抗がん剤治療の善し悪し。: 癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

2015年11月20日

抗がん剤治療の善し悪し。

抗がん剤治療に迷っている方へ

母の肺がんは・ステージ4で、医学的には根治が望めません。
そんな中、抗がん剤治療を6クール経験した母だからわかる心理。
脳に転移した腫瘍の摘出と放射線治療も経験した母。
体力的にも精神的にもかなり低下している最中に始まったのが
抗がん剤治療でした。

ちなみに、医師の判断で、体力的に耐えられないと思われる
患者には抗がん剤治療などのリスクの高い治療はしないそうです。
誤解の無いように・・・。

抗がん剤治療は選択枠の一つだということを忘れないで
がんを患ってしまうと、治療計画に抗がん剤治療が
入ることは少なくありません。
現在の医学では、がん治療といえば
放射線治療か抗がん剤治療の割合が高く
共に高いリスクを伴うことが多く、
副作用に悩む患者さんも多くいらっしゃいます。

しかし、副作用症状を殆ど感じない患者さんも
なかにはいらっしゃるようです。
結局のところ、個人差が左右する部分もあるのです。

抗がん剤治療で悩む方の中には
ここで治療を迷う方が多くいらっしゃると思います。

病院で受けられる治療が限られているというだけで、
治療方法は他にもいろいろあります。

抗がん剤治療に求めるもの
発見されたがんを治療するために
どのような選択枠があるのか！？
大きく分けて、摘出手術・放射線治療・化学治療の3つに分かれます。

ここでは母からの意志により抗がん剤治療（化学治療）に
的を絞ってお伝えさせていただきます。
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根治を望めない方は、予後をどのように過ごしたいかで決まる

医学的に根治を望めない旨の告知を言い渡された患者さんにも
抗がん剤治療の計画を立ててくださいます。
それは紛れもなく、延命するための治療となります。

かと言って、根治0％と言う訳でもありません。
世界には信じられないような奇跡を起こした患者さんが
いらっしゃいます。
末期のがんが消えてなくなったという事例もあります。

何が何でも生きながらえる・・・手段を選ばない方
こんな強い方には、メッセージを伝えるまでもありません。
むしろ私のこのメッセージは聞きたくないでしょう。
希望を持ち続けることは良いことですし、素晴らしことです。
強い意志を貫ける方は尊敬に値します。

ボロボロになってまで生き続けたくない方
少しでも永く生きたいのは山々だが、体がボロボロになって
骨と皮になってまで生き続けたいとは思えない・・・、
だから抗がん剤治療は受けない。
そんな考えの方も少なくないと思います。
それも生き方の一つですし、それはそれでとても
勇気のあることだと思います。

抗がん剤は食欲を奪います。
食欲の低下は体力を奪います。
体力の低下は気力を奪います。

実際に自分に起こった現象です。

治療はいつでもやめることが出来ます
抗がん剤治療は患者の意志で、いつでも停止することが出来ます。
まず受けてみることも選択肢の一つです。
抗がん剤治療を停止した後でも、手が付けられない末期がん以外は、
いつでも治療を再開することできます。
全ては自分の意志で選ぶことが出来ます。

命の選択とも感じることですので簡単なことではありませんが、
今よりももう少し気楽に考えることはできると思っています。

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posted by satorich at 22:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 抗がん剤が怖い

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抗がん剤治療の善し悪し。

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