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2017年07月31日

病院管理栄養士の就職情報

晴れて管理栄養士となった後のこと。
就職先を病院と希望する管理栄養士は多くいます。
しかし、実際問題管理栄養士は80床に1名程度の設置であることが多く、
また欠員も出にくいので、結果として求人は非常に少ない状態です。
また、求人が出ても働きたい人は多いので、自然に倍率が高くなります。
求人が出て一週間もすれば、二桁の数の応募になることがほとんどです。
病院の管理栄養士として勤務するためには、やはりコツが必要ですので伝授します。

【応募する前に確認したいこと】


・ずっと求人が出ている病院ではないかどうかを確認しましょう
 これは結構重要です。
 求人が出続けている病院(こまめに出している病院?)だと何かしら問題がある可能性も否めません。

・病床数を確認しましょう(300床以上が理想)
 「〇〇床以上の病院で〇年以上勤務した方」というような求人が出ている場合もあるので、
 病床数が多い病院での勤務は今度の転職活動でも役に立つ可能性があります。

・具体的な業務内容を確認しましょう
 調理業務も直営の病院であれば、早朝出勤、土日出勤、大型連休の出勤もあります。
 もし、栄養指導や栄養管理といった業務を希望なのであれば、必ず確認が必要です。

・増員なのか欠員補充なのかを確認しましょう
 これを確認することで、自分の売り方が決まってきます。
 増員であれば、「栄養指導件数をあげたい」など何かしらの理由があるかもしれません。
 その情報を得られれば、それに合わせた自分のスキルをアピールしていけばよいのです。
 欠員補充であれば、先方は引き継ぎの期間を考えて採用を急いでいる可能性が高いです。
 すぐに働ける状態であれば、それをアピールするのも手でしょう。

・産休代替ではないか確認しましょう
 病院での管理栄養士の求人の場合、ただの非常勤職員ではなく、
 「産休代替」という求人をよく見かけます。
 管理栄養士は女性の多い職種なので、このような求人が多く、
 また、ほとんどの病院管理栄養士は退職せずに出産後も復帰する方が多いのです。
 とりあえず病院で働きたいという場合はこの求人に応募しても良いのですが、
 この求人の場合、当然場合任期付き(産休明けで復帰するまでの勤務)ということになります。
 そうなるとまた転職活動をしなくてはいけない状態になりますので、
 あまりオススメできない求人となります。

勤務形態(休みがしっかりある、勤務時間が規則的)、給料面(350万/年あれば良い方)、
勤務地(病院だと駅が遠くバス通勤という場合も多い)、業務内容(栄養指導、栄養管理)、
などなど、好条件の病院になると倍率は驚く程高くなります。
そのため、応募締め切りを定めている病院であっても、
締め切りを早めてしまう場合もあるくらいです。
もし、履歴書等の応募書類を郵送するのに時間を要するようであれば、
一度応募する意向を先方に伝えておくと安心です。
(時間を要さなくても一度電話で問い合わせをするのがマナーですが)

また、自分にはアピールポイントが見つからないという方は、
とりあえず事前の病院見学を打診してみましょう。
見学の時に良い印象を与えることが出来れば、
内定を勝ち取れる可能性は格段に上がります。
ただ、「多忙過ぎて管理栄養士の求人をかけた」という場合は、
見学を断られる可能性もあるので、頭において置いてくださいね。

今回は、病院管理栄養士として内定をもらうためのコツを伝授しました。
また機会があれば就職情報についてお話していきたいと思います。
  

2017年07月30日

「受動輸送」と「能動輸送」

今日は、「受動輸送」と「能動輸送」についてお話します。
一見、難しく見えるところかと思いますが、実際はそんなこともありません。
しっかり覚えておくことで応用問題にも対応できます。

