2020年12月03日
夢と現実と
ちょうど五年前
私の母親は肺がんが悪化し
命の灯火が消えかかっていた。
意識はあるようで無く
食も細く、身体を動かすこともままならない
痛みは増して、薬の効果もほとんどない
苦しい日々を過ごしていた母の記憶
思い出したくないけど思い出してしまう
この季節になると余計に…。
時間と共に、哀しみは和らいだ。
しかしこの世に存在しない、という事実を
心は理解しているけれど、
脳が理解できないでいる。
その状況はずっと変わらない。
それが私の精神を夢と現実の狭間に
縛りつけてしまう。
独り相撲だ。
「居ないけれど、居る」
これ以上の言葉が見当たらない。
これが現実と理解しつつも
夢という非現実の世界とを
往き来する日々は終わらない
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