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2017年02月16日

「鎖国」が教科書から消える


「鎖国」が教科書から消える




先頃、文部科学省より公表された次期学習指導要領の改定案によると

社会科の教科書で「鎖国」と言う言葉を使わず「幕府の対外政策」に変更する。

と公表されました。

日本の小学校を卒業した人なら誰しもが習った「鎖国」がなくなってしまうのです。



250px-Commodore_Matthew_Calbraith_Perry.png


そもそも鎖国とは

江戸時代、幕府が諸外国と交流に関する権限を独占して、ヒトの出入りや貿易を厳しく取り締まり、管理・統制・制限した政策のことを指します。


第2代将軍秀忠時代に始まり、安政5年(1858年)タウンゼント・ハリスと徳川幕府が日米修好通商条約を締結するまで続きました。


この間、どこの国とも貿易をしていなかったのかと言えばそうではなく
長崎口(長崎県) 対馬口(長崎県)薩摩口(鹿児島県)蝦夷口(北海道)
の4つの港では外国との貿易の窓口として開港しており「四口」と呼ばれていました。

このように全く諸外国と交易を行なっていないわけではなく実態に合わない。

また江戸幕府の政策に関して、鎖国という言葉は使われていなかったため。

と言うのが「鎖国」削除の理由です。

photo111.gif



一方で「開国」という語は、欧米諸国との関係を表す際に使われていたので現状のまま残す。
とのことです。


この「鎖国」と言う言葉の所以は、江戸時代に訪日したドイツ人医師で長崎の出島に居住したエンゲルトケンペルが著した本の中にあった語が語源とされています。


一般に普及したのは明治時代以降だともされています。


この「鎖国」「開国」が対ではなく「幕府の対外政策」「開国」へと社会科の教科書の記載が変わるのに違和感を感じるのは筆者だけでしょうか?





















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