アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2018年01月01日

正月を祝う

十字一百まい・かしひとこ給い了んぬ、正月の一日は日のはじめ月の始めとしのはじめ春の始め・此れをもてなす人は月の西より東をさしてみつがごとく・日の東より西へわたりてあきらかなるがごとく・とくもまさり人にもあいせられ候なり。
1491頁

正月を祝う人は、徳がまさり、人に愛されるという。

ならば、正月を祝おうというわけではありませんが、祝うということをさりげなく行える人は徳がある人であり、人から好かれるということでしょうね。

新春を素直に祝う。とても簡単なことですが、さり気なく行えるかどうか、ここにその人の境涯が現れるといってよいでしょう。

仰々しくしても、白々しいですし、斜に構えてもしょうがない。

祝うべきは祝う。それでよいように思います。

年が変わりますと潮目が変わります。昨年はいろいろありましたが、そういったことも新年を迎えることで一新されるわけです。

新たな次元がスタートするのですね。このことを祝うということですね。確かに祝いたくなります。そして、徳がまさり、人に愛されるならば言うことなしです。
わざわいは口より出でて身をやぶる・さいわいは心よりいでて我をかざる。
1492頁

正月を祝い、徳がまさり、人に愛されるといっても、悪口等を言うと身が滅びるという。

災いは、勝手に飛んでくるものではありません。自分の口から発生するのですね。要らぬことは口にせぬこと。これを今年の行動規範にしておくことですね。

そして、心豊かに生きていきたいものです。幸せは、棚からぼた餅のように落ちてくるものではありません。自分の心から生じるのですね。

それこそ、心を仏の次元にもっていくことが肝要でしょう。

つい、地獄界程度の心に堕落するものですが、ここを戒めておくことですね。
法華経を信ずる人は・さいわいを万里の外よりあつむべし
同頁

最後は、信仰心でしょうね。信仰あるところ、幸いあり、ということでしょうか。

万里の外より幸いを集めるという、壮大な観点から信仰をしていきたいものです。
法華経を信ずる人は・せんだんに・かをばしさのそなえたるがごとし
同頁

このようになれるような信仰者でありたいですね。

いい香りが広がるように、他の人にも、さり気なく、いい影響を与えるほどの人間になることですね。

そうしますと、自分自身も、さらに幸せになり、また、他の人にいい影響を与え、さらに幸福になるという好循環が理想的な形ですね。
posted by lawful at 00:33| 御書

観心本尊抄―訳注

新品価格
¥1,980から
(2023/1/1 22:16時点)

日蓮 「闘う仏教者」の実像 (中公新書)

新品価格
¥906から
(2024/1/6 19:41時点)

岩波 仏教辞典 第三版

新品価格
¥9,900から
(2024/1/6 19:42時点)

図説 ここが知りたかった!日蓮と法華経

新品価格
¥1,925から
(2024/2/10 15:31時点)

カテゴリアーカイブ
<< 2024年03月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

観心本尊抄―訳注

新品価格
¥1,980から
(2023/1/1 22:22時点)

日蓮 「闘う仏教者」の実像 (中公新書)

新品価格
¥906から
(2024/1/6 19:41時点)

岩波 仏教辞典 第三版

新品価格
¥9,900から
(2024/1/6 19:42時点)

図説 ここが知りたかった!日蓮と法華経

新品価格
¥1,925から
(2024/2/10 15:31時点)

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。