【受動輸送と能動輸送】
輸送の方法として、エネルギーを用いずに、細胞膜の内と外の濃度勾配に従って、
濃度の高い方から低い方へ物質を輸送する仕組みを受動輸送といいます。
受動輸送には、酸素(期待)などのようにリン脂質を介してそのまま核酸する単純拡散と、
チャネルや輸送単体を介して特定の物質を透過させる促進拡散があります。
一方、エネルギー(ATPなど)を消費して、
細胞膜の両側の濃度勾配に逆らって濃度の低い方から高い方へと物質を輸送する仕組みを
能動輸送と言います。
ナトリウムポンプや輸送担体を利用したグルコースの能動輸送などがあります。
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【ナトリウムポンプ】
ヒトの細胞の内と外では、イオン組成に大きな違いがあります。
細胞外の主な陽イオンは、ナトリウムイオン(Na+)で、カリウムイオン(K+)は少なく、
細胞内では逆になっています。

このように細胞内と外で異なるイオン濃度が維持されているのは、
ナトリウムポンプによってNa+が細胞外に放出され、代わりにK+が細胞内に取り込まれているためです。
ナトリウムポンプの駆動力として、
Na+/K+-ATPaseという酵素がATPを加水分解する際に放出されるエネルギーが用いられています。

【グルコースの能動輸送】
小腸吸収上皮細胞における消化管腔側からのグルコース吸収は、
Na+依存性グルコース輸送担体(SGLT)により能動的に行われます。
これは、エネルギーとして直接ATPを消費するものではありませんが、
ナトリウムイオン(Na+)が濃度勾配に従って細胞内に移動するときのエネルギーを利用して、
能動的に一緒に輸送される仕組みです。

【ポイント】
・能動輸送は濃度勾配に逆らったATPを使用した輸送
・受動輸送は濃度勾配に従ったATPを使用しない輸送
・細胞内液にはK+が多く、Na+が少ない
・細胞外液にはNa+が多く、K+が少ない


しっかりと覚えておいてくださいね。

2017年07月29日

模擬試験の受験を申し込みましょう。その2

試験までの模試の日程


@8/1(火)〜:SGS第1回模試
A東京と福岡10/28(土)・大阪10/29(日):RDC第2回模試
B11/26(日):東京アカデミー第1回模試   ※成績返送日12/13(水)
C東京と福岡1/6(土)・大阪1/7(日):RDC第3回模試
D1/17(水)〜:SGS第2回模試
E1/21(日):東京アカデミー第2回模試   ※成績返送日2/9(金)
※SGSとRDCは受験会場によって試験日が異なります。

【東京アカデミー】
http://www.tokyo-ac.jp/qualification/course/exam/index.html

【SGS】
http://sgs.liranet.jp/sgs-blog/4254

【RDC】
http://www.rdcnet.jp/rdc/?menu=moshi

まずは、自分の実力を知ることが重要です。
始めの内は出来なくて当たり前です。
大事なことは模試が終わった後に何度も復習をして、
出来なかった部分も自分のものにすることです。

繰り返しになりますが、
独学受験であっても模試だけは受験してください!

2017年07月28日

模擬試験の受験を申し込みましょう。その1

今年から管理栄養士の国家試験が3月下旬から3月上旬へと変更になりますので、
必然と勉強のスタートを早めなくてはなりません。
独学で頑張る場合、勉強期間は最低でも半年は必要ですので、
9月頭からは本格的な勉強をスタートして欲しいと思います。
本格的な勉強を進める前には、勉強の進め方やスケジューリングなどの構想が必要ですので、
8月はその準備期間とし、9月から本格的な勉強をスタートできるとベストです。

何度か「独学であっても模試だけは毎月しっかり受けてくださいね」とお伝えして来たと思います。
必ず力がつくはずです。
次回、おススメの模試受講機関についてご紹介します。

2017年07月27日

栄養カウンセリング

カウンセリングの基本は、クライアントとカウンセラーの間の信頼関係(ラポール)の形成です。
カウンセラーは、知識に精通するだけでなく、
豊な人間性に基づいて、クライアントに対して信頼感に満ちた人間関係を作っていく姿勢や
心構え(カウンセリングマインド)をもって接する必要があります。

