アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2013年11月21日

睡眠と記憶の密接な関係

睡眠と記憶の密接な関係


成績を上げるために即効性があり効果的なのは記憶力を上げることです。

理科や社会のみならず算数でも公式や解き方は記憶に起因しています。

時間をかけても中々記憶に定着しないと言った経験はどなたもお持ちだと思います。
一口に「記憶力上げる」と言っても簡単ではありません。
しかし、効果的な方法があるのです。

そのKeyとなるのは、誰もが毎日摂っている睡眠なのです。



ヒトは皆、時間の長短の差はあっても毎日眠ります。

なぜでしょうか?

それは、ヒトにとって睡眠は【脳の休息】だからです。
脳は覚醒、起きている間は、目から見た視覚情報や耳から聞こえる聴覚情報を始めとした様々な刺激や情報にさらされています。
これらの情報を基に脳が様々な指令を出します。

そして、脳はその膨大な情報の中から必要なものだけを記憶として保存しておこうとします。
もし、一日の起きている間に入手した情報を全て記憶しておこうとするとたちまち脳は容量オ−バ−になってパンクしてしまいます。
従って、脳には必要な情報と不必要な情報を選別する機能が備わっています。

それを裏付ける実験があります。
ドイツの心理学者エビングハウスが行った実験です。

方法は、アルファベットの3つ文字を意味なく並べその並びを覚えてもらいます。

そして、それがその後どれくらいの時間経過とともに記憶から消えていくのかを調べました。
その結果によると20分後―42%.1時間後―56%.1日後―74%.1週間後―77%.
1ヶ月後―79%忘れてしまうと言う結果が出ています。

意味のない3つの文字の並びを脳は、必要ないと判断するのです。

このようにヒトの脳は必要のない事は、記憶に残さないように出来ているのです。

では脳はその選別をいつ、どのようにして行っているのでしょうか。

その選別を行う時間が睡眠なのです。



睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類があります。

2つのうち、記憶に重要なのはレム睡眠のほうです。
ヒトの脳は、レム睡眠状態の時にその日の情報を整理整頓して記憶すべきものか、そうでないものかを選別する作業を行っています。

睡眠不足の時には、記憶力が上がらないのはそのためだと考えられています。

記憶の定着に効果的なのは「朝、起き抜けに前日に学習したことの復習」をすることです。

長い時間をかける必要はありません。

3−5分 前日にまとめたノ−トを確認するだけでも効果が出ます。

ヒトの身体のメカニズムに基づいた学習法。
ぜひ一度お試しください。












2013年10月04日

謎の生物 発見!!

謎の生物 発見!!


先日、小学6年生の男子生徒がやって来るなり興奮した口調でこう言いました。

「大発見 !!!」


「ビーバ−を見つけた !!」 




そこで
「動物園に行ってきたの ?」と質問すると

「そうじゃなくて、川に野生のビ−バ−がいるのを発見したんだ !」

「友達と放課後、河川敷のグランドでサッカ−していたらビーバ−が泳いでいたんだ!」

と未だに興奮さめやらぬ様子。

そこで
「ビーバ−って北アメリカやヨ−ロッパ北部などにしか生息していないはずだよ」
「イタチかなんかだろう?」
と言うと

「携帯で写真を撮ってきた!!」
との反応。
さっそく見てみると下の写真。


日本に生息していてビ−バ−と見まちがうおそれのある「イタチ」や「かわうそ」とは明らかに毛色やシッポの形状が異なるし、ニホンカワウソは絶滅してしまったはずだし。

確かにビ−バ−のように見えます。

ペットとして飼っていたのが逃げ出したのか?
それとも先日の台風による大雨で川の水量が増した際に上流から流されてきたのか。



先日TVで放送されていましたが、東京の多摩川には日本に生息しているはずのない
ピラニアやピラルクといったアマゾン川に本来生息している外来種の魚が生息しているらしいです。

ピラルク

ピラニア

今年8月30日から特別警報が発表されるようになりました。
特別警報が発令されるのは経験したことのないような異常な現象が起きそうな状況です。ただちに命を守る行動をとるとされています。

過去に経験したことのない短時間の豪雨や連日の高温。
日本は今や、温帯から亜熱帯になっているのかもしれません。

そんな気候の変化で外来種も対応して生存していけるのかもしれません。

ちなみにこの噂はまたたくまに近隣の小学校にも伝わり、第一発見者の彼は地元ではちょっとしたヒ−ロ−になっています。
















2013年09月03日

2学期スタ−ト !

MjA4Njg1XzEzNWZlZWQyYzdfZml4MTYweDEyMOSB.png
undefinedundefined
2学期スタ−ト!


2学期がスタートしました!

40日近くの夏休みで、英気を養ったはずの子供たちの感想、反応は

夏休み明けの学校は疲れる!」
「夏休み明けの学校はダルイ!」


です!

タップリ英気を養ったはずなのに何故?

そもそも夏休みとは、高温多湿の日本にあって、8月の気候が、学校で学習するに適さない環境である!と言う事実が根拠であり、その理由より設けられた習慣です。

期間の長短の差こそあれ日本国中どこの都道府県でも実施されている慣習です。

真夏の高温多湿で過酷な環境の時は学業の習得に適した時期ではないので、心も身体もリフレッシュして来るべき秋に備えて、活力を充填しよう!

とするのが夏休みの役目であり本来の目的です。にもかかわらず、大多数の生徒、児童は休み明けには憂鬱な気分を飲み込んだまま学校へと戻って行きます。

十分にリフレッシュしたはずなのに、なぜ疲れる、憂鬱なのでしょうか?



その答えは「毎日続ける事には、さほどエネルギーを必要としない!」ということにあります。

何か物事を始める時、人には必ず「初動のエネルギー」が必要となります。

しかし、それが、いったん回り始めてしまうとエネルギーをほとんど使わないで、回し続けることが可能なのです。

それは、車でも自転車でも【止まっているものを動かす】時に一番エネルギー、Powerを必要とするのと同じ事です。

長期の休みを作ってしまうと、そのたびに回すのを止めて、また再び回すのに
「初動のエネルギー、Power」が必要になってしまうのです。

この「エネルギーやPower」と言う言葉は「気力」と置き換えてもイイかもしれません。

連休(2日以上の連続した休み)になるたびに、せっかく回っていたものが、止まってしまって身体と心のエンジンが冷え切ってしまう・・・ってことに等しいのです。

それこそが「夏休み明けのしんどさ、憂鬱さ」の正体!なのです。

この身体や心のエンジンを冷えさせない工夫として以前、夏休みによく見かけた風景の一つが(ラジオ体操)です。

最近ではめっきり見なくなりましたねぇ。

(ラジオ体操)にはそんな先哲の知恵と工夫が凝縮さていたのではないでしょうか。

MjA4Njg1XzEzNWZlZWQyYzdfZml4MTYweDEyMOSB.png



















posted by marserTeacher at 10:34| 2学期スタ−ト!

