日本の組織は、トップダウンの命令系統に従うところがおおくある。


上からの指示に従うあまり、上からの指示待ちとなってしまう社員が多い。

これでは、ちょっとしたイレギュラーに対応できない。


海外では、例えば店員にいくらばかりかの自分でコントロール出来るお金、また現場での責任を持つ行動が出来るように裁量権が与えられていて、お客様のイレギュラーな注文や緊急時の対応に迅速に答えられるようになっている。



イレギュラーに対応できないと、ビジネスチャンスを逃したり、緊急時に対応できたかったりして、思わぬシャドーコストが発生していると考えられる。



また、迅速に対応できないとお客も店員もイヤになって、モチベーションが下がる。


裁量権を持ち、モチベーションをあげて、緊急時やイレギュラーに対応出来る強い組織を作ろう。

日本の政事は、昔帝に任されていた。

何をするにも帝が決めた。


しかし帝が、どうしたらよいか分からない場合やどっちにしたら良いか決めるときに、こんな手を使うらしい。

民に大いに騒がせて、いろんな意見やうわさを流させ、大いに議論させる。


それはもうパニック状態みたいになる時もあったらしい。


そんな状態から少しずつ意見が収束してゆく。


収束するころあいを見計らって、帝が口を出す。


そして決定する。


こんなブレーンストーミングみたいなことを、帝はやっていたらしい。