【カウンセラーに求められる技術】
〇傾聴
相手の話を横取りせず、真剣にありのままにきく。
表情や動作、声のトーンなどにも注意し、心の動きも把握する。

〇受容
相手の考え方や行動や感情を評価的に抑えたり批判したりするのではなく、
一人の人格をもった存在として全面的に受け入れ、相手を理解しようとする態度。

〇共感的理解
言葉や表情や態度などを通して、相手の感じ方や気持ちを相手の立場に立って感じたり理解したりすること。

〇繰り返し
クライアントが離したことを、出来るだけ忠実に繰り返して反応すること。
これにとってクライアントは、カウンセラーが自分の話を正確に理解してくれる人であることを認め、
真実を話すことができるようになる。

〇要約
クライアントが伝えようとすることを傾聴し、それを適切にまとめて伝え返す。
これによってクライアントは、自分の考えや気持ちを整理することが出来る。

〇明確化
クライアントが伝えたいと思っている感情・出来事などを上手く表現できないでいる時、
適切な表現を示して援助すること。
これによってクライアントは、自分の問題点を正しく把握し、学習することができるようになる。

〇ブロッキングを外す
ブロッキングは、カウンセラーが対象者の話に対して意見したくなったり
自分なりの解釈や思い込みの枠の中で聴こうとしたりするために、
相手の話の内容や気持ちを理解するのが困難になったりズレが生じたりすること。
これを解除する。

〇沈黙の尊重
クライアントが癌替えをまとめたり気持ちを整理したりしている時間に、
カウンセラーが話を始めたりせず、待つことが大切である。

〇非言語的表現に注目
言語以外にも多くの感情表現が含まれるため、非言語的表現を観察する。
なお、非言語的表現とは、身体表現(目の表情、視線、姿勢、表情、動作など)と
音声表現(語調、話し方、声の大きさなど)に分けられる。

〇「聞かれた質問」と「閉ざされた質問」
「開かれた質問」とは、クライアントが自由に表現する機会を与える漠然として聞き方。
「〜とはどんなことですか?」「〜について話して頂けますか?」と
クライアントに会話の主導権を与える聞き方。
「閉ざされた質問」とは、「はい」「いいえ」、
あるいは一言程度で明確に答えることができる聞き方。
これらは状況によって使い分ける。

今日の内容は、実際に管理栄養士になって患者さんに指導を行う上でも非常に重要な心構えになります。
ぜひ頭に入れておきましょうね。

2017年07月26日

トランスセオレティカルモデル

「栄養教育論」の中でも頻出の事項、トランスセオレティカルモデルについてお話します。

トランスセオレティカルモデルとは、
行動変容のプロセスを行動変容の準備性により次の5つのステージに分類し、
行動変化はこのプロセスをたどって達成されるというもので、
プロチャスカが禁煙支援のために提唱したモデルです。
現在では、各種生活習慣の改善にも応用されています。
対象者のステージに応じた働き替えを行うとより効果的であり、
対象者が行動を実行出来ていない段階では、
「考え方への働きかけ」を行動を実行している段階では「行動への働きかけ」と行うと良いとされています。
なお、行動変容段階は一方向ではないため、どのステージからでも入ることは可能であり、
また前のステージに戻ったり。もう一度やり直したりすることもあります。
さらに、どこかのステージで打ち切られることもあります。

【トランスセオレティカルモデルの行動変容ステージ】
T.無関心期(前熟考期):今後6ヵ月以内に行動を変えようとは考えていない状態
U.関心期(熟考期):今後6ヵ月以内に行動を変えようと考えている状態
V.準備期:今後1ヵ月以内に行動を変えようと考えている状態
W.実行期(行動期):行動変容を実行して6ヵ月未満の状態
X.維持期:行動変容を実行して6ヵ月以上経過している状態

実際の設問では、「設問中の患者がどの行動変容ステージに該当するか」や、
「決まった行動変容ステージの患者に対しての適切な指導方法」について問われることが多くあります。
暗記で得点しやすい箇所になりますので、しっかりと覚えておいてくださいね。

2017年07月25日

独学の方向け参考書

独学で来年受験の予定の方。
勉強は始めていますか?

