合もあれば、
   複数存在する場合もあり、1つとは限らない。
(2)正しい。このような遺伝子は倹約遺伝子と呼ばれ、
   β3アドレナリン受容体遺伝子の変異はこの例である。
(3)正しい。個人の遺伝子多型は一生変わらない。
(4)誤り。生活習慣病の発症には、遺伝素因も関与する。
   生活習慣病の多くは、遺伝素因に環境素因が組み合わさることによって発症する。
(5)誤り。ヒトゲノム配列の99.9%は万人に共通であるが、残り0.1%には個人差がみられる。
   この個人差を遺伝子多型という。

次回、解説します。

2017年10月25日

@栄養の概念【問題】

それでは、「栄養の概念」から二問出題します。

Q1.栄養学の歴史に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)ルブネルは、特異動的作用を発見した。
(2)クレブスは、呼吸が燃焼と同じ現象であることを明らかにした。
(3)ラボアジェは、米ぬかの抗脚気因子をビタミンを命名した。
(4)フンクは、不可欠アミノ酸の概念を確立した。
(5)ローズは、クエン酸が酸化されてオキサロ酢酸になる回路を発見した。



Q2.遺伝子発現と栄養に関する記述である。
正しいのはどれか。2つ選べ。
(1)1遺伝子につき、1つの遺伝子多型が存在する。
(2)少ないエネルギーを効率よく利用するように働く遺伝子型がある。
(3)個人の遺伝子多型は、食習慣で変わらない。
(4)生活習慣病の発症には、遺伝素因は関与しない。
(5)ヒト遺伝子の塩基配列には、個人差はない。



次回、解説します。

2017年10月24日

@栄養の概念【ポイント】

今日は、「栄養の概念」についてお話します。

【栄養の定義】
生物が外界から存在に必要な物質を摂取して生命を維持する営みを栄養といい、
その取り入れる物質を栄養素といいます。
栄養素の内、生命を維持するのに必要なエネルギーを供給する炭水化物、脂質、たんぱく質は熱量素に、
生体成分を合成するたんぱく質、無機質、脂質は構成素に、
生体内の種々の化学反応を調整するビタミン、無機質、たんぱく質は調整素に分類されます。

【遺伝形質と栄養の相互作用】
・生活習慣病と遺伝子多型
生活習慣病の大奥は、遺伝因子と環境因子によって規定されています。
つまり、特定の何種類かの遺伝子の変化は生活習慣病の素地となり、
これに生活習慣が重なり合うことにとって始めて発症します。
したがって、生活習慣病の遺伝因子をもった人でも、
生活習慣を改善することにより、その発症を抑制したり、遅延したりすることが期待できます。


次回、問題を出題します。

2017年10月23日

27感染症【解説】

それでは、「感染症」の問題の解説をします。


Q1.感染症と原因微生物の機能に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)手足口病ーリケッチア
(2)ニューモシスチス肺炎ー細菌
(3)流行性耳下腺炎ークラミジア
(4)流行性角結膜炎ーマイコプラズマ
(5)帯状疱疹ーウイルス


【解説】…正答(5)
(1)誤り。手足口病は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスによる感染症である。
   リケッチアは、ツツガムシ病や発疹チフスなどの原因となる。
(2)誤り。ニューモシスチス肺炎は、
   真菌の一種であるニューモシスチスーイロヴェチによる感染症である。
(3)誤り。流行性耳下腺炎は、ムンプスウイルスによる感染症である。
   クラミジアは、トラコーマやオウム病などの原因となる。
(4)誤り。流行性角結膜炎は、アデノウイルスによる感染症である。
   マイコプラズマは、マイコプラズマ肺炎などの原因となる。
(5)正しい。帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化で発症する。
   神経節の方向に沿って帯状の赤い発疹と水痘が出現し、疼痛を伴う。


Q2.感染症に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)エイズでは、CD4陽性リンパ球が増加する。
(2)妊婦の麻疹感染は、胎児奇形を生じやすい。
(3)腸管出血性大腸菌の感染の有無は、ツベルクリン反応で調べる。
(4)マイコプラズマ肺炎は、ウイルス感染症である。
(5)メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は、院内感染原因となる。


【解説】…正答(5)
(1)誤り。エイズでは、CD4陽性リンパ球が著しく減少する。
(2)誤り。胎児奇形を生じやすいのは、風疹に感染した場合である。
   麻疹感染では、風疹のような先天性障害を生じる率は低い。
(3)誤り。ツベルクリン反応は結核の検査である。
   腸管出血性大腸菌の検査には、
   便を培養する方法やO157が産生するベロ毒素を免疫学的に検出する方法などがある。
(4)誤り。マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ・ニューモニエの感染で起こる。
   マイコプラズマは、ウイルスと細菌の中間に位置する病原体である。
(5)正しい。MRSAは医療従事者を介して抵抗力のない患者に感染する場合が多い。

2017年10月22日

27感染症【問題】

それでは、「免疫・アレルギー」から二問出題します。

Q1.感染症と原因微生物の機能に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)手足口病ーリケッチア
(2)ニューモシスチス肺炎ー細菌
(3)流行性耳下腺炎ークラミジア
(4)流行性角結膜炎ーマイコプラズマ
(5)帯状疱疹ーウイルス



Q2.感染症に関する記述である。
正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)エイズでは、CD4陽性リンパ球が増加する。
(2)妊婦の麻疹感染は、胎児奇形を生じやすい。
(3)腸管出血性大腸菌の感染の有無は、ツベルクリン反応で調べる。
(4)マイコプラズマ肺炎は、ウイルス感染症である。
(5)メチシリン耐性黄色ブドウ球菌は、院内感染原因となる。



次回、解説します。
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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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