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2018年05月15日

高血糖高浸透圧昏睡の予防

高齢の糖尿病の方は、高血糖に気が付かない内に脱水がひどくなり、
高血糖高浸透圧昏睡を起こすことがあります。
感染症や他の疾患を合併した時には、血糖のコントロールが悪化して
高血糖高浸透圧昏睡を起こすことがよくあるということを覚えておいてください。
日頃から高血糖の症状がある場合には水分を補給して、
早めの病院を受診することの必要性を家族を含めて良く確認しておきましょう。
尿の量が多いということで水分を控えると、脱水を起こす危険が高くなりますので注意してください。

2018年05月14日

高血糖高浸透圧昏睡とは?

高血糖高浸透圧昏睡はU型糖尿病の高齢者に多くみられます。
著しい高血糖と飲水量不足によって脱水がひどくなり、血液が直単に濃縮しておこります。
ただし、最低限のインスリンは分泌されていますので、
ケトアシドーシスにはならないか、なっても軽いのが特徴です。
感染症、脳卒中、副腎皮質ステロイド薬及び利尿剤の頻用、高カロリーなどが原因となります。
著しい脱水症状とともに意識障害、痙攣などの症状を示すため、脳卒中と間違われることもあります。

次回、高血糖高浸透圧昏睡の予防についてお話します。

2018年05月13日

ケトアシドーシス昏睡の予防

ケトアシドーシスは早期に発見すれば予後は良好ですが、何よりもその発症を予防することが大切です。
ケトアシドーシスは、口渇、多淫、多尿、全身倦怠感、体重減少といった典型的な症状に続いて起こります。
これらの症状をよく覚えておき、症状があった時には血糖自己測定、尿ケトン体の測定を行い、
予防・早期発見することが重要です。
「尿糖がいつもいり多い」、「血糖値が高い」、「尿ケトン体が陽性である」などの場合は、
ケトアシドーシスの一歩手前です。
その場合には、インスリン注射の量を増やす必要がありますので、
すぐに主治医に連絡をとって診察を受けてください。
T型糖尿病の方がインスリン注射を中断した時にもケトアシドーシスが起こります。
主治医に相談しないでインスリン注射を絶対にやめてはいけません。
また、他の病気にかかった際もケトアシドーシスになることがあります。
下痢や腹痛などで食事がとれない時も、スープなどで糖分と水分を補給することが大切です。
嘔吐がひどく水分や糖分の補給ができない場合は、入院して必要となることが多いので、
できるだけ早く診察を受けてください。

2018年05月12日

ケトアシドーシス昏睡とは?

インスリンが不足した状態では、脂肪の分解が高まり、最後に「ケトン体」という物質になります。
このケトン体が著しく高くなり、血液中の酸・アルカリのバランスが崩れて
酸性に傾いた状態をケトアシドーシスと呼びます。
昏睡に至らないまでも、血液が酸性に傾き、尿ケトン体が陽性になります。
ケトアシドーシスはT型糖尿病で主にみられ、糖尿病発症時やインスリン注射を中断した時、
あるいは感染症や外傷などによって極端にインスリンが不足した時に起こります。
U型糖尿病でも同じように感染症や外傷などの強いストレスがあった時、
また清涼飲料水を多量に飲んだ時(清涼飲料水ケトーシス)などでケトアシドーシスを起こすことがあります。
清涼飲料水ケトーシスは肥満している若い男性に多いのが特徴です。
ケトアシドーシスでは、狡猾、多淫、多尿、体重減少、全身倦怠感などの
糖尿病に典型的な症状が急激に起こります。
さらに悪化すると、呼吸困難、速くて深い呼吸(クスマウル大呼吸と呼びます)、
あるいは悪心、嘔吐、腹痛、意識障害などが起こります。
ケトアシドーシス昏睡にまで進行すると適切な治療をしなければ、生命に関わります。

次回、ケトアシドーシス昏睡の予防についてお話します。

2017年05月29日

糖尿病の急性合併症

糖尿病には、慢性三大合併症と言われている糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害の他、
急性合併症と呼ばれるものもあります。
今日は、急性合併症である糖尿病ケトアシドーシス(DKA)、高血糖高浸透圧症候群、
感染症についてお話します。

@糖尿病ケトアシドーシス
極度のインスリン欠乏とインスリン拮抗ホルモンの増加により、
高血糖(≧300r/dL)、高ケトン血症、アシドーシス(pH7.3未満)をきたした状態。
アシドーシスとは血液が酸性に傾いている状態です。
直ちに初期治療を開始し、専門医のいる医療機関への移送が必要になります。
<特徴>
インスリン依存状態で若年者(30歳以下)に多い。
誘因としては、インスリン注射の中止や減量、感染、ストレス、清涼飲料水の多飲など
症状としては、著しい口喝、多飲、多尿、体重減少、全身倦怠感、消化器症状など

A高血糖高浸透圧症候群
著しい高血糖(≧600mg/dL)と高度な脱水に基づく高浸透圧血症により、
循環不全をきたした状態で、アシドーシスは認めません(pH7.3〜7.4)。
<特徴>
インスリン非依存状態(糖尿病と診断されていないことも)、高齢者に多い。
誘因としては、薬剤、高カロリー輸液(点滴)、脱水、急性感染症、やけど、肝障害、腎障害など
症状としては、明確なものに乏しいが、倦怠感、頭痛、消化器症状が出ることもあり。

B感染症
糖尿病の方は感染症にかかりやすいといわれています。
肺結核もまれではなく、尿路感染症や皮膚感染もみられ、
特に足の皮膚感染症は壊疽の原因にもなります。
手術を受ける際には、十分な感染症対策をするころがのぞまれています。

まとめます。
これらの急性合併症を防ぐために出来ること。
〇自己判断でインスリンを中止したり減量したりしない。
〇清涼飲料水の多飲はしない。
 (実はこれかなり多いんです。
 清涼飲料水を水分代わりにとっていて急に具合が悪くなって救急車で運ばれてしまう。
 検査をしてみると血糖値が物凄く高くなっていて、先生に糖尿病ですと言われてしまうパターンです。)
〇水分を十分に摂取し、脱水を予防する。
〇感染症に注意する(常に清潔を保つ、感染予防対策をする。)

一日の血糖値の変動パターンを知るためにも、
まずは血糖値の自己測定(SMBG)を行って自己管理を始めてみるもの良いでしょう。
病院で相談すると自己測定キットをもらうことが出来ますよ。





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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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