2018年02月09日
ARMANI アルマ−ニ
ARMANI アルマ−ニ
東京都中央区銀座にある中央区立の公立の小学校。
泰明小学校の標準服が、今年4月入学の新一年生からイタリアの高級ブランド「アルマ−ニ」に変更することを決めたと。報道されました。
この「標準服」とは制服ではなく着用は義務・強制ではなくあくまで標準の服装と言うことですが、ほぼ100%近い児童が着用しています。
そして、その価格が、ブレザ−・シャツ・靴下等まで必要なものを合計すると最大で8万円ほどにもなります。
旧来のものと比較するとおよそ2倍の価格となります。
公立の小学校でこれはいかがなものか。と現在開催中の国会でも取り上げられました。
泰明小学校は特認校です。
特認校とは、本来は住所によって定められた小学校に通学しなければならないが、住所にかかわらず希望により就学できる小学校のことで、都内には泰明小学校を含めて4小学校あります。
制服をアルマ−ニに変更した理由を同校校長は
銀座の街のブランドと泰明ブランドが合わさったときに、もしかしたら、潜在意識として、学校と子供らと、街が一体化するのではないかと、また銀座にある学校らしさも生まれるのではないかと考え、アルマーニ社のデザインによる標準服への移行を決めました。
視覚から受ける刺激による「ビジュアルアイデンティティー」の育成は、これからの人材を育てることに不可欠である「服育」という重要な教育の一環であると考えます。
と述べています。
これに対して
小学生は成長期にあり1年程度で身長も体重も成長して制服のサイズが合わなくなる。その度に買い替えるとなると出費が大きすぎる。
小学生は動きが激しくて、転んで制服が破れたり、傷んだりと1着では回せないので変えも必要となるといったいいくらかかるの。
そもそも小学生にアルマ−ニなんて必要ない。
国会でも
「正直、違和感をもちました。公立小学校において、ある程度、幅と保護者の負担を考えなければ」
と希望の党の議員が述べています。
概ね、否定的な意見が大半を占めています。
さて、あなたはどうお考えですか?
posted by marserTeacher at 09:54| ARMANI アルマ−ニ