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2016年09月30日

痙攣だったのか、震えだったのか・・・肺がんで他界する数日前の真実。

母は最期を迎える前の一連の出来事は

忘れてしまいたいけれども、忘れてはいけないもの。

どうしても定期的に思い出してしまう。

その時々によって・・・自分精神状態によって、

感じることが少しずつ違ってくる・・・。

例えば、手の痙攣。

母が肺がんで他界する数日前から、母が痙攣の様子を見せてくれた。

最近こんななんだよ・・・

そんな感じのセリフだったと記憶している。

母の手は小刻みに揺れていた。

アルコール中毒の禁断症状のようにも見て取れた。

しかしながら、母は酒はやらない人だった。

痙攣・・・それを見た時、

驚いたはずだった・・・それなりの衝撃も受けたはずだった。

しかし、それほど動じなかった。

母の手前、驚かないように振る舞っていた部分もあったと思う。

いろんな感情が、その時の衝動や何かを押さえつけた。

母が動揺しないように振る舞った結果が、

実は自分が一番動揺していた・・・というオチだ。

ある時、自分の感情に変化があった。

あれは痙攣ではなかったのではないのか・・・・?

母は、迫りくる死を頭ではなく自身の体で感じ取っていたのでは

ないだろうか・・・

それも、無意識のうちに・・・

それが震えとなって出ていたのだとしたら・・・

母はどんなに死の恐怖におののいていただろう。

あの時・・・私は母をそっと抱きしめるべきだったのではないか。

優しい言葉を掛けてあげるべきだったのではないだろうか・・・。

肺がんの悪化の影響で起きた痙攣に対する恐怖で、

震え交じりの痙攣だったのかもしれない・・・。

あの時・・・母は・・・。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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