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2018年12月20日

いつ血糖自己測定をすればよいのか?

朝食前の血糖値(空腹時血糖値)は毎日の変動が比較的少なく安定しているので、
血糖コントロールの指標としてよく用いられます。
空腹時血糖値がそれほど高くなくても食後に高くなる場合もありますので、
時には食後1時間あるいは2時間の血糖値を測定することも必要です。
1方糖尿病の方で血糖値の変動が大きく、そのインスリンがその変動に関係しているのかを知るために、
舞食前・食後に血糖測定が必要な時もあります。
さらに下痢ゆあ発熱のある時、食欲がない時や体調が思わしくない時(シックデイ)は、
血糖自己測定がインスリン注射の量や方法の変更を判断するのに役立ちます。
血糖測定の回数や測定時間は主治医とよく相談しましょう。
血糖自己測定で得られた血糖値は必ず記録して主治医にみせ、指導を受けるようにしましょう。

2018年12月19日

糖尿病の診断に関する留意点

糖尿病の診断については、いくつかの留意点があります。
今日は、「糖尿病の診断に関する留意点」についてお話します。

【糖尿病の診断に関する留意点】
1.尿糖検査は、腎のブドウ糖排泄閾値や内服中の薬剤によって影響を受けるため、
  糖尿病の診断には用いません。
  確定診断には血糖検査が必須です。
2.T型糖尿病は、発症時に明瞭な糖尿病の症状が認められる場合が多いので、
  発症時点をはっきり推定し得ることが多くあります。
3.劇症T型糖尿病では、感冒様症状、腹部症状が夫々70%以上の患者でみられることに注意を要します。
  また、高血糖に比べてHbA1c値が不釣り合いに低いことも特徴です。
4.U型糖尿病は多くの場合、無症状か症状があっても軽いので、糖尿病と診断された時点で、
  すでに特有の合併症(網膜症、腎症、神経障害)をもっていることがまれではありません。
5.これら合併症をもつ方は、その合併症の病期によって治療方針が多少異なるので、
  診断の際には必ず合併症の有無・程度を検査します。
6.糖尿病は治療する病気ではないので、決して通院(受診)を中断しないようにします。
  
 

2018年11月21日

慢性合併症 〜高次機能障害〜

本日は、「高次機能障害」についてお話します。

・高次機能障害には認知機能低下やうつ状態が含まれる。
・認知能力の低下は、高年齢、HbA1cの高地な症例、ADLやQOLの低下した症例で顕著であり、
 血糖コントロールは脳機能低下予防のためにも重要である。
・高齢糖尿病の認知症は、コントロールを悪化させるとともに、ケアの上でも大きな問題となる。
・高齢糖尿病の認知症リスクは、アルツハイマー型認知症及び脳血管性認知症共に非糖尿病の2〜4倍である。
・MMSEまたは長谷川式簡易知能スケールで認知機能の評価を行い、認知機能低下原因を脳MRI等で調べる。
・高齢者では、インスリン・経口血糖降下薬による低葛藤の頻度の増大が脳に不可逆的な障害をきたし、
 高次機能障害の原因になることが指摘されている。
・身体機能、認知機能及び心理状態で、家族によるサポートのみならず介護保険等の社会サービスを利用し、
 内服管理やインスリン注射を行うことも重要である。
・高齢者の低血糖発作は典型的な自覚症状を欠くことがあり、
 認知機能低下やうつ状態といった非定型的な症状を呈することもあるので、注意を要する。

2018年11月20日

慢性合併症 〜糖尿病大血管障害(動脈硬化)〜

今日は、「糖尿病大血管障害(動脈硬化)」についてお話します。

・高齢者糖尿病では、糖尿病大血管障害である虚血性心疾患、脳血管障害、末梢動脈性疾患が多発する。
・高齢者糖尿病での糖尿病大血管障害は、ADLを低下させる。
・高齢者糖尿病の虚血性心疾患は、発生率とHbA1cとの間には正の相関がみられるという報告がある。
・高齢者糖尿病の脳血管障害は、若年糖尿病患者と同様に穿通枝梗塞が大部分であり、
 無症候性脳梗塞の発症頻度も多い。
・高齢者糖尿病の末梢動脈性疾患は、感覚の低下、視力障害、易感染性などにより発見が遅れ
 重症化しやすい傾向があり、厳重なフットケアが必要である。
・糖尿病大血管障害予防の観点からも高血圧・脂質異常症の加療に加え、血糖のコントロールが必要である。

