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2018年09月07日

食品交換表の使い方の注意点

これまで糖尿病食品交換表の使い方を説明させていただきました。
80kcalを1単位とおいた表。
指示エネルギーを80で割った数字が一日の指示単位数。
表1〜6+調味料に分類されていてそれぞれの区分で何単位ずつ摂取するか。などなど。
糖尿病食品交換表を使いこなすためには、80kcalの量を覚えておくと楽に計算できます。
始めは難しいと感じるかもしれませんが、
良く使う食材の量を一度覚えてしまえば交換表を上手く活用できるようになると思います。
食べた食材の量からエネルギーを計算するよりずっと楽ですよ。

では、今日は糖尿病食品交換表使用時の注意点についてご説明します。
・表1
ご飯、パン、麺類などの主食以外にも芋類、れんこん、ゆりね、かぼちゃ、とうもろこしも表1に分類されます。
野菜だから沢山食べたほうがいいんでしょ?と積極的に摂取してしまうと、
食後の血糖値が上昇してしまうので、注意しましょう。
これらの摂取目安量は一日に一単位程度。
じゃが芋なら一個、サトイモなら三個、れんこんなら120ℊ、かぼちゃなら90g、とうもろこしなら90g(半分程度)です。
・表2
果物は全エネルギーで1単位で共通です。
一単位は、「りんごや梨などの大きい丸いものなら半分、柿や桃などの小さい丸いものなら一個、
更に小さいみかんなら2個、いちごや巨峰などの粒ものなら10粒程度」と覚えると覚えやすいと思います。
・表3
ざっくりですが、魚は油っこい魚を除いて一切れが一単位です。
魚の練り製品や干物、肉の加工品、缶詰から表3を摂取しようとすると塩分過剰になるので、
生の肉や魚からタンパク質を摂取するようにしましょうね。
チーズは表4の乳製品ではなく、表3に分類します。
・表4
牛乳は全エネルギーで1.5単位で共通です。
1.5単位は牛乳180mlに相当します。
ヨーグルトの一単位は120gです。
・表5
油脂類は指示エネルギーによって1〜1.5単位。
植物油以外にも豚バラ肉、アボガド、バター、マーガリン、ベーコン、鶏皮なども油脂類に入ります。
摂り過ぎるとエネルギー過剰になりますので、注意しましょう。
・表6
野菜・きのこ・海藻類は全エネルギー共通で1.2単位です。
1.2単位は360gに相当するので、一食あたり120g以上を目標に摂取しましょう。
・その他
よく受ける質問は「嗜好品や嗜好飲料の代わりに主食を減らすか抜くかしてもいいでしょうか」という質問。
確かに全体のエネルギーは減ります。
ただ糖尿病食品交換表の大原則は、同じ表内での交換はできるが、表をまたいでの交換はできないということ。
嗜好品類は表1には分類されませんので、主食量の調整はしないというのが正しい考え方になります。
一方、芋類は表1に入りますから、芋類を1単位分食べるから、主食を1単位減らすという考え方は正しいということになります。

なかなかイメージしにくいでしょうか。
使いながら慣れて頂くのが一番でしょうか。
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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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