2018年08月16日

土橋と蛍 遠い日の川の記憶 (浦和区大原)

■土橋と蛍■
<市川橋>
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さいたま市の浦和区にて。この橋を撮影中に、地元の方と思われるお婆さまに声を掛けられました。

お話をうかがうと『昔は護岸も橋もこんなコンクリではなかった。土橋から蛍を眺められる風情のある場所だった』とのこと。

なるほど。さぞ美しい光景だったのでしょうね。その様子を探るべくネット検索しましたが、情報は得られませんでした。せめて白黒の写真だけでも確認できれば良かったのですが、ちょっと残念です。

ただ、あのような穏和なお婆さまが、あれだけ懐かしそうに話すのですから、きっとそうだったんでしょう。根拠なんていらない。そうだったと思うことにしました。


■見沼代用水西縁■みぬまだいようすいにしべり
<見沼代用水西縁と市川橋>
SN255dobashi&hotaru  (5).jpg
この水の流れ。厳密には水路です。ただし、昨日今日の水路ではありません。江戸時代に灌漑農業用水として造られた歴史ある水路なのです。当時の治水のプロフェッショナル・井沢弥惣兵衛(いざわやそべえ)の指導により築かれました。それがそのまま現在に至り、今ではコンクリの水路となっています。

<現在の見沼代用水西縁>
SN255dobashi&hotaru  (2).jpg
バリバリの現役水路。

<水門付近>
SN255dobashi&hotaru  (4).jpg
水門を境に水位が・・・などと楽しみながら、水路沿いを散歩しました。


■浦和区大原■
水路好きですが、それだけを見に来たわけではありません。この日のお目当ては、地元「浦和レッドダイヤモンズ」の公開練習。市川橋を渡って北へ向かうと、レッズが拠点としている大原サッカー場に辿り着きます。

<大原サッカー場>
SN256URO.jpg
あくまで練習なので遠くから撮影

この日も多くのレッズファンが、練習場へ足を運びました。私もその大勢のなかのひとりです。

<レディア>
SN255dobashi&hotaru  (1).jpg
このキャラクターはレディア。浦和レッズのチームマスコットです。チームと比較すると、いまいち人気がありませんが、それも含めて浦和レッズなのです。

あのお婆さまの記憶にの残る土橋は、もう見ることはできません。ただこのコンクリの橋も、サッカー好き・レッズ好きの子供たちの川の記憶になるのかもしれません。遠い日の光景として、いつか懐かしく思い出されるのかも知れませんね。
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