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2020年08月13日

白鶴城と呼ばれた沼地の城(岩槻城別名の由来)

太田道灌により築城されたとされる岩槻城には白鶴城という別名があります。この由来は、沼地に築かれた浮き城に相応しい言い伝えがあります。
<白鶴城址碑>
shirononagori465 (1).jpg
こちらは岩槻城鍛冶曲輪跡に建つ城址碑です。白鶴城址碑と刻まれています。

以下はWikiさんからの抜粋です
『築城を命じられた太田道灌は、沼のほとりで2羽の白鶴が木の枝を水面に落とし、その上に舞い降りたことから、たくさんの竹をたばねて沼に埋め、盛土をして城づくりをし、岩付城ができたという』
[出典:Wikipedia:2020/8/13]

情景が目に浮かぶような言い伝えです。これが『白鶴城』という名の由来です。岩槻城が『竹束の城』とも呼ばれる所以でもあるわけですね。

<岩槻城址公園>
shirononagori466 (4).jpg
ここはかつて深い沼地でした
shirononagori466 (2).jpg

<蓮池と八ツ橋>
shirononagori466 (1).jpg
本丸を取り囲んでいた沼は姿を消しましたが、整備された城址公園に、そのなごりを感じることができます。橋はかつての岩槻城とは無関係ながら、朱塗りの橋が見事で、訪れる人の目を楽しませてくれます。

shirononagori466 (3).jpg
沼地や湿地などに生息するツル。今でこそ生息地が限られますが、かつてはここ岩槻でも、その姿を見ることができたのでしょうね。

ということで
鶴が舞い降りる様子をヒントに、沼を埋め立てて城を築いた。これが白鶴城の名の由来というお話でした。ちなみに、太田道灌の幼名は鶴千代です。

■訪問:岩槻城鍛冶曲輪
[さいたま市岩槻区太田]


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タグ:太田道灌
posted by Isuke at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 城跡[埼玉]
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