来年受験の方向けの参考書や今年の国家試験まで収録した過去問題集が発売されています。

過去問題集に取り掛かる時期はとても悩むところです。
始めにやっても分からないだけですし、
最後の方にやっても時間が足りなくて十分にやりきることが出来ません。
とりあえず、一通り参考書を学習し終えたら過去問題集に取り掛かることをおススメします。
正直、一通りの参考書学習では過去問には太刀打ちできないと思います。
始めは得点に繋がらなくて落ち込むかもしれません。
ただ、苦手なところを繰り返し繰り返し学習していく内に、必ず力はついて行きます。
諦めずに頑張りましょうね。

オススメの参考書はクエスチョンバンクです。
とにかく解説が丁寧で、図も多いので、非常に分かり易いです。
参考書自体は厚みがあるのですが、ミシン目があるので、
必要なところだけ切り取って持ち歩くことも出来ます。

【クエスチョンバンク】

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【過去問題集】

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2017年07月24日

必ず覚えておきたい脂肪酸

脂肪酸に関する問題は頻出事項です。
必ず覚えておきましょう。

【飽和脂肪酸】 
・C4:ブタン酸(酪酸)
・C6:ヘキサン酸(カプロン酸)
・C8:オクタン酸(カプリル酸)
・C10:デカン酸(カプリン酸)
・C12:ラウリン酸
・C14:ミリスチン酸
・C16:パルミチン酸
・C18:ステアリン酸

【不飽和脂肪酸】
〇一価
・C16:パルミトオレイン酸(n-7系)
・C18:オレイン酸(n-9系)
〇多価
・n-6系:リノール酸、γ-リノレン酸、アラキドン酸
・n-3系:α-リノレン酸、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)

C4〜6が短鎖、C8〜12が中鎖、C14〜18が長鎖脂肪酸
太字は必須脂肪酸です。

ここは応用問題が少なく、暗記だけで得点できる部分なので、しっかりインプットしておいてください。

2017年07月23日

独学で勉強を進める上で大事なこと【分からない箇所を放置しない】

来年の管理栄養士国家試験を独学で頑張ろうとしている方。
既に勉強は始めていますか?
始めている方でも、始めたばっかりという方が多いのではないでしょうか。

独学で頑張る上で、ぜひ念頭においておいて頂きたいことがあります。
それは、「分からない箇所を放置しないこと」です。

管理栄養士専攻の大学に通っている人は、分からない箇所があれば先生に聞いてもらえば教えてもらえます。
独学で勉強を進めていると、自分で調べて解決するしかありません。
でも調べても結局解決しなかったらどうしますか?
「まあいいや…」と放置していませんか?
分からないところを放置してしまうと、
同じような問題が出題されたとしても得点に繋げることが出来ないので、
折角勉強したにも関わらず非常に勿体ないことをしてしまいます。

なので、
「分からない箇所はとりあえず調べる。調べても分からないところは取り合えずメモっておく」
を習慣にして欲しいと思います。

調べても分からなかった箇所は勉強を進めていく内に次第に分かるようになってくることもありますし、
リンクした教科(「人体・疾病」と「臨床栄養学」など)を勉強している内に分かることもあります。

それでも分からない場合。
もうこれは人に聞くしかありません。
私の場合は、月に一回模試だけは受けていたので、講師の先生に自分が納得いくまで聞いていました。
模試とはちょっと逸れた内容でも、実際の問題を見せて聞いていました。
これが正しいやり方とは言いませんが、
独学の場合、このようなやり方以外に分からないところを解決する方法って少ないんですよね。

このブログを読んでいただいている皆さんは、
ブログを通してご質問頂いても構いませんよ!
使えるものは最大限に利用しましょう。

独学で頑張る皆様の未来が明るいものになりますように!!

