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2017年02月02日
指宿の豪商 濱崎太平次
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幕末の激動期、薩摩藩の財政を裏で支えた男が指宿に居ました。
名前は八代目 [濱崎太平次]。
代々薩摩藩より許可を得て、貿易業を営んできた家系ですが、七代目のときに傾きかけた家業を琉球、アジア諸国との密貿易によって建て直し、幕末には日本の三大豪商に数えられるまでになりました。
薩摩藩の討幕運動に掛かった費用のほとんどは、彼の献金によるものだといわれています。
密貿易に関っていたため、薩摩でもあまり知られていません。
明治維新とは、武士だけで成し遂げられたと思われがちですが、その裏には財政面を裏で支えた、彼のような豪商がいたからこそ成し得たのだと思います。
指宿市の港、高速船乗り場近くの海浜公園内に像が建っています。
回転式そーめん流し機の生みの親(指宿市 唐船峡)
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いささか季節外れの話題ではありますが、夏の風物詩の一つそうめん流し。皆さんのお住まいの近くにも有るのではないでしょうか。
水流によって円形のプラスチック製容器の中を麺がグルグル廻る「そうめん流し機」機械を発明された方は、井上廣則といわれる旧開聞町の助役をされておられた方で、その後、開聞町長を2期8年勤められました。
池田湖の近くに唐船峡という渓谷があり、階段(エレベーターも有ります。)を20〜30m程降りて行くと、木々か生い茂り湧き水がとうとうと流れる渓谷があり、その地にそうめん流し場をが造られています。
昔は開聞町立でしたが、町村合併で指宿市になり、現在では市営のそーめん流し場となりました。
夏場は順番待ちの行列ができるほど賑わいますが、冬でも休日には多くの客が訪れます。年中無休で営業しているそうめん流し場は、全国でも珍しいのではないでしょうか。
私的には、Aセット(そうめん、おにぎり、マスの塩焼き、鯉こく、鯉のあらい)がお勧めです。