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2018年06月30日

どんな時にインスリン注射が必要か?

@血糖コントロールが不良な時
食事療法や運動療法や一時的に乱れて内服薬が効かなくなった場合や、
当初効いていた内服薬が長期間飲んでいる内に徐々に効かなくなり、
飲む長を増やしても血糖のコントロールが不良の時には食事療法と運動療法を見直した上で
インスリンを使用します。

Aケトアシドーシスがある時
感染症や強いストレスのあった時には高血糖状態が続くことになり、
その結果として意識障害を伴う糖尿病ケトアシドーシスという重篤な状態になることがあります。
糖尿病ケトアシドーシスになった時、またはそのような状態であることが予想される時には、
内服薬では治療できないのでインスリンを使用します。
もともと内服薬でコントロールできていた2型糖尿病では、
インスリンによってケトアシドーシスや高血糖が改善すれば、内服薬に戻ることもできます。

B病気になった時や手術を受ける時
毛等のコントロールが良い時での、肺炎などの急性の感染症にかかったり、
大きな怪我をしたり、開腹手術など大きな手術を受ける場合や副腎皮質ステロイド薬など
高血糖をきたす薬を飲まなければならない場合などには、
一時的にインスリン注射を必要とすることがあります。

C妊娠している時
妊娠を希望している場合や妊娠している時には、内服薬が胎児に及ぼす影響を考えて、
インスリン注射により血糖をコントロールします。
血糖のコントロールが不良の場合、胎児に奇形が生じたり、流産する危険性が大きいため、
良好な血糖のコントロール状態で妊娠することが大切です。
妊娠を希望する時は主治医に出来るだけ早く相談しましょう。

D腎臓や肝臓の働きが悪い時
腎臓の働きが極端に悪くなった時には、内服薬の作用時間が長くなるなどの影響が出るため、
多くの場合インスリン注射に変更します。
肝臓の働きが著しく悪くなった場合にも、内服薬の作用時間が変化する可能性や
薬自体が肝臓に悪い影響を与える危険性があるのでインスリン注射に変更します。
内服薬に対してアレルギー体質の方で、服薬が困難な場合もインスリン注射を行います。

2018年06月29日

使用上で注意すること

@服薬と食事
内服薬で治療している場合は指示された服用時間(食前、食直前、食後など)を守ることが大切です。
食事をとらない、または極端に少量の食事しかとらないで薬を飲むと、低血糖を起こす危険性があります。
このような場合や薬を飲み忘れた場合はどのようにするか、あらかじめ主治医を相談しておきましょう。

A低血糖
内服薬で治療している場合も薬によっては低血糖の危険性があることを覚えておきましょう。
手のふるえ、動悸、冷汗、異常な空腹感などが低血糖の症状です。
低血糖はブドウ糖や砂糖をとると症状が改善します。
内服薬と飲んでいる方は飲酒量を自分で制限できる場合を除いて原則としてアルコールは禁止です。
低血糖を起こした時に症状が強く出ることがあるからです。
低血糖の予防法や対処法については必ず主治医に確認しておきましょう。

B妊娠と内服薬
妊娠している時は内服薬は禁忌です。
食事・運動療法で不十分な場合は、インスリン療法で糖尿病をコントロールするのが原則です。
妊娠を希望する人や可能性がある人は、なるべく早めに主治医に相談して
妊娠前からインスリン療法を行うようにしましょう。

C薬が効かなくなる場合
内服薬と長期間飲んでいると、最初はよく効いていたのに徐々に効果がなくなり、
薬の量や種類を増やしても血糖のコントロールができなくなることがあります。
食事療法や運動療法が不適切な場合や薬自体が効かなくなっている場合が考えられます。
後述おインスリンやGLP‐1受容体作動薬の注射による治療へ変更する必要があることもあります。

2018年06月28日

FDPP‐4阻害薬

食事中の栄養素が胃から省庁に到着すると員クレしんというホルモンが分泌され、
膵臓からのインスリン分泌を促進します。
この働きをインクレチン作用を呼びます。
インクレチンにはGLP‐1とGIPの2つがありますが、
いずれも短時間でDPP‐4という酵素によって分解される欠点があります。
この薬はDPP‐4の働きを抑えインクレチンの分解されにくくします。
その結果インクレチン作用が高まって、食後のインスリンの分泌を増やし血糖値を下げます。
この薬は食前または食後に服用します。
DPP‐4阻害薬だけで治療することもありますが、
他の内服薬と一緒に服用する方法もあります。
DPP‐4阻害薬だけを服用している場合には低血糖を起こす危険は低いのですが、
他の内服薬と一緒に服用する場合には低血糖が起こることがあります。
特にスルホニル尿素薬と一緒に服用する場合には低血糖に注意が必要です。

