2020年03月15日

遠ざかる川の記憶 地図から消えた水のなごり

完成間際の浦和の舗道にて
SN413ANKYO (4).jpg
もう魚が泳いでいた事なんて忘れ去られるのでしょうね

この道はいわゆる暗渠。『あんきょ』と読みます。地下に埋設された川や水路のことですね。6年前(2014年)、たまたまこの区画の暗渠工事を目撃してしまい、それ以降ときどき訪れて撮影を続けてきました。

のどかな流れにボックスカルバートがはめ込まれ、埋められ、舗装されるまで。もうすぐ工事が終了するようなので、本日の撮影で定点観測も終わりにします。

<最初の発見>2014年
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この時点ではまだ、ボックスカルバートと護岸の隙間で魚が暴れていました。

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<そして本日>2020年
SN413ANKYO (3).jpg
舗装が終了していました

この川の名は高沼用水東縁。水はこの先で鴻沼川と合流します。まぁ水の流れそのものは今後も同じですが、この綺麗に整備された歩道を川跡と気付く人は多くないはず。いや、ほぼいなくなるのかも知れません。

もはや地図からも消えた水のなごり

車道より幅広の歩道、あるいは車止めなどを見て、気付いてくれる人がいたら嬉しいですね。

SN413ANKYO (2).jpg

これからも
水の流れは人の暮らしに寄り添っています。


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