アフィリエイト広告を利用しています

2018年12月22日

菊名の丘城 大豆戸城のなごり

つわものどもが夢の跡
小田原北条氏の家臣の城跡と伝わる場所を訪ねました。最初に言っておきますが、遺構とは出会えませんでした。僅かな情報をもとに、城跡好きが現地を訪問してみた記録。そんなので良かったらお付き合い下さい。

■大豆戸城■ まめど
最寄り駅は横浜市の菊名駅です。下車しただけで、このエリアが丘と谷が入り組む場所だと実感できす。どの丘が城跡でもおかしくない。そんな気がしました。
<八杉神社>やすぎじんじゃ
shirononagori292 (3).JPG
目的地の目印とした八杉神社です。菊名駅から徒歩約5分程度(男の足で)ですかね。

<由緒沿革>
shirononagori292 (2).JPG
杉山神社と八王子社を合併し「八杉神社」となったとのこと。ともに古くからの神社ですが、杉山神社があった場所は、新横浜駅近くの「篠原城」が築かれた山の麓です。直接の因果関係は証明できませんが、「城跡」と期待してこの地を訪問している私にとっては、なにかの縁を感じずにはいられません。

<拝殿>
shirononagori292 (4).JPG
せっかくですので手を合わせましたが「お邪魔させて頂きます」という思いだけでした。

さて、目的は神社巡りではなく城跡探索。この神社の裏手の山が城跡と推定されているらしいので、更に丘を登りました。

<丘>
shirononagori292 (5).JPG
これ以上進むと丘の上に出てしまいます。この付近ということでしょうか。

<斜面>
shirononagori292 (6).JPG
宅地化されているので、自然な状態で残る地形は僅か。

<階段暗渠>
shirononagori292 (7).JPG
流れ落ちる水の音が聞こえました。人の暮らしも水の流れも、完璧に都市化されており、そんな場所に「城のなごり」を探すのはちょっと無理がありましたかね。

<丘の上からの眺め>
shirononagori292 (9).JPG
遠くに横浜の象徴が見えてます。


<周辺>
shirononagori292 (11).JPG
それにしても何とも複雑な地形。

shirononagori292 (10).JPG
丘と谷が幾重にもなって連続しています。もともとあった台地を、気が遠くなるくらいの歳月をかけて水が侵食してきた。そんな感じですかね。

城の痕跡はありませんが、高低差や複雑な地形は実感できました。急斜面からして、当時としては要害の地だったのでしょう。すぐ近くには、文中にもあった篠原城があります。こちらは発掘調査などでその存在が明らかになっている中世の城です。大豆戸城はその出城のような存在。そう考えるのが無難かと思われます。

つわものどもが夢の跡
ここはここまで。新横浜駅近くの篠原城跡へ向かうことにしました。

■訪問:八杉神社
[横浜市港北区大豆戸町]

(篠原城跡訪問記へ続きます)
shirononagori292 (1).JPG
菊名と新横浜は1qちょっとです


お城巡りランキング
posted by Isuke at 22:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 城跡[関東]
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8410377
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
記事ランキング
[アクセスランキング]
  1. 1. 上杉謙信の軍旗 毘沙門天と懸かり乱れ龍
  2. 2. 近世小田原城のなごり
  3. 3. 関東の連れ小便・政宗白装束の舞台 (石垣山城)
  4. 4. 刑場近くの橋のなごり 泪橋と思川
  5. 5. 金沢城のなごり
  6. 6. 火の玉不動 大宮宿の水路と刑場のなごり
  7. 7. 足柄城のなごり
  8. 8. 近藤勇ゆかりの地(米沢市)高国寺
  9. 9. 大石内蔵助 終焉の地 細川家下屋敷跡
  10. 10. 大多喜城のなごり
  11. 11. 高岡城のなごり
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
Isukeさんの画像
Isuke
もともとは無趣味の仕事人間。土日は家でゴロゴロ。本ブログは、そんな男が急に城跡巡りに目覚め、てくてくと歩き始めた記録です。
プロフィール
X (Twitter) Twitter-Isuke.JPG Isuke@shirononagori
最新記事

お城巡りランキングに参加中 [参加させて頂いた雑誌]

アクティブライフ・シリーズ009 クルマで行く 山城さんぽ 100【電子書籍】[ 交通タイムス社 ]

[当サイトお勧め本]

小説 上杉鷹山 全一冊 (集英社文庫(日本)) [ 童門 冬二 ]


感想(39件)