母が通っていた病院に通院: 癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

2016年05月25日

母が通っていた病院に通院

母は生前高血圧の治療を受けていました。
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何年前から治療を受けていたかは定かではありませんが、
同居するために引っ越してきてから、お世話になるようになった
循環器科の病院が近所にあります。

昨年秋、母が存命の時に体調を崩したことをきっかけに、
私も血圧の治療を受けることとなったのです。
このことについてはブログ内でも数回記事にしていますが、
今日は血圧の話ではなく、母の人柄が築いた人間関係の
恩恵を受けることの幸せについて語らせてください。

母は私と違って、誰はばかることなく、誰にでも同じように
接することが出来る人でした。
母の周りには自然と人が集まり、それは私が物心ついた時から
何十年と変わらない、見慣れた光景でもありました。

そんな母が、長年住み慣れた土地を離れることになったのは、
7～8年前の事でした。
越してきて間もなく近所の会社勤めが決まり、父の介護サービスも
複数のデイサービスを受けることが出来るようになり、
良き相談相手のケアマネージャーさんにも恵まれ、
母の人柄によって着実に確立されていった人間関係は
母の財産となりました。
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その恩恵は、私たち家族に・・・

現在の病院では、2度目の通院時に母親のことを聞かれました。
がんで入院して、現在は外来で治療を続けている旨の説明に
驚く看護婦さんは、母のことをとても好意的に思ってくださって
いる方で、私にもとても優しく接してくれます。

他界した数日後、通院した時に母親のことを聞かれたときは
ドキッとしましたが、包み隠さずお話ししました。
とても驚いていました・・・

今でも月に1度のペースで通っていますが、必ず声を掛けてくれる
看護婦さんにはとても感謝しています。
と同時に、母に対しても感謝です。
母の人柄が、こうして息子の私に良い形で返ってくる。
人と人のつながりを感じざるを得ません。

母が守ってくれている・・・
私も同じように、子供たちに残せるお金では買えない
財産を残してあげたいと、そうあるべきだと気づかされました。

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posted by satorich at 20:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 現在治療中の生活習慣病

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