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posted by fanblog

2016年07月14日

日本のスマホを中国で使う


日本と中国を行き来していて最も不便に感じるのは携帯電話の複数台所有ではないだろうか?

日本用スマホ、中国用スマホで2台以上をお持ちの方が多いのでは?

2台持ちとはいえスマホはコンパクトだし、たかだか200g弱の重量しかない。

敢えて 「邪魔!」 と声を大にして言う程ではありません。


問題なのはスマホに保存されているデータの扱いです。

スマホには電話帳、LINEや微信の通信内容、画像データ、それ以外にも名刺などのビジネスデータが保存されています。

この扱いが厄介です。

スマホに保存されているデータを見るために、使っていないスマホを持ち歩き、いちいち電源を入れてデータを探す作業が面倒なのです。



これを解決するにはどうすれば良いのか?

中国と日本のスマホを共通の端末にして、日本では日本の、中国では中国の電話会社のSIMを入れ替えるだけで使えれば問題は解決です。

私は既にこの方法を実践しています。

日本にいる時は docomo のSIM、中国では中国移動のSIMを差し替えるだけで、端末は一台です。

そう、持ち歩いているスマホは常に1台だけです。


ではどうすれば良いか?

どのような条件をクリアすれば良いか?


最も簡単な方法は iphone6 以降のSIMフリーiphone を使う事です。

iphone6 以降のSIMフリー端末は基本的に全世界のLTEバンド(通信周波数帯域)をカバーしています。

但し、

アメリカで販売されている iphone は中国電信のバンドをカバーしていない等、全てのSIMフリーiphone が全世界のLTEバンドをカバーしているわけでは無いので注意が必要です。

また、前回の記事で書きましたが、中国では iOS 端末は移動データ通信でLINEが使えません。

LINE を使いたい方はアンドロイド端末を使う必要が有ります。(2016年7月初旬時点)



ではLINEを使いたい方の端末に対する条件は?

端末が以下の条件を満たしている必要があります。


1) アンドロイド端末である事

2) SIMフリー端末である事

3) 日本と中国の両方のLTEバンド(周波数帯域)をカバーしている事


上記の1)と2)に関しては何の疑問も無いと思います。

皆様が知りたいのは 3)のLTEバンドのカラクリだと思います。


以下に具体的なバンドを一覧表にしてみたので参考にして下さい。

ちなみにバンド(周波数帯域)とはテレビのチャンネルのようなものです。


通信キャリア別のバンド対応表
日本・中国バンド互換性.gif
画像をクリックすると拡大します。

拡大した画像でご確認下さい。


日本国内で利用が可能なSIMフリースマホを使うという前提であれば、そのスマホが中国の三大キャリア(中国移動、中国聯通、中国電信)の使用バンドに対応している事が前提です。


例えば「中国聯通」を例に挙げて説明すると、

図から分かるように、中国聯通が対応しているLTEバンドは

1、3、40、41 の四つです。


お持ちの端末(スマホ)が、この四つのバンドすべてに対応していれば間違い無く使えます。

もちろん

・ 端末がキャリアの制限を受けない「SIMフリー」である事

・ SIMの大きさ(Micro SIM、Nano SIM など)が合っている事

が条件です。


理論上は四つのバンドの一つだけでも対応していれば使えます。

ところが、場所によってはバンド1にだけ対応する場所、バンド3とバンド40に対応する地域等が有るので、一つだけの対応では繋がらなかったり、通話品質が悪かったり、スピードが遅いという事があります。


また、日本のドコモですと、バンド1、3、6はWCDMAで主に音声通話や3Gに対応、データ通信やVOLTEは19、21、28で対応するなどバンド毎の運用方法が異なります。

中国のキャリアでもバンド1、3は音声や3Gのみで、4Gデータ通信は39、40、41で対応する等の可能性は十分に考えられます。

従って、SIMフリー端末は、より多くのバンドに対応している機種の方が汎用性は高いと言えます。


対応バンドは機種のカタログでも確認出来ます。

カタログに書いて無い場合でも、メーカーがサイト上で公開している仕様で確認できるはずです。


まとめ:

日本と中国(海外)の両方で使えるスマホの条件とは


・ SIMフリー端末である事

・ 契約しているキャリア(ドコモ、中国移動など)に合ったバンドに対応している事


の二つだけです。


ご注意:

以上は私の経験によるものであり、対応を保証するものでは有りません。

尚、私が日本で買ったスマホは HUAWEI P8Lite です。

デュアルスロットで、マイクロSIM と ナノSIM の2枚挿しが可能です。

対応バンド: 1,3,5,7,8,19,28,40


私は中国では「中国移動」を使っているので、バンド40に対応しているというだけの理由でこの機種を選びました。

バンド39、41にも対応していれば文句無しだったのですが・・・


それでも実際の使用で不自由を感じた事はあまり無いし、LINEや微信(Wechat)は全く問題無く使えています。

但し、移動中や場所によっては4G(LTE)接続ができず、スピードが極端に落ちる事が有ります。


今買うとしたら今年の6月語呂に発売された Huawei P9 です。

新製品なので安くありませんが、バンド 38、39、40 に対応しています。

バンド38は周波数帯域が41と同じなので、実質的に中国移動の 39、40、41 の全てをカバーしている事になります。

しかも日本で販売されているSIMフリーで、日本の周波数帯域はほぼ完璧にカバーしています。

現時点では日本と中国の両方で使うのに最も適したアンドロイド機種のように思います。

詳しいスペックは ⇒ http://consumer.huawei.com/jp/mobile-phones/tech-specs/p9-jp.htm


P9 ですよ! P9 Lite では無いのでご注意下さい。



以上、日本・中国両用のスマホでお悩みの方の参考になれば幸いです。


追記:

記事はスマホを日本・中国両用として使う事を前提に書きましたが、日本・ベトナムの二か国対応、日本・中国・ベトナムの三ヶ国対応も十分に有り得ます。


・ 端末(スマホ)が其々の国の周波数帯域(バンド)に対応している

・ 端末(スマホ)がSIMフリー

・ SIMカードのサイズが合っている


この3点をクリアしていれば、原則として日本や中国に限らず世界中で使えるはずです。

世界中の何処に行ってもスマホは1台で済むとなればこんな便利な事はありません。

世界中を前提に考えると、ファーストチョイスは iphone です。

何故なら iphone の対応バンド数は別格だからです。


次回は、日本語スマホで中国語を入力する方法を紹介します。


それではまた!


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