2013年07月12日

読書感想文にお悩みのあなたに!

読書感想文にお悩みのあなたに!



まもなく子供達が待ち望んでいる夏休みです。

毎年、夏休みの後半から終わり近くになって〔読書感想文〕の宿題だけが、まだ残っていて何を読めばいいのかわからない! と嘆く子供達が多数います。

夏休みの課題に〔読書感想文〕を出される学校も多いと思います。

「さて? 何を読めば良いのやら?」

と迷われているあなたの為に比較的新しい読書が苦手な子供さんでも読みやすい、おすすめの書籍を高学年向け、低学年向けに其々ご紹介します。

今年は、早くから〔読書感想文〕の準備にとりかかってみてはいかがですか。

一冊目は、小学校高学年向きの書籍です。

☆【フクロウはだれの名を呼ぶ】

著:ジ−ン・クレイグヘッド・ジョ−ジ 
訳:千葉茂樹 
あすなろ書房  定価:1,365円

主人公ボ−デンの父レオンは腕利きの木こりです。
しかしフクロウ保護の法律により森林の伐採が禁止され失業してしまいます。

父が失業したのはフクロウのせいだ!
とボ−デンは思い込みます。
そしてボ−デンは父の仇を取りにライフルを手に森の奥へと入っていきます・・・

アメリカ北西部の原生林を舞台に繰り広げられる、人間の営みと自然との共存を考えさせられる物語です。

主人公のボ−デンをはじめとする登場人物の心の変化にあたたかい気持ちになります。

さまざまな角度から感想文の書ける一冊です。

小学校高学年向きです。



2冊目は、小学校低~中学年向きの書籍をご紹介します。

☆【真夜中のまほう】

著:フィリス・ア−クル 
訳:飯田佳奈絵  
BL出版  定価 1,365円

村の宿屋の看板に描かれたマガモは、ウサギから看板を抜け出す魔法を教えてもらいました。

そしてマガモは、その魔法の力で看板から抜け出すことに成功!

看板から抜け出したマガモは池にたどり着きます。

そして、そこに住む動物たち、ライオン・人魚・ユニコ−ンと友達になります。

そこに住む動物たちは、ある出来事からドロボウの悪だくみを知ります。

ドロボウの悪だくみを知った動物たちは・・・

ドロボウから宿屋を何とかして救おうとする動物たちを応援したくなります。

小学校低-中学年向きのワクワクドキドキが満載の童話です。

今年の夏休みは、〔読書感想文〕をまっさきに仕上げてみてはいかがですか。










2013年06月12日

手にメモ!! ??

手にメモ!! ??

単語カ−ドの活用



今の子供達が小学生・中学生問わずによくやっていることがあります。

それは「自分の手にボ−ルペンやマジックでメモを書くこと」です。

内容は他愛もないものが大半で

「プールの用意」とか「コンパス・分度器」
と言ったものです。

これは
「プールの用意」⇒明日の体育はプ−ルなのでプ−ルの用意を忘れずに持って行く。「コンパス・分度器」⇒算数・数学で作図をするのでコンパス・分度器を持って行く。
と言うことを意味します。

所謂「忘備録」のメモなのです。

確かに自分の手に書いておけば、家に帰ってからも必ず目に留まります。
たとえボールペンやマジックで書いたししてもお風呂に入ればきれいに消えます。

それくらい頭に記憶しておけよ!とも思いますが、絶対に忘れないと言う工夫という点
では評価に値します。



人間の記憶中枢である脳には、必要な事は記憶に留めて重要でない事は記憶しないで忘れる。という機能が備わっています。

英語のテストで点数を取れない子供達の共通点は単語力が希薄なことに起因します。

和訳・穴埋め・英作文・・・これらのどれもが単語力を基礎としています。

単語力を上げればテストの点数は上がります。

同様に漢字も記憶に大きく起因します。
漢字の読み書き・意味・語彙力を上げれば長文読解を含めて国語のテストの点数は上がります。


ではどうすれば、記憶に留められるようになるのでしょうか?

それにはアナログな方法ですが「単語カ−ド」の活用です。
昔からある「表に単語を書いて裏に訳を書く」あの単語カ−ドです。

単語カ−ドは英単語に限ったものでなく、漢字・熟語にも使えます。
これを繰り返し読み込むことにより確実に記憶となって脳に蓄積されます。
繰り返しているうちに「次は何が出てくる」とか「文字の色・形」まではっきりと記憶が蘇るようになります。



いったん記憶し覚えたものをたとえ忘れてしまってもかまいません。
次に覚える時には、半分の時間で2倍の深さで記憶に残ります。

単語カ−ドのもう一つの利点は、作成する際に実際に自分で書きこむのでアウトプットも出来るという点です。
目・視覚からの情報は一番脳に届きやすいと言われています。

コツコツと地味に継続して初めて効果を発揮する方法ですが必ずや効果は現れます。
たとえ一日に5分.10分と言った短い時間でも継続すれば必ず効果が出ます。
お試しになってはいかがでしょう。










posted by marserTeacher at 11:49| 手にメモ!! ??

2013年06月02日

勉強ギライの子供達を強引に勉強に引き込むコツ

勉強ギライの子供達を強引に勉強に引き込むコツ


電子教材の活用


当校生徒で小6の勉強が苦手な男子がいます。

小6で学習する漢字は読みも書き取りもさっぱり出来ないのに
薔薇(バラ)・憂鬱(ゆううつ)と言う大人でも書けないような漢字は、正しく書けます。



何故でしょう?