2018年06月27日

Eα‐グルコシダーゼ阻害薬

この薬は腸内で食物中の炭水化物をブドウ糖に分解する酵素の働きを抑えます。
その結果、腸でのブドウ糖の吸収がゆっくりとなって食後の急激な血糖の上昇が抑えられます。
この薬は食直前に服用します。
はじめて飲む人はしばしば、お腹の膨らんだ感じ、下痢やおならが多くなりますが、
多くの場合は服用を続けている内に少なくなります。
これらの症状が長期間続く時は主治医に相談しましょう。
この薬を飲んでいる方が低血糖になると、砂糖(ショ糖)を摂取しても吸収が遅れるため、
低血糖が改善しない場合があります。
低血糖の時には必ずブドウ糖を飲むようにしましょう。

2018年06月26日

D配合薬

この薬はビグアナイド薬の一つであるメトホルミンとチアゾリジン系薬のピオグリタゾンの
2つの薬を統合した錠剤です。
2つの薬の効果が合わさり、肝臓や筋肉でのインスリンの働きを良くします。
1日1回朝食後に1錠を服用します。

2018年06月25日

Cチアゾリジン系薬

この薬は筋肉や肝臓などのインスリンが働く組織でインスリンに対する感受性を高めて血糖を下げます。
インスリンの分泌量には影響しません。
肥満のある方に適した薬です。
主な副作用はむくみ、貧血、息切れで、時に肝臓障害を起こす場合もあります。
吐き気、嘔吐、食欲不振、全身のだるさなどに気が付いた時は、すぐに主治医に連絡しましょう。

2018年06月24日

Bビグアナイド薬

この薬は主として肝臓から放出されるブドウ糖の量を少なくして、血糖値が高くなるのを防ぎます。
また、インスリンの働きをよくしますが、インスリンの分泌量には影響しません。
この薬は食後に服用します。
ビグアナイド薬だけで治療する場合もありますが、他の内服薬と一緒に服用する方法もあります。
ビグアナイド薬だえを服用している場合には低血糖を起こす危険はほとんどありませんが、
他の内服薬やインスリン注射と併用すると低血糖が起こることがあります。
まれではありますが、乳酸アシドーシスという意識障害を伴う副作用を起こす危険性があります。
服用中に吐き気、下痢、異常なだるさなどに気が付いたら、すぐに薬を中止して主治医に連絡しましょう。
腎臓や肝臓の働きが悪い人、アルコールを多く飲む人は副作用が出やすいので注意が必要です。

2018年06月23日

A速効型インスリン分泌促進薬

スルホニル尿素薬と同じように膵臓のβ細胞を刺激してインスリンがたくさん出るように働きます。
スルホニル尿素薬に比べ、使用後短い時間でインスリンが分泌され、作用時間が短い点が特徴です。
そのため、食後の高血糖を防ぐのに有効で、
低血糖を起こす危険性もスルホニル尿素薬に比べて少ないと考えられています。
この薬は食事の直前に服用します。
食後に服用すると十分は効果が得られませんので注意が必要です。

2018年06月22日

@スルホニル尿素(SU)薬

この薬は膵臓のβ細胞を刺激してインスリンの分泌を促進し、インスリンが沢山出るように働きます。
そのため、インスリンを作る能力が保たれている方にだけ有効です。
スルホニル尿素薬は、種類によって作用している時間が異なります。
一日中効いている薬は一日一回の服用ですが、作用時間の短い薬を一日二〜三回服用することもあります。
原則として食前に服用しますが、高齢者や胃腸の調子が悪い人あどでは食事の量が一定しないこともあり、
食後に飲んだ方が良い場合もあります。
DPP‐4阻害薬、ビグアナイド薬やα‐グルコシダーゼ阻害薬と一緒に飲むこともあります。
インスリン分泌を増やすので、低血糖をきたす危険性があります。

2018年06月21日

内服薬の種類

現在市販されている糖尿病の内服薬は、次の4つのグループに分かれます。
それぞれの薬の特徴は以下の通りです。

@インスリンの分泌を増やす「スルホニル尿素薬」および「速効型インスリン分泌促進薬」。
Aインスリンの作用をよくする「ビグアナイド薬」および「チアゾリジン系薬」。
 この2つを1つの錠剤に含めた「配合薬」もあります。
B腸管からの糖の吸収を遅くする「α‐グルコシダーゼ阻害薬」。
C腸管からのインクレチンの分解を防ぎ、インスリンの分泌を増強する「DPP‐4阻害薬」。

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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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