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2017年05月28日

花たんとの日々(生きるか死ぬか)

大手術を終えた花たんは、相当なダメージだったようです。

手術の翌日、
ベッド横に置かれた、人工心肺装置、そこから、チューブがのび、花たんにつながっている姿は、息をのみました。
数本のチューブには赤い液体が見えて、
まるで大きな血管がむきだしになっているようでした。

看護師さんは、明るく、優しく、
「おしっこが出てますよ。」
「花たん、がんばってますよ。」
「花たんが楽になるための機械だからねぇ。」
とにっこり声をかけてくれました。

看護師さんがバタバタする様子もなく、
モニターの数値も悪い感じでもなく・・

なんとかもちこたえる、と思っていたのですが、

そう思わせられていたのは、家族が落ち込まないようにという病院の配慮だったのでしょうか、

人工心肺を外す(離脱)説明の時には、ハッキリと
「術後のダメージは大きかった」と言われました。
「どうなるかと・・」
と。

形成手術後、3日後に離脱の説明がありました。

人工心肺の副作用がなく現在に至る。
人工心肺を外してあげたい。
胸を閉じてばいきんが入らないようにしたい。

と。

ぜひ、そうして欲しい。
その時がきた。

ただ、

もし、
人工心肺を外した後、自分の心臓で持ちこたえられないなら・・・

・・・・・

ずっと人工心肺で生きていくわけにはいかない

・・・・

と、いうことは、

それ以上は、はっきり話されませんでしたけど・・

私も海パパも、

「自分の心臓で生きる力がないなら、そこで命運つきると言うことですね・・。」

と理解した。

明日の手術で、
やっと人工心肺は外れる!
血栓への恐怖は遠のく!

でも、
もしかしたら、
花たんは、終わってしまうのかもしれない・・。

早く外してほしいはずの人工心肺も、命綱のように見えました。

花たんにかかってる。

明日のことは、全く予想できない。
先生も。
花たん本人さえ。

手術の前日も家で、花たんを思うと泣けてきました。

妊婦で、お産が近づいた時、「花たんを助けられないかもしれない」という可能性を聞き、一晩中ないた日を思い出しました。

未来を夢見て、浮かれてたのに。
また、振り出し。

それでも、花たんはここまで生きている。
花たんが生きたいから、心臓を止めずに、生きているのだろう。

悩んだって、未来のことはわからないなんて重々承知してます。

神様に祈っても祈っても叶わないものは叶わない、て、ことも承知しています。

それでも、
ママには祈ることしかできなかった。

よくわからないけど、「念じる力」しか、ない、と思ってました。

祈って祈って、
それが少しでも花たんの生きる力になるなら、と。

手術当日、
フェイスブックで「花たんが手術」であることを報告し、「祈ってください」と記事を上げると、幾人かの友人から「花たん、がんばれ」とコメントが来ました。
コメントがなくても、心で祈ってくれるだけで良い。
花たんに、届け!届け!
と、思っていました。

私の心臓が張り裂けそうでした。

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