茂の「最近調子どう？」

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　おはようございます。

　数ヶ月ぶりに知人からのメール。来月手術することになったと。以前から体調が良くないことは聞いていたのだが、今回の検査により腫瘍摘出手術をするとの医師の判断が下されたとのこと。

　以前、同じ職場で私の部下として働き、惜しみなく私を助けてくれてた。私も彼女の頑張りを支えてきたつもりだ。

　その当時から体に腫瘍らしきものがあることは聞いていたのだが、そんなことを全く感じさせない働きぶりであった。

　そして今回の検査により、新たに小さな腫瘍らしきものが２つ見つかったと。

　そのことを私に報告するメールの文面は、本人の心のキツさが伺える反面、あくまでも気丈に明るく振舞う、彼女らしい表現で伝えられている。

　自分を投げ打ってでも、他人のことを一番に考える性格。当時部下だった頃、『もっと自分を大切にしな』って声をかけるも、私は最後でいいからと言い放つ。

　私を信頼してくれている今回の彼女のメールに対し、私はただただ奇跡を信じ、すべてが完治し、心から元気になることを祈ることしかできない。

　何事も前向きに取り組めば奇跡が起こると、私は信じている。いや、それは奇跡ではなく、当然の結果として起こるのかもしれない。

　そのことを彼女に伝えようと思い、何度もメールを書き換えている。単なる慰めではない、励ましの心を伝えようと。

　私にできることは、祈ることしかできない。