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2017年07月08日

病院とお別れ、お見送り

花たんが病院を出る時のエピソードです。

花たんは沐浴を終え、帰り支度が始まりました。

看護師長さんから、霊安室を通って退所することになると説明があり、花たんは霊安室へ連れて行ってもらい、私と海パパは車を裏口に移動させました。

霊安室に入ると、
祭儀場のようになっており、花たんは寝ていて、台にはお焼香、そして、私と海パパが座れるイスがありました。

そこに、主治医の先生はもちろん、関わりがあった先生、看護師さんが来て、お焼香をあげてくださいました。
びっくりするくらいたくさんの方々でした。

ICU・・心臓手術に関わってくださった方々・・
手術の後、浮いたり沈んだりな花たんを守ってくださった。応援してくださった。「花たんはすごい!がんばりやさん!」と言ってくださった。

NICU・・花たんが生まれてすぐに、容態が悪化しないように繊細に管理してくださった方々・・
弁逆流があり、明日はどうなるかヒヤヒヤした時期の中、私を励まして下さった。
私も産後でメンタルも不安定・・泣いてばかりでした。

さらに、産科の主治医の先生、花たんを取り上げてくださった助産師さん、そして、心疾患を最初に見つけた個人病院の先生が「この先生は心疾患に強いから」と紹介して下さった先生(部長?)も手を合わせに来て下さいました。
花たんがこの世に生まれるために、尽力をつくしてくださった、感謝すべき方々でした。

私の赤ちゃんを産ませてくれてありがとうございました・・
でも、亡くなってしまいました・・・

私の声にならない声を、気づいてくれたのか、泣いてくださっていました。

あまり細かいエピソードを記事にすると、個人が特定されるので、書きませんが、
(なので、伝わりにくい文章になるかもしれませんが・・)

とても、とても、優しい心臓の先生(女性)で、
花たんが生きていけますようにと、とても応援してくださった先生がいました。
感動させられるやりとりがありました。
その先生が、お焼香の時に、「花たんを抱っこして良いですか?」と言ってくださり、
花たんを抱っこしてくださりました。

先生に抱っこされている花たんを見て、

花たんが嬉しそうにしてると感じました。

ねえ、花たん
先生、優しかったね。
花たんも、先生が大好きだよね。
良かったね、先生にも抱っこしてもらえて。
嬉しいね。

車に花たんを乗せ、走り去る時、
先生方が頭を下げて見送って下さいました。

手術は毎日のように行われ、
忙しいはずの先生方がこんなにたくさん、
花たんのために時間をさいて、手を合わせてくださったこと。

本当に、申し訳ない気持ちと、素直に「ありがとうございました。」という気持ちです。

(医療の方々に対する思いはまた記事にしようと思います。)


この大々的なお見送りは、
病院で亡くなった方すべてにされているのでしょうか?
花たんが赤ちゃんだから?
海パパと
「最後まで病院の方々、親切だったね・・。」
と、今でも言っています。

それをして頂いた、家族からすると、
「感謝」でしかありません・・。

生きている花たんを知ってるのは、面会に来ていた限られた身内と、病院の人だけ。

花たんのがんばりを知っている病院の方が、
花たんの死を惜しんでくださり、花たんのがんばりを讃えてくださったことを、
嬉しく思います。
花たんも、喜んでいると思います。

「先生、ありがとう。」

て、花たんも一緒に言ったよね。

後日談になりますが・・

花たんのお葬式を終えた後、
花たんに会いたくて、

私は 「病院に行けば、花たんがいるんじゃないの?」 と、
変な気もちに襲われることがありました。
でも、
病院のことを思い出すと、
花たんに手を合わせる主治医の先生の姿や、
頭を下げられた大勢の方々の姿を思いだし、
「いいや、病院にはもう、いないわ・・。」
と冷静になれました・・。

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