それは【彼が、誰も書けないような漢字に興味・関心を持って覚えた】からです。

つまり【興味・関心】という人間の感覚は、誰でもが天才になれるキ−ワ−ドと成り得るからです。

生物全般に共通で言える事は、興味の持てないものには関心を示さないと言うことです。

人間、ヒトも生物の一種類であるゆえそのことが言えます。

つまり興味のないものには関心を示さないのです。

これはヒトである以上、子供、大人の別を問いません。

勉強ギライの子供達にとっても同様です。

興味を持てない⇔関心がない⇔やらない
と言うサイクルを回しています。

勉強ギライの子供達には、そのサイクルのどれかを断ち切ってやる必要があります。

出発点である「興味が持てない」を改善することが最も効果的な方法です。

それこそが、その王道であり将来的に見て必ず実を結ぶ方法方策です。

即効性があるのは「今!」「たった今!」子供達の興味・関心を引く方法です。



具体的には【IT・パソコン・タブレット端末】の活用です。

パソコンやタブレット端末を使った教材で学習を始めることです。

それも一方的に【聞くだけ・見るだけ】の受け身ではなくパソコン・タブレットから質問や問題が出題され、それに答えるといった形式の【双方向】の電子教材です。

これは子供の興味を引くばかりではなく、その場で回答の正誤が判定されると言う点でも勉強ギライの子供達の興味を大いに引きます。

このIT化の流れは世の中の流れです。

本・書籍の売り上げが伸び悩む中【電子ブック】の売り上げは、ここ数年、すさまじい勢いで確実に右肩上がりで伸び続けています。

政府も、2020年度までに教科書を電子化し、すべての小・中学生に配布する方針を策定しています。

近い将来、教科書は全て電子書籍となる時代も近いのではないでしょうか。










2013年05月25日

小学校英語授業開始学年引下げ

小学校英語授業開始学年引下げ


教育再生実行会議の提言案が明らかになりました。


現在小学校では5年生6年生の2学年のみ週に1回の【外国語活動】の授業が
2011年度から始められています。

しかし正式な教科の扱いではないため、他の国語や算数等の教科のように教科書もなく
通知表への成績評価もありません。

提言案では、現在では小学校高学年で実施されている英語教育の開始学年を引き下げることや、小学英語を正式な教科にすること等を求めています。



開始学年の引き下げに関しては、小学3年生程度に引き下げ、5年生からは教科とし
教科書や成績評価も導入することが軸になると思われます。


そうなると小学校3年生から中学3年生までの7年間英語を学ぶことになります。

また本提言案では中学校での英語の授業を英語で行うことも求めています。



先日、TVで日本語を話せる英語圏の人に日本の英語教育についてインタビュ−していました。

その中でキャスタ−が

「日本人は義務教育から英語を学習しているのになぜ、英語を話せないと思う?」
との質問を投げかけました。

それに対する回答は

日本の英語教育は読み書きばかりやっている。」
「言語とはコミュニケ−ションの道具であることを忘れている」

というものでした。

確かにそうなのかもしれません。

実際、小学英語を履修経験して中学に進級した当校生徒たちも

「小学英語と中学の英語は全く別物」

と感想を口にします。

小学校と中学校の連携が必要になってくるでしょう。








2013年05月17日

漢字の正しい覚え方!

漢字の正しい覚え方!



(かんぺき)と(がんぺき)の違い


小学生・中学生の「国語」の単元で重要かつ避けて通れないのが漢字の書き取りです。


「かんぺき」「がんぺき」

を漢字で書いてみてください。


簡単なようで意外に正解率は低いと思います。


正解は

「がんぺき」⇒ 【岸壁】

「かんぺき」⇒ 【完璧】です。

どちらも【ぺき】と言う音の漢字ですが、微妙に異なります。

下の部分が

【つち・土】か【たま・玉】かの違いです。


意味の上からは

【完璧】⇒ 欠点がまったくないこと。また、そのさま。を指す。そしてその語源は
「璧」は宝玉のこと。傷のない玉の意から欠点や不足がなく、非常に立派な・こと(さま)を意味する。

対して【岸壁】は

【岸壁】⇒ 船舶を横づけするために、港や運河の岸に沿い、垂直に築いた擁壁。      
壁のように険しく切り立った岸。

と文字通りの壁「かべ」を意味します。

こう言った【意味】や【語源】を理解・納得したうえで学習すると忘れ難くなりますし
間違えなくなります。

こういった間違えやすい漢字は入学試験や学校でも定期テスト等の試験問題に出題される頻度が極めて高いです。

一通りの漢字を学習した後の小学校高学年から中学生には重要なポイントです。










2013年05月15日

文房具の効果的活用法

成績を上げるノ−トの書き方 !U


文房具の効果的活用法



今回は、カラフルな色ペン・蛍光ペン等の文房具の活用についてです。

よく蛍光ペンや色ボ−ルペンを使って教科書や参考書にアンダ−ラインを引いたりします。

これで覚えたつもりになってしまいますが、これは誤解です。

人間と言う生物は「目で覚えた内容」はすぐに忘れてしまいます。


  
覚えるために必要なことは【書きまとめる】という作業です。

その際に重要なポイントや自分で覚えにくい箇所を蛍光ペンやカラフルなインクのボ−ルペンを使って目立たせ繰り返し見返した際に確認し易くするのです。




カラ−ペンを使う際に留意することがあります。


それは「使う色に自分のル−ル」を決めるということです。
例えば
【赤⇒重要ポイント。覚えにくいポイント・青⇒人物関係・緑⇒モノ関係】
と言った具合にル−ルを決めて色を使い分けます。

こうする事で見直した時の記憶の定着率が格段に上昇します。


筆記具・文房具の使い方でもうひとつ重要なポイントがあります。

これは算数・数学に関することです。
ノ−トに算数・数学の問題を書いて解く場合です。

当然のことながら途中式も必ず書きます。

ポイントは
【消しゴムを使わない】ことと
【ボールペンで書く】ことです。


普通のボ−ルペンは、消すことが出来ません。

この
【消えないこと・消さないこと】が大切なのです。

答え合わせの際は赤で間違った箇所を添削します

こうすることで

【自分でどこを間違えたのか】【なぜ、間違えたのか】

の確認ができるようになります。

このノ−トを見直すことによって自分の

【弱点・ミスしやすいポイント】

に自分で気が付けるのです。



同じ単元の練習問題なら、何回か繰り返すうちに同じミスは必ず影をひそめます。

効果的な方法ですので是非ともお試しください。












2013年04月26日

ノ−トの書き方・出来る子への変身方法

成績を上げるノ−トの書き方 !


ノ−トの書き方・出来る子への変身方法



新学期・新学年を迎え当然のことながら子供達の教科書は、全て新しい学年の新しい教科書となっています。

同様に「ノ−ト」も新しいものに変えています。

今回は【ノ−トのとり方】についてお話します。


ノ−トとは、英語のノートブック【Note Book】からきています。

この英語の【Note Book】の語源は「Note」(ノ−ト)です。
【note・ノ−ト】の元々の意味は、覚書き・メモ・草稿です。





その意味からも【ノ−トをとる】とは、先生が板書した事を単純に書き写すことではないのです!

授業中に先生が板書するのはその授業のエッセンス部分であり、重要ポイントのごく一部分にしかすぎません。

実際の授業では

「板書した文字に加えて必ず先生の言葉での説明」

が付いています。


この板書というエッセンス部分だけを書きとめて後で見直しても、説明の言葉が付いていないと・その説明の言葉を記憶していないと

「自分で書いたんだけど何のことだか解らない! 」

ということになってしまいます。

つまり【板書をそのまま書き写す】だけでは不十分であるということです。


最近の脳科学のヒトでの実験からも【板書をそのまま書き写す】
という動作は
「手を使っているだけで脳は全く活性化されていない!」
ことが確かめられています。

つまり記憶に残らないのです


じゃあ、どうすればいいの?

