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2018年08月14日

漢方と薬膳「五臓六腑」

こんにちは。

最近、夜明けが遅くなってきたと感じます。秋ですね〜

さて、本日は「五臓六腑」についてです。耳にされたことはあると思いますが、実際はどのようなものでしょうか?

五臓六腑

臓器を体の機能や働きで分けたもの

五臓六腑(ごぞうろっぷ)とは、伝統中国医学において人間の内臓全体を言い表すときに用いられたことばです。
「五臓」とは、肝・心・脾・肺・腎を指します。(心包を加え六臓とすることもある。)
「六腑」とは、胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦(体内の空間)を指します。

五臓と六腑は表と裏のような関係で、五臓は栄養を貯蔵して使い、六腑は口から入ったものを仕分けして栄養を五臓に送り、不要なものは体外に排出する働きをします。

漢方でいう臓と腑は、臓器そのものだけでなく、臓器の働き方も指しています。

五臓の働き


気や血の流れをつかさどり、消化を助ける機能や、運動機能と深く関わります。
・・・「肝」の機能が低下すると不眠やイライラなどの症状が現れます。
・・・「肝」は、目と特に密接な関係があるため、視力低下や眼性疲労には「肝」の不調が考えられます。
・・・「筋肉」は肝が栄養をあたえているので、肝が病むと筋肉がひきつれたりする。


五臓をコントロールします。血液を全身に送り出し、身体を温め、栄養を送ります。
・・・舌には血管が集中しているので、「心」の不調は舌に現れると考えられています。
・・・「心」と小腸は経絡を通じて表裏の関係にあり、お互いに影響し合っています。


消化吸収機能を担い、栄養分を気血に変えます。水分や不要物を排出する働きも有ります。
・・・「脾」の機能が低下すると味覚異常や口内炎、口臭など、口に症状が現れやすいと考えられています。
・・・「脾」と胃は経絡を通じて表裏関係にあり、お互いに影響し合っています。


呼吸機能を担当するほか、全身の気や水分の調整を行います。
・・・「肺」の不調は、空気の通り道である鼻や喉に現れやすいと考えられています。
・・・「肺」と大腸は肺経を通じて表裏関係にあり、お互いに影響し合っています。


成長発育、生殖機能と深い関わりがあります。体内の水分代謝と貯蔵も管理します。
・・・「腎」の機能が低下すると、慢性病や更年期障害、不妊などがおこりやすくなります。
・・・ 聴力は「腎」と関係があり、「腎」の働きが弱くなると耳鳴りなどの症状が現れます。
・・・「腎」と膀胱は表裏関係にあり、尿量の調節や排泄など、膀胱の機能に影響を与えます。

六腑の働き


胆汁を貯めて、小腸に排出することで飲食物の消化を助けます。
・・・肝の排泄機能が低下すると、歎じるの分泌が低下し、黄疸や口が苦くなる変調が表れます。
・・・胆の変調は耳鳴りなどの耳の疾患にもつながります。


飲食物を最初に取り入れ、腐熟(初期消化)により消化して、吸収をおこないます。
・・・食べ過ぎ、偏食などによる消化不良が慢性化すると、胃の機能全体が衰えて、食欲不振になります。
・・・脾の機能低下が胃のも影響します。消化機能の衰えにより、胃の膨満感、口臭、吐き気などの症状が表れます。

小腸
胃から送られた飲食物を受け、さらに消化吸収して、栄養分とします。(受盛・化物)
さらに消化物を清(必要な成分)と濁(不必要な成分)に分別し、栄養分(清)は脾へ送られ、糟粕(濁・不要物)のうち固形物は大腸へ送られ、水分は膀胱へと送られます。
・・・小腸が機能低下すると、消化がうまくいかず腹痛が生じます。
・・・糖粕の分別が出来ないと、下痢や腹部の張りが表れます。

大腸
不要物(糟粕)から余分な水分を吸収して便に変えて、肛門から排出されます。
・・・大腸が熱邪に冒されると体液が停滞し、大腸内が乾燥することで便秘の症状が出てきます。
・・・大腸と肺は表裏関係にあり、大腸が熱邪に冒され乾燥すると肺にまで影響が及び、咳や喘息といった呼吸器系の症状が出ます。

膀胱
貯尿と排尿を担当します。津液(体液)は肺・腎・三焦の作用によって全身に散布された後、膀胱に達します。
・・・膀胱の気化作用が失調すると、尿量減少、尿閉などの排尿困難、障害が生じます。
・・・尿を膀胱に貯めておく制約機能が低下すると、頻尿や失禁が生じることとなります。

三焦
津液(体液)と気の通り道であり、これらの運行を担当します。
・・・水液代謝は肺・脾・腸・膀胱など、多くの臓腑による共同作業で行いますが、三焦の水道が不通になると、水液の輸送や散布、コントロール機能にも影響が及びます。そのため、水液が滞り尿量減少やむくみといった症状があらわれます。
・・・三焦は気の通り道でもあるため、機能低下が生じると気が停滞し、熱が体の隅々まで行き届かず、手足の冷えを感じます。
忘れられた臓器

さて、五臓六腑を見てきましたが、実は人間の身体にある”アノ臓器”だけが、スッポリ抜けているのです。

その答えは「膵臓」です。
膵臓は胃の後方と脊椎の間にあり、細長い形状をしていることから、解剖しても臓器とは気づかれなかった(五臓六腑に含まれなかった)という説があります。

★このようなエピソードから、膵臓は「忘れられた臓器」ともいわれています。

ですが、膵臓には人間の身体を守るために必要な2つの重要な働きがあるのです。
1)消化酵素を分泌する
・でんぷんを分解するアミラーゼ
・たんぱく質を分解するトリプシン
・脂肪を分解するリパーゼ
2)血糖調節に関わるホルモンを分泌する
・血糖を上げるグルカゴン
・血糖を下げるインスリン

余談ではありますが、ご参考までに。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こうしてみると、六腑は五臓と比べ、一連のつながりがあることがお分かりいただけると思います。

六腑というのは、消化器官、消化の工程における器官の総称だということになります。


ひとつだけ、東洋医学独特の概念からくる器官としては、「三焦」が理解しにくいかもしれません。

これは、リンパ液や体液の通る道。道といっても具体的にこれといって示すことができませんが、体液が全身を循環していることは理解していただけるのではないでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このように、臓器や器官は単独ではなく、他の器官とも繋がりあって体に影響を及ぼしているのが良くわかりますね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。(^^)






posted by pittu at 04:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬膳
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