2015年のノーベル医学生理学賞は、微生物が作り出す有用な化合物を多数発見し、医薬品などの開発につなげた北里大特別栄誉教授の大村智氏ら3氏に決定した。
“The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2015”. Nobel Foundation.
【線虫の寄生によって引き起こされる感染症に対する新たな治療法に関する発見】
大村氏が見つけた化合物は熱帯地方の風土病の薬などで実用化しており、医療や科学研究の発展に大きく貢献した功績が評価された。
日本のノーベル賞は昨年の物理学賞3人に続く受賞で計23人。
医学生理学賞は利根川進氏、山中伸弥氏に次いで計3人となった。
2015年10月05日
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