その答えは
一言で表現すれば
【note・ノ−ト】の語源通り【メモ】をとることです。

それも【自分の言葉で】

まず最初にノ−トの機能・果たすべき役割・効能について考えてみましょう。
○ 書き写して記録に残す。
○ 疑問点・解決策・自分の考え等をメモする。
○ 見直す。記録として残したものを見直して確認し覚える・記憶に残す。
大きく分けて上の3つの機能役割があります。


次にどう書けばいいのかです。
具体的には、以下のような方法です。

ノ−トを使う時は見開きの2ペ−ジを使って書く。

板書を書き写す時、板書の行間に切れ目がなくても1行開けて書いた方が見やすいと感じた所は、スペ−スを開けて書きます。


そして、その周りに矢印(→)や四角囲い(□)等を使って自分の言葉でメモを書き込みます。


先生の話を聞いて、先生が説明した事・先生の説明を聞いて自分で掴んだ事・理解した事を自分の言葉で、短い言葉でかまわないのでメモとして、どんどん書きとめておくのです。
 

そのためにスペ−スを空けるのです。
このスペ−スは上下(行と行の間)でなく左右のスペ−スでもかまいません。


また、文字がキレイかどうかはこの際、問題ではありません。

むしろ丁寧に書こうと時間を取られて書ききれないことの方が問題です。





こういう形でノ−トをとる効用として以下のような効果が期待できます。


まず、後から見直した時に理解しやすくなります。

板書の内容だけでなく自分の言葉でのメモの説明が付いているのですから。

言い換えれば
【自分で創った自分専用の参考書!】 
の感覚です。

【自分の言葉でメモを取る】と書きましたが、この【自分の言葉で!】というのが
重要なポイントです。

【自分の言葉】というのは「先生の説明を聞いた時に感じた考えや感情を自分の言葉に自分で置き換えた」ものです。

後から読み返す際にその時の感覚・記憶が容易によみがえり、復習効果が非常に高くなります。

このノ−トのとり方を意識するだけで

「ただ受け身で書き写す」のではなく子供達自身が自分で「何が重要で、どう書くか」

と考えるようになります。

この変化は子供達に大きな変革をもたらします。

同時に【ノ−トを整理して書きとめる】習慣が身に付けば、思考が整理され記憶に深く留まるようになります。

勉強しなさい!と言ったり、テストの点数に一喜一憂するよりも子供達のノ−トを時々点検することの方が、成績を上げるためには建設的で効果的な方法です。

ぜひ、子供達に【効果的なノ−トのとり方】を教えてあげてください。


スペ−スを開けてノ−トをとり、自分の言葉でメモを書きこむ!以外にも効果的な
ノ−トのとり方があります。


それはカラフルな色ペン・蛍光ペン等の文房具の活用です。

これに付いては、次回に譲ります。


To be continued.






2013年04月25日

やる気 !の育てかた

やる気 !の引き出し方


文房具の活用



子供達の【筆箱】には、その個性が表れています。

現在では、様々な色のボ−ルペン、蛍光ペン・消せるボ−ルペン・クレヨンのような蛍光マーカー・針のないホッチキスetcかわいくおしゃれな文房具がたくさん発売されています。


そういった中からお気に入りを自分でセレクトして詰め込んだ結晶が【筆箱】です。

昔ながらの
【シャープペンシル&消しゴム&赤ペン】
と言うベーシックかつスタンダ−ドな必要最低限の無骨なタイプは運動部所属の中学生男子によく見られます。



それとは対照的に色とりどりのまるで【お花畑】のような筆箱もあります。

その筆箱には必要最低限の

【エンピツ・シャプペンシル・消しゴム・赤ペン】

以外に

「蛍光ペン・色ボ−ルペン・はさみ・のり・定規・油性カラ−マジックペンetc・・・」

と様々なグッズが入っています。


これは小学生、中学生問わず女子によく見られるパタ−ンです。

そしてこの【お花畑の筆箱】を持っている子供達は、ノ−トやメモをとる際にこれらを
使います。

そしてカラフルなメモやノ−トを作り上げます。

パッとみると赤・青・緑・紫・黒と様々な色が配置されていてとてもカラフルできれいです。



一方、運動部男子に多いタイプのそれは、ほとんどが黒 ! たまに赤。
とお世辞にもカラフル綺麗とは言えません。


さて、このどちらが効率的な学習に効果的なのでしょうか?

一般論として考察してみましょう。


「シンプル派」「カラフル派」ともに一長一短あります。

シンプルタイプは、色が「黒・赤」に限定されるので
【黒の中のは非常に目立ちます!

重要な部分に【】を用いる事で「重要!」と注意喚起することが可能です。

また、ノ−トを取る・書く時間が、筆記具を取り換える時間が少ないので、
「短時間で書き終える」ことが可能です。

短所としては、2色しかないがゆえに目立たせることが出来ないことです。


一方カラフル派。

様々な色使いがあり、完成したノ−トは一見カラフルで見やすく仕上がっています。

しかしながら、様々な色使いであるがゆえに「重要ポイント」の焦点がぼやけてしまいます。

また、その作成に時間を要します。

加えて

【カラフルに綺麗にノ−トを仕上げる】ことで勉強した!と言う満足感を得ている傾向が強いです。


この両者の比較から正答に至るにはこの本質である
「何の為にノ−トを取るのか」
を考えずして正答を出すことは出来ません。

【ノ−トを取る事の目的】は

「後から見返した時にその要点を一目で把握する」
【再確認】する事です。



一般的に【ノ−トを取る】とは

「学校の授業で先生が、板書したことを書き写す」

ことを指して使われる言葉です。


最近の電子科学・脳科学の進歩によって解明されてきた事実があります。

人間の脳の部位で【記憶や空間学習能力】に関わるのは、脳の中の【海馬・かいば】
と言う部分であること。

そして、実証実験の結果から

「学校の授業で先生が、板書したことを書き写す」

と言った単純作業では、
記憶中枢である脳の海馬は、活性化されない・働かない。
ことが確かめられました。

では、

【効果的なノ−トのとり方】
ってどうすればいいの?

【どういう風に書けば「海馬」が働くの?】

との疑問が生じます。

これに付いては次回に譲ります。

To be continued.











2013年04月24日

全国学力テスト・テストの活用法

全国学力テスト


テストの活用法


今日。4月24日。

小学校6年生と中学3年生を対象に「全国学力テスト」が全国一斉に行われました。

今回のテストは4年ぶりに全国の全ての国公立小学校・中学校3万505校と私立小中学校の約48%の457校を合わせた3万962校228万7千人が参加しました。

教科は「国語」「算数・数学」の2教科。

それぞれ基礎知識の理解度をみる【A問題】と知識の活用を測る【B問題】の二つに分かれます。

過去のテストでは【A問題】に比べ【B問題】の正答率が低い傾向が出ており、子どもたちに、いかに知識を活用する力を身につけさせるかが課題となっています。

この「全国学力テスト」に関しては、全国の同学年の子供達が同じ日時に、同じ問題に取り組むことから「横の比較」が可能となります。

それゆえ各都道府県・教育委員会では少しでも全国順位を上げようとの取り組みや
結果の公表に関して様々な意見が出されています。

当事者である子供達の感想は

「A問題はかんたんだったけど、B問題はすごく難しかった」

とあっけらかんとしたものです。




ではテスト結果はどのように活用すればいいのでしょうか?

