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しのぶえ
フランスの田舎でネコとともに定年後の人生を版画、水彩画、笛作り、日曜大工にいそしむ「しのぶえ」君です。
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2009年05月19日
出会い
はじめまして。あらたにお仲間に加えさせて頂いた「しのぶえ」です。フランスの田舎で家内と二匹のネコと暮らしています。

今年は春が来るのが遅く、五月も半ば過ぎたのにまだ寒いです。庭には桜が咲き、りんごや梨の木が花をつけリラとボタンの花も咲いたのですが、雨のためすぐに散ってしまい残念でした。

今、バラが芽を吹き大きくなっていますが、例年より寒いので葉に黄色い斑点がついたり、ちぢかんだりしています。

写真は最初にウチに現れたネコで名前を「トラジ」と名付けました。もちろん、われわれの世代を泣かせ笑わせてくれたあの「寅次郎」にちなんでつけました。なぜって、二三日泊って行ってはプイといなくなり、二三日で戻ってくる。そしてまた気の向くままに出て行く。その繰り返しだったからです。

最初、ウチの庭を横切った時は口に何かをクワエていました。小さなネズミのようなものでした。痩せこけたカラダで、顔も緊張させて、やっと捕まえた獲物をどこかで他のネコに邪魔されず、じっくり食べたいといった様子でした。

あまりに痩せこけていたので哀れに思いエサを与えました。その頃はキャッツフードという便利なものがあることさえ知らなかったので、近所のスーパーで買った鶏のキモ、心臓を1パック全部与えてしまった。喜んでそれを全部食べてしまったのでした。

さて寝についたあと、ウワーオ、ニュアーゴとものすごい大きな声で鳴く声がするではありませんか。驚いて階下へ降りて見るとネコが苦しそうに食べた物を戻しているのでした。

知らないほど恐ろしいことはありません。すまないことをしたと思い、それからは、ネコに関する本を読んだりして、少しは食べ物や習性について知るようになりました。





最初このネコを見たときメス猫だと思ったのです。歩く姿が優雅だし、両眼の縁が黒く、マスカラを塗ったように見えた。それに眼が大きく金色に光って、昔フランスのセックス・シンボルだった(いまはオバアちゃんになってしまいましたが)ブリジット・バルドーの面影を漂わしていたからです。

それに両脚の付け根には「ワレメ」があるように見えた。ウチに居着く気配をみせたので、名前を付けてやろうとカミさんといろいろ考えました。「ミス・サン・ファルジョー」僕ら夫婦が住んでる田舎の町の名前です。ネコのパリコレがあったら出場させればきっと入賞だわ。などと話したものです。

しかし、じき、これは間違いだったと判明しました。両脚の付け根の「ワレメ」に見えた両側がだんだん膨らんで、はっきりとタマになったからです。「オス猫のほうがいい。」とカミさんは言います。
仔猫を沢山産んだら処置に困るけど、オスならその心配がないからというのでしたが・・・。

Posted by しのぶえ at 04:22 | chat | この記事のURL
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