2017年07月22日

臨床検査値一覧

管理栄養士国家試験では、検査値から自分で読み解き解答するという問題も出題されます。
易しい出題であれば、検査値基準も一緒に載せてくれるので、その検査値が正常か異常かが分かるのですが、
検査値基準が記載されていないことも多いのが現実です。
なので、代表的な検査値の基準値はしっかりと頭に入れておく必要があります。

【血球検査】 ※主に免疫や貧血の指標に用いる
・赤血球(RBC):男430〜570万/μL、女380〜500万/μL
・ヘマトクリット値(Ht):男40~52%、女34〜45%
・ヘモグロビン値:男14〜18g/dL、女12〜16g/dL
・白血球(WBC):4000〜8000/μL

・平均赤血球値(MCV):81〜100fL
・平均赤血球ヘモグロビン値(MCH):26〜34pg
・平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC):31〜35%
⇒実際の出題ではMCVの値、MCHCの値から貧血の種類を読み解く問題も出題されます。
その型の貧血でMCVやMCHCはどの値を示すのかしっかり覚えておいてください。
■貧血の分類
  貧血の型      MCV    MCHC    主な貧血症
小球性低色素性貧血   80以下   30以下   鉄欠乏性貧血
正球性正色素性貧血  81〜100   31〜35   溶血性貧血、再生不良性貧血、急性出血、腎性貧血
大球性正色素性貧血  101以上   31〜35   ビタミンB12欠乏性貧血(悪性貧血等)、葉酸欠乏性貧血

【血清たんぱく検査】 ※栄養状態の指標に用いる
・総蛋白(TP):6.3〜7.8g/dL
・アルブミン(Alb):3.7〜4.9g/dL

【血清酵素検査】 ※主に肝機能の評価に用いる
・ALT(GPT):6〜43IU/L
・AST(GOT):11〜40IU/L
※AST<ALT:慢性肝炎、中毒性肝炎、AST>ALT:急性肝炎、肝硬変、肝がん、アルコール性肝炎
・γGTP:男10〜50IU/L、女9〜32IU/L

【アミノ酸・窒素化合物】 ※主に腎機能の評価(Cr)、痛風の評価(UA)、肝機能関係(NH3、フィッシャー比)に用いられる
・尿中クレアチニン(Cr):男1.1〜1.9g/日、女0.5〜1.6g/日
・クレアチニンークレアランス(Ccr):90〜130mL/分
・尿酸(UA):男3〜7.2r/dL
・血中尿素窒素(BUN):9〜21r/dL
・アンモニア(NH3):40〜80μg/dL
・フィッシャー比:2.5〜4.5

【脂質】 ※脂質異常症の評価に用いられる
・総コレステロール(TC):130〜220r/dL
・トリグリセリド(TG):50〜149r/dL
・HDL-C:40〜65r/dL
・LDL-C:60〜119r/dL
■脂質異常症診断基準
・高LDL-C血症:LDL-C≧140r/dL
・境界域高LDL-C血症:120≦LDL-C≦139r/dL
・低HDL-C血症:HDL-C<40r/dL
・高トリグリセリド血症:TG≧150r/dL

【電解質・金属】 ※体内の状態を評価するのに用いる
・ナトリウム(Na):135〜149Eq/L
・塩素(Cl):96〜108mEq/L
・カリウム(K):3.5〜4.9mEq/L
・マグネシウム(Mg):1.5〜2mEq/L
・カルシウム(Ca):8.5〜10.5mg/dL
・リン(P):2.5〜4.5r/dL

【鉄代謝】
・鉄(Fe):男60〜200μg/dL、女50〜160μg/dL
・TIBC:トランスフェリン(Tf)と結合できる鉄の総量
・UIBC:未結合のTfと結合できる鉄の量
※TIBC=Fe+UIBC

【ビリルビン】 ※黄疸発生の程度の指標
・総ビリルビン(T-Bil):0.2〜1.0r/dL
・直接型ビリルビン(D-Bil):0〜0.3r/dL
・間接型ビリルビン(I-Bil):0.1〜0.8r/dL

【糖代謝】 ※糖尿病など高血糖の指標に用いる
・血糖値:空腹時70〜110r/dL、75gOGTT2時間値:140r/dL未満
・HbA1c:47〜6.2%
・GA:11〜16%
・1,5アンヒドログルシトール:14.0μg/mL以上

今回は中でも狙われやすい検査値基準のみ列挙しましたが、
覚えられる余裕があるのであれば、全検査項目基準を覚えてくださいね。 
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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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