90点だから良し!
とか
平均点より上だから良し!
とか
ライバルのA君に得点が勝ったから良し!
と言った活用で良いのでしょうか?


決してそうではありません。

テストの結果とは「健康診断の検査値」のようなものです。

つまり健康診断の結果、コレステロ−ルが高いとか、中性脂肪が高いとか、肝機能GOTの値が高いといったような結果です。

健康診断の場合、この検査結果を

「どこが悪いのか・生活習慣や食生活をどう変えるか」

「毎日歩く・野菜を取る・アルコ−ルを控えめに」

と言った方向に生かしていきます。


同様にテスト結果も

「どこの理解度が薄いのか・どこを補強すればいいのか」

の材料に利用活用すればいいのです。


これは何も今回の「全国学力テスト」に限ったことではありません。

小学生であれば普段の単元テスト。
中学生であれば中間・期末の定期テストも同様です。


学力には【目に見える学力】と【目に見えない学力】が存在します。

テストに即効性でその力を発揮するのは【目に見える学力】です。

【目に見えない学力】はテストの成績になかなか形となって現れません。

いわば「基礎体力」のようなもので「基礎学力」と言い換えることができます。


特に、積み重ねが必要な

「算数・数学」や単語・熟語・文法等の積み重ねが必要な「英語」
では
【目に見えない学力】「基礎学力」が付いてからでないと【目に見える学力】を発揮できません。

従って「テスト」はその結果のみに一喜一憂するのではなく、結果が出てから始まる!

と考えるのが正解です。

これを繰り返していけば必ず【基礎学力】は向上します。

時間はかかりますが決して結果を焦らないことです。







2013年04月22日

やる気 ! になる方法 !

競争心


人間は誰しも競争心を持っています。

当校では小学生には授業開始のウォ−ミングアップとして、算数の時間の最初に

【百マス計算】

を毎回実施しています。




毎回「たし算・ひき算・かけ算・割り算」とバリエシ−ョンを変え、デジタルのストップウオッチで0.1秒の単位まで時間を測定し、記録しています。

全問・正答の場合は計測タイム通りですが、誤答は1問につき1秒タイムをプラスします。



勉強嫌いの子供達が最も張り切るのが、この

【百マス計算】

のタイム測定です。


たし算ならたし算で前回の自分のタイム、或いは自己ベストのタイムを更新したかどうか。


また、同学年・上級生のベストタイムとの差と言ったものを凄く気にかけます。


更新したら暫く

「ドヤ顔」でガッツポ−ズです。

そんな時、当校では写真を撮り、その画像に日付とタイムを追記して印刷します。
そして表彰します。


これは子供達自身の心の中の

【自信とやる気】

に火を付けます。

これをキッカケに

【やれば結果が出る!出来る!】

と自信を持ち、勉強ギライが改善した子供が多数います。


これは勉強ギライの男子に効果的です。




キッカケは何でもいいのです。


子供達自身が、自分でやった、出来た事に自信を持てればそれは

【やる気】

に変化します。

ちょっとした事から劇的に変化を遂げます。

その際、大切なことは

【思い切りほめる!】

ということです。






◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!




posted by marserTeacher at 21:49| 学習法のコツ

2013年04月19日

石橋を叩いて渡る

石橋を叩いて渡る



ソロバンをやっている小学生の計算ミスのパタ−ンに付いて前回書きました。

https://fanblogs.jp/seisekiwoageru/archive/19/0


今回は全く逆の「石橋を叩いて渡る」タイプです。


これは男子には少なく、多いのは几帳面な中学生の女子です。





中学3年生の数学の単元に【素因数分解】と言うのがあります。

【素因数分解】とは「自然数を素数の積として表すこと」です。


※素数−その数自身と1以外に約数(割り切れる数)を持たない数。
     1は素数に入れない。


やり方としては、素数になるまで素数で割り続けます。

具体例を示すと

36を素因数分解しなさい。


36÷2=18。18÷2=9。9÷3=3。

よって36は2の2乗×3の2乗となります。

これを割り算ひっ算の逆の形を繰り返し書いて計算します。


石橋を叩いて渡る慎重な子供は、上記ひっ算の逆の36÷2を 通常の割り算のひっ算
を書いて計算します。


これは、明らかに時間のムダです。


テストの際には時間が足りなくなる恐れがあります。


丁寧なこと。慎重なことは決して悪い事ではありません。

「算数・数学は丁寧に!確実に!」

が鉄則ですが、ある程度の大胆さも必要です。







◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!




posted by marserTeacher at 17:24| 学習法のコツ

2013年04月16日

算数の落とし穴!

ソロバンに要注意!


算数・計算の落とし穴!

めんどくさい! を払拭する方法


小学生の中には【ソロバン教室】でソロバン・暗算を訓練している子供達がいます。
当校生徒にもたくさんいます。



当校生徒の中に、小学生の頃に2段を取得した現在中学生もいます。

この【2段】の中学生。

先日、数学で【資料の活用】の単元を学習している時。

黙って下を向いているので

「うん ? 理解できていないのかな ?」

声掛けしようか?


と観察していると

「下を向いて暗算」

していたのです!

手でパチパチとソロバンをはじく【エアソロバン】もやらずに。


その問題は、相対度数や散らばりを求める単元です。

割り算で正答を出す問題です。

23÷131=0.1755・・・といった割り算。

しかも「小数第三位を四捨五入して2位まで求めよ」という問題です。



顔を上げると答えを書き始めます。

そしてまたうつむき、顔を上げて答えを書く。

これを繰り返しました。



その結果。

書いた答え。その全てが正答でした。

さすがに有段者ともなると我々が電卓を使うのと同じスピ−ド・正確性で計算してしまうなぁ! と現実を目の当たりにして感動しました。



ところが、3級~4級程度の男子小学生たちは、自分の計算力。

とりわけ【暗算力】を自分自身で過信・過大評価しすぎています。

これは少し算数の出来る子供達に共通するポイントです。


この子供たちに共通しているのは

「小数×小数」の単元の時に小数点を打つ位置を間違えたり、

単純な計算ミスで積(かけ算の答え)を間違えます。



具体的には例えば1.34×14.4と言う問題。

ひっ算では最初に小数1位同志の4と4をかけて「16」。 【6】

1繰り上がって4×3=12に1を足して3。 【3】

4×1=4に1を足して5。 【5】

とひっ算の1段目には

【 6 ⇒ 3 ⇒ 5 】

の順に数字を書いていきます。

所が、暗算力を自分自身で過信評価している子供達は

【536】

といっぺんに百の位の5から書きます。

つまり【134×4】を暗算して536と一気に書くのです。

そこで間違えます。



これが【円の面積】の単元になってくると「34×3.14」と言った計算になってきます。

キチンと「ひっ算」で計算する癖を身に付けていかないと必ず間違えます。

小数点の打ち方を教えて、ひっ算を書いて、ちきんと計算するように教えても


「めんどくさい!」

ひっ算のル−ル通りに丁寧に計算するということをしません。



以前にも書きましたがこの

【めんどくさい!】

と言う意識が

全ての教科の全ての諸悪の根源

であると言っても過言ではありません。




そんな時は、黙ってやらせてみます。

そして間違わせます!

