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2022年02月04日

閉ざされた枡形門 コロナ第6波の浜離宮

<浜離宮>
Hamarikyu-Closing-Gate.jpg
門が閉ざされているのを初めて見ました。考えようによっては貴重な経験です。

2021年の年末には1日数百だった新型コロナウイルスの新規感染者数が、あっという間に10万人を突破しました。オミクロン株は、それ以前とは比較にならない感染力のようです。猛威を振るう第6波はいつまで続くのでしょうか。

<お知らせ>
Hamarikyu-Park-Notice.jpg
浜離宮はコロナの感染拡大防止のため臨時休園。期間は1月11日から『当面の間』とのこと

当面の間…

はい
趣旨は理解できております。

<浜離宮恩賜庭園>
Hamarikyu-Ote-Bridge.jpg
徳川将軍家の庭園だったことで有名な浜離宮。正面入り口は城門そのものです。実際に江戸城の出城的な性格も有していたと考えられています。

<大手門橋>
Hamarikyu-Bridge-over-thesea.jpg
海に架かるこの大手門橋を渡ると、待ち構えているのは石垣に囲まれた方形の区画。かつての枡形門です。今は石垣だけですが、昔は櫓門が設けられていました。

<石垣>
Hamarikyu-Ishigaki.jpg
立派な隅石です。これだけでも見る価値があります。さぞ立派な枡形門だったのでしょうね

<閉門>
Shut-Out-HamarikyuGate.JPG
まぁもともと来るものを拒むための施設です。その役割を存分に果たしているというわけですね。ただ、閉ざされる理由が理由だけに寂しい光景です。

ということで
防ぎ手の激しい抵抗にあうわけでもなく、見えない敵のせいで退散となりました。

<帰路>
Artificial-island-Hamarikyu.jpg
江戸時代に海を埋め立てて造った人工の島です。護岸の石垣を横目に帰路につきました

<裏門>
Hamarikyu-backgate.jpg
当然ですが、こちらも閉ざされていました

<護岸工事中>
Hamarikyu-Construction.jpg
いま防潮堤を改良工事しているとのこと。海水がここで堰き止められていました。白鷺の姿が見えます。田舎で育ったので見慣れていますが、なんだか少し物悲しく映ります。

<海面を飛ぶ白鷺>
Hamarikyu-Egret.jpg
ちょっと近寄りすぎたのか、白鷺は去っていきました

白鷺が飛ぶ姿を見るのは
幸運の兆し

そんな話を思い出しました。
本当にそうなりますように。

2022年(令和4年)2月

■訪問:浜離宮恩賜庭園
[中央区浜離宮庭園]1-1


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--------追 記--------
浜離宮については別途投稿させて頂いております。古い記事ですがよかったら覗いてみて下さい。
【画像】
shirononagori hamarikyu (1).JPG
shirononagori hamarikyu (7).JPG
【投稿】2017年11月15日
【タイトル】
海の出城・親子二代の夢の跡
→『記事へすすむ
posted by Isuke at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | その他
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