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2013年02月09日

『レモンをお金にかえる法』

レモンをお金にかえるとはどういうことか。

不思議な錬金術の話なのかと思っておりましたら、至極当然な経済の話でした。

レモンと水と砂糖を原料にしてレモネードを作り、それを売るというところから話が始まります。

その後の展開は、この絵本で確認いただくとして、注目したいのは、この絵本が1976年(昭和51年)に出版されているということですね。

日本語の翻訳版は、昭和57年に出版されています。

37年も前の絵本であり、日本語訳版にしても31年も前です。

一読して名著であることが分かりますが、いままでこの絵本の存在を知りませんでした。

ある本でこの絵本のことが紹介されており、タイトルが興味深かったので読んでみたわけです。

本を読んで感じるのは、本は本を呼び込むということですね。

本には、他の本が紹介されており、そこから今まで知らなかった本を知り、その本を読むという流れになっています。

また、今では、インターネットがありますので、その中でさまざまさ本が紹介されており、本を知る機会が増えています。

いい時代といえるでしょう。

それに、その本がどのような評価を受けているかを確認したい場合には、アマゾンのレビューを見れば、おおよそのことは分かります。

どのような評価であれ最終的には自分が読んで評価すればよいのですが、如何せん書籍の数は膨大ですから、すべてを確認するわけにはいきません。

よって、レビューで評価の低い本は見送るという判断もあります。

逆にレビューの評価が低いからこそ興味が出てくるような本は確認しますが、そのような本はほとんどありませんね。

インターネットが普及する以前に比べ、読む本の数が増えたように思います。

やはり、知る機会がなければ、そもそも読むことが出来ないわけで、また、知ってしまうと読みたくなるわけで、時代は読書の時代に突入しているといえるでしょう。

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posted by lawful at 20:49| お金

事業を始めるとはどういうことか

「私は、これから事業を始めようとする人に言いたい。
 あなたは時間のすべてを事業に投入して、中途で死ぬのも人生だ、人間いつも裸なのだと思いさだめて闘えるかと。
 もしそうでなければ、事業は絶対、成功しないだろう」(藤田田『起業戦争の極意』KKベストセラーズ 180頁)

事業を始めたはいいが、借金まみれにならなくとも廃業したり、借金だらけで倒産したりする場合があります。

確かに、景気の動向も影響しているでしょう。

しかし、根本的には、藤田田氏が言うように覚悟があるかどうかがポイントとなるでしょう。

覚悟が決まらないまま事業を始めてしまうと、大した工夫をすることもなく、何となくといった感じで事業を進めてしまいます。

ダラダラした経営がいつしか借金経営になってしまいます。

覚悟が決まらないことには手を出さないということですね。

事業の世界は、魑魅魍魎の世界といってもよく、素人風情がうろうろできるところではありません。

また、すべての時間を事業に投入するという観点からすれば、嫌いなことは事業になり得ませんね。

好きなことでなければ、精神的に参ってしまうでしょう。

好きなことも、単に好きなのではなく、熱中できるほど好きであるという次元にまで至らないといけませんね。

なにせすべての時間を使うのですから。

藤田田氏の面白いところは、中途で死ぬのも人生だという点ですね。

事業が調子に乗ればいい気になり、死などまったく眼中にないという状態になりがちですが、常に、死を意識しているところが、単なる事業家、起業家と違うところでしょう。

また、何かにつけ藤田田氏は、人間いつも裸といいますが、まっさらな人なのでしょうね。

地位、名誉、財産等々にはこだわりがありません。

起業そのものにこだわっているという人ですね。

死や人間はいつも裸という観点がある故に、他のビジネス書とは一味違った感銘を与えます。

生命や人間存在そのものの洞察なしにビジネスをしたところで大したビジネスにはなりません。

浅薄な人間が行うビジネスはつまらなく、深みのある人間が行うビジネスはおもしろいということでしょうか。

会社を分析する時は、社長を見ればよいと言われますが、まさに、社長が浅薄な人間か深みのある人間かを見れば、おおよその見通しはつきます。

現今、世の中では、さまざまな問題が発生しておりますが、よくよく観察してみると、トップにある人間が悉く浅薄な人間です。

だから、問題が発生するのですね。

所詮は、人ということですね。

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posted by lawful at 19:54| ビジネス

2013年02月07日

専門分野を体系的に把握すること

「優秀といわれるユダヤ人は、たしかに好奇心が旺盛です。だが、自分の分限でない領域には首を突っ込みません。彼らは自分の専門で、なおかつ興味のある分野だけをどこまでも探究し続けるのです」(手島佑郎『ユダヤ人の頭脳活性法』PHP研究所 218頁)

若いころは何でも知ってやろうと意気込み、さまざまな分野に首を突っ込みますが、結局、何も身に付いていない自分自身を発見し愕然とするものです。

私にも思い当たるふしがあり、反省することしきりです。

好奇心があるのは結構なのですが、好奇心が拡散してしまっては意味がありません。

あれもこれもという態度では身に付くものも身に付きません。

好奇心はある一定の分野に集中させるべきでしょう。

そうすることによって、まとまりのある知識として身に付きます。

自分の専門外のことに関しては、単なる素人にしかすぎないわけですから、その道の専門家に任せておけばよいですね。

下手に首を突っ込む愚は避けなければなりません。

自分の専門を極めるという姿勢が大切です。

専門があれば自信も付きますし、責任感も芽生えます。

所謂、大人という存在になるわけですね。

ある分野の専門といっても、専門分野が幅広いということがあります。

例えば、仏教という専門分野で考えても、仏教全体の専門家になることは、幅の広さからいって無理ですね。

インドの仏教、中国の仏教、日本の仏教等々、国々によってさまざまな仏教があります。

日本の仏教に限っても、法華系、真言系、禅系、浄土系等々、さまざまな分野があります。

法華系にしても、最澄もいれば、日蓮もいます。

平安時代の貴族に親しまれた法華経という観点からも探究は可能です。

仏教と一口に言っても、さまざまな仏教があり、その中から自分自身が関心を持つ分野、興味を持つ分野に特化することは、どうしても必要ですね。

法華系にしても、日蓮を中心に考えるという視点が定まれば、その日蓮を体系的に把握していくことにより、豊潤な成果を得ることができると考えます。

「狭くても、一つの分野を体系的に精通することによって、人はより創造的になっていくのです」(同書同頁)との指摘通りでしょう。

人間は、なんでもかんでも知りたいのですが、やはり、限界があります。

限界だらけといってもいいでしょう。

人間が知りうる事柄など、森羅万象からすれば微々たるものです。

その微々たるものに何を選択するかが、その人間の人生を決定するといえましょう。

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posted by lawful at 20:22| 雑感

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