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2018年08月05日
漢方とは?
こんにちは。
ほぼ1ヶ月ぶりの更新になってしまいました。
研修やら講習やら、仕事は詰まっちゃうし、なかなかハードな1ヶ月でした。
あと、この異常な暑さ!
皆さんは大丈夫ですか?私の身の周りでも2人ほど救急車で運ばれましたので、熱中症にはくれぐれも気を付けましょう。
私もOS-1,麦茶、ポカリ、塩タブなど常備して頑張っております。
さて、本日は「漢方」についてです。
ここ何回か「薬膳」のお話をしてきましたが、薬膳の基本は漢方です。
漢方の考えを基本に、季節や体調に合わせて食材を選んで作る料理のことでしたね。
「医食同源」という言葉がありますが、しょくざいにも、薬と同じように体を治す効果が有るという考え方です。
この尋常ではない暑さで、冷たいものやさっぱりしたものばかり摂らずに、身体を温める物も摂ってくださいね。
そもそも漢方とは?
漢方薬は、中国の伝統医学である「中医学」が、5世紀頃に日本に伝わったのが始まりです。それから日本の帰国や風土、日本人の体質に合わせて独自に発展し、日本の伝統医療となりました。
本来は漢方医学といい、漢方薬を用いた治療だけでなく、薬膳や鍼灸なども含んだ医学を指します。
また「漢方」という名前は、江戸時代に日本で盛んになった西洋医学を「蘭方」と言ったことに対し、漢の時代に伝わった東洋医学として「漢方」と名づけたことに由来します。
また、漢方は一人一人の体質に合わせて治療法を考えるところが大きな特徴です。
漢方薬などは長い歴史の中で、様々な作用を持った植物や動物、鉱物など、天然の素材を複数組み合わせて作られてきました。
体のバランスを整えたり、巡らすといった考え方が基礎にあります。
一般的に漢方薬は、「効果が現れるのがゆっくり」というイメージがありますが、例えば風邪薬などの漢方薬は効き目が早く現れます。
また基本的に病名に合わせて薬を選ぶのではなく、症状に対して使用するため、「隣の人が効いたから私も効く」とは限りません。自分の体質に合った漢方薬を選ぶ事が大事です。
「天人合一」
漢方には「天人合一・てんじんごういつ」という言葉が有ります。
どんな意味なのかというと、「自然と人間は、そもそもひとつである。」という意味です。
人も自然の一部であり、自然の変化と共に生きることが大切だという、漢方の根源にある考え方です。
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さて、いかがでしたか?
最近体に優しいものを摂るようにしてるので、漢方や薬膳は避けて通れないですね。
皆様もご自愛ください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。(^^)
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