明日は、「高次機能障害」についてお話します。

2018年11月19日

慢性合併症 〜糖尿病細小血管障害〜

今日は、「糖尿病細小血管障害」についてお話します。

・高齢者糖尿病においても、罹病期間、血糖コントロール、高血圧などが糖尿病細小血管障害の発症、
 進展に関与している。
・厚生労働省長寿化科学総合研究事業が糖尿病細小血管障害の長寿追跡調査を行い、
 以下のような結果が得られている。
 @空腹時血糖値が140r/dLあるいはHbA1cが8.4%以上の場合は、追跡中に糖尿病網膜症が高度に発症した。
 A空腹時血糖値が140r/dL未満であっても糖負荷後2時間値が250r/dLを超えると、
  長期追跡中に糖尿病網膜症が高頻度に発症した。
 B微量アルブミン尿を認める症例、あるいはHbA1cが7.9%以上の症例は効率に顕性糖尿病腎症へ進展した。
 C糖尿病細小血管障害(腎症、網膜症)の発症と血糖コントロールとの関係における
  年齢の影響は少なかった。
・高血圧は糖尿病腎症の危険因子でもあり、糖尿病細小血管障害の発症や進展防止の観点からも
 血圧は130/80oHg以下にコントロールすることを目指す。
・高齢者糖尿病の神経障害は加齢にとる感覚神経、自律神経の変化や他疾患に由来する症状のため、
 診断が困難なことが多い。

明日は、「糖尿病大血管障害(動脈硬化)」についてお話します。

2018年11月18日

急性合併症

今日は、「急性合併症」についてお話します。

・高齢者の糖尿病昏睡は高浸透圧高血糖症候群が多く、糖尿病ケトアシドーシスによる昏睡はまれである。
・感染、投薬(副腎皮質合成ステロイド約、利尿薬など)、過剰栄養補給、脱水などが誘因となることが多い。
・軽症の耐糖能障害やこれまで糖尿病を指摘されていない場合も起こることがあり、注意が必要である。

明日は、「慢性合併症」についてお話します。

2018年11月17日

合併症の特徴

今日は、「合併症の特徴」についてお話します。

・高齢者糖尿病の合併症は基本的に若年・壮年における糖尿病合併症と同様。
・高齢者糖尿病の死因は、慢性血管合併症によるものが多い。
・慢性血管合併症には糖尿病細小血管障害と糖尿病大血管障害が含まれる。
・高齢者糖尿病の特徴として、高次脳機能障害をきたす場合があり、注意が必要である。
・成年期に発症した高齢者糖尿病では罹病歴も長く、それぞれの糖尿病合併症の頻度も高く、
 一人の患者が複数の合併症を併せもつことも多い。
・高齢期に発症した糖尿病は一般に耐糖能異常や合併症の発症や進展は軽度とされるが、
 急速に発症進展することもあるので注意が必要である。
・糖尿病と直接的に関連のない疾患の発症も多い。

明日は、「急性合併症」についてお話します。

2018年11月16日

薬物療法を受けている人の管理上の留意点

本日は、「薬物療法を受けている人の管理上の留意点」についてお話します。

・経口血糖降下薬およびインスリン注射投与中の場合、低血糖が起こっていないか。
・低血糖時の対応は適切か。
 特に、α-GI薬内服中の人は、ブドウ糖を携帯する。
 高齢者では、低血糖症状が非特異的であり、元気がなくなるのが特徴。
・BG薬使用者では、腎機能に注意し、乳酸アシドーシス予防のため減量中止も考慮する。
・シックデイの際の水分摂取、主治医より指示を受けているとおりに内服薬・インスリン注射量を調整する。
・服薬介助、シックデイ時の対応を介護者も理解するように努める。

明日は、「合併症の特徴」についてお話します。


2018年11月15日

糖尿病高齢者の運動療法

今日は、「糖尿病高齢さhの運動療法」についてお話します。

・高齢の場合、糖尿病以外にも他の疾患を併発していることが多く、
 罹病期間の長い人では糖尿病合併症も進行している場合が多い。
・高齢者では個人差が大きい。
 急激な運動が現金で、軽い運動から徐々にやや強い運動へと、マイペースで行わせる。
・脱水に注意して、こまめに水分を摂取する。

明日は、「薬物療法を受けている人の管理上の留意点」についてお話します。

2018年11月14日

糖尿病高齢者の管理法

今日は、「糖尿病高齢者の管理法」についてお話します。

・HbA1cが7.0%未満の血糖コントロールが、合併症予防のための目標となる。
・QOL(生活の質)を損なわないよう、個々の身体、精神的背景、家族関係などの社会的条件を総合的にみて
 血糖コントロール目標を設定する。
・高齢になって発症した者と青壮年発症の糖尿病で高齢になった者は別物。
 年齢・罹病期間・慢性合併症の発症に要する年月を考慮して、血糖コントロールの目標を決定する。
・特に、血糖コントロールが難しい場合(低血糖のリスクなど)においては、
 血糖コントロール目標をHbA1c8.0%未満に設定することや血糖を下げ過ぎないようにする。
・一人暮らしの糖尿病高齢者では、介護サービスなどを積極的に利用し、
 シックデイなどの状況に迅速に対応できるようにする。

明日は、「食事療法」についてお話します。
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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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