その後

「あなたの計算力・暗算力はそれほど自慢できるレベルに達していないよ!」とハッキリ言います。

間違った結果を突きつけられると、反論ではなく、言い訳しか出来なくなります。

自分で自分の軽率さに気付きます。
この
「気付き」
が大切なのです。

その後は皆、キチンと

【ひっ算のル−ル】に従った計算をするようになります。

これは【めんどくさい!】と言う意識を払拭することにつながります

学校で教えること、学ぶ事は

「正しくひっ算を使って計算出来る技術」

であって、小数×小数を暗算で求めなさいなどといった設問は存在しません。

正しい「ひっ算」で早く正確に答えを求めることを求めているのです。

ソロバン・暗算を訓練することにより早く正確に出来る計算力のスキルは磨かれます。

これは小学算数には大きな利点となります。


大切な事はそれを過信しないことです。


そして【めんどくさい!】と言う意識を払拭することです。







続きを読む...
posted by marserTeacher at 23:06| 学習法のコツ

2013年04月14日

英語ギライ・苦手を作らせない方法

英語ギライ・苦手を作らせない方法


中学1年 英語



新学期が始まり【中学校に進学した】子供達は、初めて教科としての【英語】に取り組んでいます。


今では、小学校で英語が必修化されたことを反映して、中1教科書の巻頭は、小学校で学んだ「あいさつ」や「会話表現」などの復習にあてられています。


これに続けて、小学校で学んだ音声を文字につなげる工夫がなされています。

そんな「英語を習いたて初心者」の中1生に共通の間違い・問題があります。

それは

【PとQ。正確には小文字のpとqを逆に書く】

ことです。

「pと書くべきところをqと書く」のです。

これは、勉強の出来る子供・出来ない子供双方の中1生に見られる現象です。
中には2年生になっても時々やってしまう子供もいます。

当然の事ながら【PとQ・pとq】が間違えていたのでは単語の意味が変わるばかりか
意味を成しません。

実例を挙げると

people(人々)をqeoqle(?)と書いたりquiz(クイズ)をpuiz(?)

と書いたりします。

大文字は別としても小文字は、確かに形は似ていますが、向きが真逆です。

そして何より問題なのは【間違えていることに本人は全く気付いていない!】
ことです。

英語初心者の中学1年生の英語の授業は、まず最初に英語の挨拶。
次に【アルファベットの大文字小文字】の読み書きと続きます。

アルファベットは日本語の50音よりずっと少なくその半分程度の26文字しかありません。

小学校低学年でも少しの時間で大文字・小文字ともに正確に書き、発音できるようにすることは可能です。

これを遅くとも小学生の間に完璧に出来るように身に付けておくことは、中学に進学して本格的に英語・受験英語を習い始めた時に躓かないための第一のポイントです。





現在、公立小学校で行われている【小学英語】の授業は、其々の学校によって若干の差異はあるもののネイティブの英語を話す講師が子供達に英語で話す。
といった形式です。


これは

「日本では大多数の生徒が、中学・高校の6年間も英語を学ぶのに日本人は全く英語が話せない」「世界公用語である英語を話せるようになる」
「英語に慣れ親しむ」

と言う目的の元に始められた取り組みです。

確かに、今の小学生達は英語に対するアレルギ−のない子供達が大多数です。

しかしながら、中学生になって初めて取り組む

【英語】

と言う授業は小学英語とは大きく異なります。

「小学英語」と「中学英語」の最も大きな相違点。

それは、中学英語は

「高校受験を見据えた受験英語」

であると言うことです。


実際「小学英語は好きな時間だったけど中学の英語は苦手でキライ」
と感想を述べる子供達が複数います。

【英語】は高校受験に留まらず、その先進学するとなると大学入試・大学での授業と
理科系・文科系を問わず、ずっとつきまとう科目でもあります。

ネイティブの英語圏の人間のように、英語で何の問題もなくコミュニケ−ションを取れる英語力を有していても本邦の高校入試・大学入試では高得点を取れません。


つまり【どれだけ流暢に英語を話すことが出来て、英語でコミュニケ−ションをとることが可能】であっても高校入試や大学入試では得点が取れずに合格できない!
ということです。


その原因は日本の英語教育は「入試対策の英語教育」になっているからです。

本来の英語教育の目的は

「英語圏の人間とコミュニケ−ションをとり、世界公用語である英語を用いて世界的に活動・活躍できる人材となること」

であったはずです。

しかしながら、本邦の英語教育はその方向を向いていないのが現状です。


つい先ごろ、自民党 教育再生実行本部は

TOEFL(トーフル)【英語能力を測る、世界的に普及した国際テスト】

を大学入試に義務づけるなどの教育政策を安部首相に提言しました。

TOEFL(トーフル)とは
アメリカ合衆国のNPOであるEducational Testing Service(ETS)が主催している外国語としての英語のテストです。

その名称の通り非英語圏の出身者のみを対象としており、英語圏の高等教育機関による入学希望者の外国語としての英語力判定のために用いられます。

具体的には、

リーディング(Reading)、リスニング(Listening)、スピーキング(Speaking)、ライティング(Writing)

の4つの英語力を総合的に判定されるものです。

江戸時代の寺子屋風に言うならば、英語に関して

【読み・書き・聴き・話す】の4つの能力が求められています。

【教科】としての英語のスタ−トで苦手意識を持ってしまうと改善するのに時間と労力が必要となります。

苦手意識を持たないために、そして高校入試・大学入試でも求められる【受験英語】の第一歩のスキル習得として小学生のうちにアルファベットを完璧に言えて正しく書けるスキルを身に付けておくことは重要かつ大切なことです。

