新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2018年08月12日
漢方と薬膳「五性」
こんにちは。
今日は蒸し暑いですね、こんな日も熱中症には気をつけましょうね。
さて、今日は食物の性質というものです。
先日は陰陽という観点から漢方や薬膳を見ましたが、今回は食物そのものの陰陽の性質を5種類に分けたものです。
熱:熱性のものは体を温める力が強いので、冷えや寒さを取り除く効果があります。
貧血や冷え性、冷えによる下痢などに良いです。
・・・・・シナモン、こしょう、とうがらし、羊肉、酒 など
温:熱性と同じく、冷えや寒さを摂りますが、作用は緩やかです。
冷え性や冷えによる食欲不振の改善などに適しています。気血のめぐりも良くします。
・・・・・しょうが、なつめ、もち米、ねぎ、かぼちゃ、モモ など
平:体を温めも冷やしもしません。日常常食しても偏った影響を与えにくい食材です。
・・・・・米、キャベツ、にんじん、しいたけ、じゃがいも、ぶどう、牛肉 など
涼:体を冷やしはしますが、性質は緩やかな食材です。
微熱、のぼり、ほてりの改善に役立ちます。また、暑い時の体温調整に役立つので、熱中症予防にも良いです。
・・・・・あわ、大麦、きゅうり、セロリ、りんご、梨 など
寒:体を冷やします。涼性より効き目が強くなります。
鎮静、消炎作用、高血圧にも効果があります。
・・・・・にがうり、レンコン、スイカ、バナナ、かに、コンブ、ワカメ など
このように、食べ物には体を温めたり冷やしたりする作用があります。
この性質を五行に従い、熱、温、平、涼、寒という5つに分類したものが「五性」です。
旬の食材は、その季節にふさわしい性質を持った物が多いですね。スーパーなんかに行っても、近所の畑を観ても、やはり、その季節を超えるのに最適なものが目に着くと思います。
暑い夏なら体を冷やす食材、寒い冬なら体を温める食材が多いものです。
薬膳ではこのようなことを踏まえて、「旬のものを食べることが、身体を健康に保つ」と考えられているわけです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はい、いかがでしょうか。
夏になるとご近所からキュウリなんかを沢山もらいますが、これもからだを冷やす食材なんだよ、とか覚えておくと、旬のものってすごいよね、なんて考えちゃいますよね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。(^^)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
話題の自然素材「石垣産ユーグレナ(和名:ミドリムシ)」入り健康ドリンク
■□■ユーグレナの緑汁■□■ ◎59種類の栄養素!
DHAなど魚の栄養も、ビタミンCなど野菜の栄養も!
◎おいしい一杯が、あなたのカラダの偏りを整えます!
◎初回お試し「1週間セット」(500円)もあります!
タグ:薬膳 漢方 五行 五性