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2016年08月07日

主介護者の交代時期は必ず訪れる・・・その時私は・・・

母が急遽入院になり、バタバタしていた時、
その裏側で、もう一つのバタバタ劇がありました。

父は脳梗塞による左半身麻痺で要介護度5の状態。
日常生活において常に介護が必要となっている。

そんな父(当時69歳)を介護してくれていたのは、母(当時67歳)。

母が病床に倒れる前は、週に3〜4日のペースで
デイサービス(日帰り)に通っていました。
父は母が倒れた日の夕方も、デイサービスの送迎バスで帰宅・・・
母が倒れている最中に帰宅時間が重なってしまったのです。

自宅にいる嫁と娘、それと急遽駆けつけてくれた実姉が
父の迎え入れをしてくれた。

専属のケアマネージャーさんが、機転を利かせてくれて、
そのまま別の介護施設で宿泊できるように手配してくれたのも
本当に助かりました。
母が普段から培っていた人脈が大きく力を発揮したのです。

この場合、一日に2度目の介護施設利用となり、
2重の介護サービスは受けられないということで、
宿泊の分は実費になりました。
なんでもそうですが、2重のサービスは受けられないように
なっているんですね。

母の突然の病院搬送で動揺していた姉は、
ショックと動揺で涙が止まらず、
父の着替えやお薬などの準備が思うように出来なかったために、
私の嫁と娘が殆ど賄ってくれたと聞いています。

この話は今では笑い話に出るほどです。


私は母の入院手続きと準備もそうだが、
父の介護のことを早急に考えなくてはならなかった・・・。
そんな現実を突きつけられた私は、
介護休業することも視野に入れた・・・が、
父を介護施設に入所させることが現実的だと判断。

しかしながら、
高齢者社会真っ只中!
そう簡単に入所できる訳もなく・・・。

取り急ぎロングショートステイ契約できる施設を発見、
30日ごとに1日間介護保険を利用しない空白の1日が必要とのことでしたので、
自宅で2泊して3日目に施設に戻る期間が発生する。
この日は、私が付きっきりで介護をした。
下の世話、食事、着替え、歯磨き、身体拭き、就寝・・・
かなりの重労働である。

母はそんな父の介護を約15年間続けてきた。
これは尊敬に値します。

そしてそんな母が・・・主介護者が突然の病で・・・
今まできわどい線で保たれていた一見平和だった日常も、
その線が途切れたことによって、がらりと変わった。

変わったというよりは、見えていなかった部分が
要約見えてきた。

親の介護・・・
子供の世話をするということとはまた一味違った問題。
介護の現実も、一つ屋根の下で、はたから見ていて、
時々手を出していた程度では、何も理解が出来ていなかった。

すべてを手掛けてみないと、介護の全体像は見えてはこない。


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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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