その際【繰り返し書いて覚える】アウトプットを忘れないように。

教材は安いものでかまいません。

探せば安くていい教材が見つかるはずです。








posted by marserTeacher at 16:22| 学習法のコツ

2013年04月13日

英語ギライ克服のコツ

英語ギライ克服のコツ


洋楽活用のすすめ



英語が苦手!と自覚している中学生に共通することがあります。

英単語・熟語・文法・・・ どれを取っても全てが苦手なのですが。


その中にあって最も苦手の直接的な要因になっているのは

「単語力」

です。


それも英単語⇒和訳・意味の部分の単語力が希薄であるというポイントです。

「単語」は英語に限ったことではなく、どの言語でも根幹を成すものです。

この意味が理解出来ないから「訳せない・書けない」に繋がっているのです。


英単語の意味が解るだけで、英語に対する苦手意識は急速に希薄になっていきます。

とは言え英単語を覚えると言う作業は繰り返しコツコツと覚えては忘れを繰り返す
地道な作業であり英語が苦手な子供達にとっては苦痛に感じます。


そんな時に有効な方法があります。

洋楽を利用するのです。

英語が苦手な子供達の

お気に入りの洋楽を歌詞カ−ドを目で追いながら

繰り返し聞かせるのです。

※歌詞カ−ドを目で追いながら! というのがポイントです。

そしてその後、解らない・和訳できない単語の意味を辞書で調べるのです。


ひとつひとつの英単語の意味がわかったら次はその単語を並べて組み立てて日本語の文章を作るのです。

これには単語の意味を覚えるだけではなく「発音」「文法」といったものも同時に習得できる効果があります。





例えば70年代に活躍したカ−ペンタ−ズの【yesterday once more】と言う曲を例にとります。

歌い出しの歌詞は

When  I  was  young I'd  listen to  the  radio・・・です。


When (いつ・−した時) I (私)  was(でした)  young(若い) I'd(I wouldの短縮形・よく~した・)  listen(聞く) to  the  radio(ラジオ)

~した時。私。若い。よく~した。聞く。ラジオ。

という日本語の単語を組み合わせて並べ替えて

「私は若かった時、よくラジオを聞いた」

と日本語の文章を作ります。


これを繰り返していけばメキメキ単語力が身に付いてきます。

同時に歌詞カ−ドを目で追いながら聴いているので英単語が読めるようになり、正しい発音も身に付くようになります。


これは当校でも実行している英語ギライ解決方法です。

中学2年生の英語の教科書の【比較級・最上級】の単元に


The Beatles are the most popular musicians in the United States.
Elvis Presley is more popular than Eagles.

とビートルズやプレスリ−。そしてイ−グルスといったミュ−ジシャンが登場します。

当然のことながら今の中学生はエルビスプレスリ−は誰も知りません。

ビ−トルズでさえ「名前くらいは聞いたことがある」程度です。

イ−グルスは現在も活動していますが誰も知りませんでした。

そこで英語ギライの生徒全員に1970年代に大ヒットしたEAGLESの曲。とだけ
説明を加えて昔のレコ−ドジャケットの歌詞カ−ドを目で追いかけて

【ホテルカリフォルニア・Hotel California】

を聞かせました。

すると驚いたことに全員が、Hotel Californiaを気に入り

「歌詞の和訳がしたい」

言い出したので宿題として出し添削して返却しました。



それをキッカケに英単語の和訳に興味を持つようになりました。


イイチャンスなのでカ−ペンタ−スやサイモン&ガーファンクルなどの洋楽を聴きながら歌詞を和訳してくる。
と言う宿題課題を継続して出したところ普段はキチンと宿題をやってこないこどもまでもが、キチンとやってくるようになりました。

それ以降【英語の苦手意識】は徐々に薄らぎテストの点数も右肩上がりに上昇してきています。


子供達には1970年代のメロディが新鮮に聞こえたのかもしれませんが、

何より

英語・英単語に興味・好奇心を持った

ことが奏功した要因です。


英語がキライで苦手な中学生にはぜひお勧めの方法です。

但し、エアロスミスやロ−リングスト−ンズといったロック系ミュ−ジックはスラング・俗語が多発するのでその教材としては不向きです。








posted by marserTeacher at 14:57| 学習法のコツ

2013年04月12日

勉強が苦手な子供たちの共通点

勉強が苦手な子供たちの共通点


問題文を読む


勉強が苦手な子供達には共通点があります。

それは学校のテスト、問題集に限らず設問の問題文を読んでいないことです。

これは全ての教科について当てはまります。 

また小学生、中学生ともに共通する点です。

本当にびっくりするぐらい問題文を読まずに設問の回答にとりかかります。



そもそもテストで設問を読まないと何を答えればいいのかがわかりません。


ところが勉強が苦手な子供達は自分で勝手に解釈してその設問に答えています。


よく国語の設問で「【それ】の指す内容を文章中の言葉より抜き出しなさい」といった形式問題がありますが、文章中にない言葉で答えてしまいます。

これを「うっかりミス」として片づけてしまいがちですが、そうではありません。


中学生ではよく図形問題で角度を求める設問がありますが、問題の中に与えられている
数字を使わないと求められている箇所の角度は出ません。




単純な三角形や四角形だけの問題ではそうではありませんが、そこに平行や錯角・同位角や中点連結定理などが組み合わさってくるとそのヒントとなる数字を見落としてしまいます。


図形問題に限らず問題に示されている数字は、全てがその問題を解くためのヒントなのです。

問題を読んでいない証拠に学校のテストで不正解だった問題を家庭や塾で設問の意味をじっくり解説してあげると自分の力で正答が導き出せます。



さらによくテストで

「文中のア・イに当てはまる語句を次の中から選んで記号で答えよ」

といった形の設問がよくあります。


これなどは極端に言えば、

答の見当が全く付かなくとも選択肢の中から4択5択で選びさえすれば、
1/4・1/5の確率で正答にたどり着き得点出来る形式の問題です。


しかしながら勉強が苦手な子供達は、欲がないのかその問題の個所の回答用紙を空白のままテストを提出します。


これも問題を読んでいない証拠のひとつの現れです。

これに子供達本人も保護者さんも意外に気付いていないことが多いものです。


この解決には「設問の問題文をしっかりと読もう」と口頭で指導してもなかなか改善されません。

コツは

「この設問は何を聞いている?」
「どう考えればいいと思う?」
「どういう形で答えればいい?」


といった具合に質問形式のコ−チングの技法で問いかけ子供自身に考える習慣を付けることです。

「文章中の言葉で答えなさい」と問題にあるでしょ!と簡単に答えを教えてしまわずに。







2013年04月11日

新学期からの学習のコツ

新学期からの効果的学習法


新学期が始まりました。

新しい学年の教科書を持って帰り、子供達もワクワクドキドキしています。


勉強嫌いで勉強か苦手な子供達も区切りの新学期を迎えて新たな気持ちでスタ−トを切ろうとしています。


新学期からの効果的な学習方法のコツをお伝えします。


コンピューターの記憶装置へ情報を入れることをインプット【入力】と言います。

その逆にコンピューターで、データを画面に表示したり、印字などで取り出したりすることを
アウトプット【出力】と言います。

勉強でのインプット・アウトプットとは

インプット
⇔学校での授業で先生の説明を聞く。 教科書や参考書を読む。

アウトプット
⇔練習問題を解く。 漢字や英単語を何度も書いて覚える。

などがその代表です。

勉強がキライで苦手な子供達に共通して言える事はこの【アウトプット】が足りないことです。

コンピューターであれば記憶装置にインプット【入力】したものは必ず記憶されます。
これをアウトプット【出力】させる命令をコンピューターに出せば、確実に実行されます。

