2020年08月20日

岩槻城本丸跡 地形だけで楽しむ城跡探索 

つわものどもが夢の跡
深い歴史が刻まれた名城・岩槻城の本丸跡を訪ねました

<本丸跡>
shirononagori472 (2).jpg
民家に塀に設置された本丸跡の証です。

<場所>
shirononagori472 (4).jpg
お隣はマミーマートです。この付近一帯がかつての本丸でした。

<縄張り図>
shirononagoriMAPiwa (5).jpg
[出典:岩槻城址公園説明板]
こちらが岩槻城の縄張り図です。岩槻城は室町時代末に築かれ、拡張や改修を繰り返しながら江戸時代も存続した近代城郭です。しかし明治の廃城以降は街の開発が進み、現在は曲輪の一部が城址公園として残るのみとなっています。

<マミーマート>
shirononagori472 (6).jpg
本丸跡には他の建物もありますが、ここが一番目立ちますかね。裏に駐車場も確保されたまとまった敷地ですので、ここを本丸跡と思うことにします。

さて
縄張り図だと、本丸は水堀の役割を果たした沼に浮かぶ島のようなところだったようですね。遺構はありませんが、こういう時は地形を感じるようにしています。

<北側>
shirononagori472 (5).jpg
マミーマートの広い駐車場を抜けて北側へ移動しました。この付近から谷になるようです。

<高低差>
shirononagori472 (7).jpg
沼が埋め立てられ宅地化される前は、もうちょっと高低差があったのかもしれません。

<坂道>
shirononagori472 (1).jpg
別方向にも高台から降る坂があります。複雑な地形を実感。住所表記だと低い場所も含めて『本丸』ということになります。現在の住所でいう『本丸』は実際の本丸より広範囲で、一部の高台を除けば、かつては概ね沼地だったのでしょう。

この付近はこの程度にして
次に南側へ移動することにしました。方向でいうと現在の岩槻城址公園へ向かうことになります。

<下り坂>
shirononagori472 b (2).jpg
もしかしたら気付かないうちに二の丸を通過していたのかもしれませんが、とにかく低い方へ向かって進みました。

<暗渠>
shirononagori472 b (3).jpg
この付近の水が集まるところというサインですね。つまり一番低い場所

<暗渠の行先>
shirononagori472 ba.jpg
岩槻城址公園へ到着です。

<かつての沼>
shirononagori472 b (1).jpg
ここは曲輪跡ではなくかつての沼の底。本丸や二の丸といった主郭部分と、出丸である新曲輪の間の沼です。私は沼と表現していますが、これを『濠』とみなすと、国内の城では最大級の水堀だったことになります。

<沼の底>
shirononagori472ad.jpg
公園内のこの水路は先ほど見た暗渠と繋がっています。

ということで
今回は本丸跡を訪ね、遺構はないのでその北側と南側の低地、つまりかつての沼を実感するために歩いたという内容でした。

<本丸跡>
shirononagori472 (3).jpg
つわものどもが夢の跡

■訪問:岩槻城本丸跡
[さいたま市岩槻区本丸]3丁目


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posted by Isuke at 05:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 城跡[埼玉]
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