人間の学習の場合はこうはいきません。

教科書や参考書を読んで、先生の説明を聞いても全てが記憶されないからです。

また、聞いたり読んだりした時【インプット時】には理解納得できても、
いざ自分で問題を解こう【アウトプット時】としたら解けない。と言ったことが頻繁に起きます。

新しい単元の学習を始めた場合などには起こりうることですが、これは常にインプットが不足している場合ばかりではありません。

学力の定着はアウトプットを繰り返して徐々に自分のものにしていくものです。

そこで効果的な学習方法のコツをお知らせします。

現在の教科書は本ブログ【教科書の使い方】の項にも書いたように

其々の各単元の最初のペ−ジには複数の例題が提示してありその解き方・途中の考え方や式・その説明といった具合に説明してくれています。

そして次いで練習問題といった流れで進んでいきます。

教科書をしっかりと読んで、練習問題を解けば、たとえ初めて取り組む単元でもしっかりと理解できます。

新しい教科書は【覚えるもの】ではなく参考書・問題集として
【使うもの】へと変化しています。

的には
学校で次に進むであろう単元の教科書のその説明ペ−ジを事前に読んでおくのです。


所謂、予習です。事前にインプットしておくのです。

最初は10分程度からでもかまいません。
そしてその際、しっかりと理解できなくてもかまいません。

何故ならば、インプットは学校の授業でもう一度先生が説明してくれるからです。

自分で教科書の説明部分を読んで理解納得出来なかった部分も学校の授業を聞いて理解納得出来るようになります。

この効果で何よりも大きいのは

【学校の授業がわかる】

と言うポイントです。

継続していけば、子供達自身がその効果を体感します。

そして、家庭学習の時間を持つという風に変わってきます。

勉強嫌いの子供達の成績を上げる特効薬は

【わかる!⇔できた!⇔楽しい!】
のサイクルをはやく回してあげることです。

もう一つ大切なことがあります。

必ずアウトプット【出力】することです。

教科書に掲載されている練習問題で演習することも必要ですが、各教科1冊でいいので
問題集に取り組むことです。

そしてその1冊を1年間かけて【やり遂げる】ことです。

これは子供達にとって大きな【達成感と自信】につながります。

この問題集はよくないから違うのに変えよう!と途中で変えたり、あれもこれもと冊数を増やすのは良くありません。

【1冊を最後までやりきる】ことに価値があります。

勉強はマラソンのようなものです。
スタ−トダッシュも効果的で必要ですが、最初の100mだけダッシュしたのでは
息がきれてしまって残りの距離を走りきることは出来ません。
自分のペ−スを守って走りきることです。




posted by marserTeacher at 18:10| 学習法のコツ

2013年04月06日

【ほめ方のコツ】

【ほめ方のコツ】


コ−チング

松下村塾U


松下村塾では、現在の学校のような時間割はなく、勉強したい者がやって来れば授業が始まるというシステムでした。

また、統一したカリキュラムもありませんでした。

生徒各人が、学力と興味に合わせて学習する分野と教科書を選んでいました。

これは、塾生間の学力差が激しかったこともありますが、松陰塾長が生徒・塾生の自主性を重んじていた証拠でもあります。

また先生・塾長である松陰は生徒それぞれの長所を見つけて引き出し、生徒のやる気を奮い立たせました。

長所を見つけて
「天下一!」

と褒めたたえることにより生徒のやる気を呼び起こしました。



これは現代でも通用する技法です。

勉強がキライで苦手な子供たちのやる気を引き出す最も効果的な方法は

【励まし、ほめる】

ことです。

子供たち。特に小学生が学校のテストで高得点を取りたいのは、

お母さんにほめてもらいたいからなのです。

「子供をほめることが大切なのはわかっているし、ちゃんとほめていますよ!」

とおっしゃる保護者さんもいらっしゃることでしょう。

しかし保護者さんは、ほめているつもりでも子供たちの方では

「ほめられている」

と受け取っていないのが実態です。

テストで70点を取った子供に

「よく頑張ったね」「次は90点とれるように頑張ろうね」

とほめる。

これでは子供達は「ほめられた」とは感じないのです。

むしろ

「なんだぁ、70点じゃないの! 次のテストでは90点とってきなさいよ!」

と言われたように感じ取っているのです。

子供をほめるにはコツがあります。

ダメな所、悪い所を探して否定的な言葉を発するのではなく

【イイ所を探してでも、評価してほめる】

のです。

さらに大切なのは

【タイミング良く、思いっきりほめる】

ことです。

ほんのちょっとして事でも子供が、良い言動を取ったら間髪を入れずにほめるのです。
しかも大袈裟な!と思えるくらいほめちぎるのです。

吉田松陰塾長が「天下一!」と褒めたたえたように。

テストで70点取ってきたら、誕生日なみのケ−キでも買ってきてお祝いするくらい
ほめちぎるのです。
ほめられた子供の方が照れるくらいに心からほめてあげるのです。

これは子供に
【自信を持たせること】に繋がり、
子供自身の
【やる気】を引き出すことに繋がります。

ほめられてイヤな気持ちになる子供はいません。

「次は90点を目指そうね!」なんて言葉でいわなくとも子供自身が自ら
「次回はもっとイイ点を取って喜ばせよう!」
と考えるようになます。

【やらされている】と感じてやるのと
自分自身の意思で【やってみよう!】
と考えてやるのとでは雲泥の差があります。

当校生徒での実例があります。
社会が苦手な女子中学生です。
特に地理がキライで苦手です。

時間をかけて記憶しようとしても覚えられず、テストの点数は、平均点よりはるか下
の点数しか取れませんでした。

単元が地理から歴史に変わって定期テストの成績が少し上がりました。
と言っても平均点以下です。

そのタイミングを逃さず褒めちぎりました。
その結果、それ以降社会の点数は上昇し続けました。
3年生になってからは、社会は1・2・3学期の中間、期末の全ての定期テストで、全て100点を取り、無事に第一希望の高校の合格通知を勝ち取りました。


コ−チングはコミュニケ−ションの技術です。
本人の中にある回答や可能性をコミュニケ−シュンを通じて引き出していくのです。
今日から子供の可能性を引き出す吉田松陰のような【ほめ上手】になってみませんか。











posted by marserTeacher at 20:34| コ−チング
<< 2020年02月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
最新記事
写真ギャラリー
検索
カテゴリーアーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。