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2017年08月18日

肺がん発覚1週間前の日記に・・・

2015年1月9日
時々息苦しく、胸が苦しい

そう記してあった。
この時点では、まだ肺がんとは知らされていなかった。

2014年末に緊急搬送されて、精密検査の為に大きな病院に転院した。
それが2015年の1月9日だった。

この時点でハッキリしていたのは、
母の頭部・・・頭蓋内に異物がある・・・
脳腫瘍の疑いだった。

CT・MRI・血管造影・・・
最初の病院の脳外科では判断出来兼ねる・・・そのように受け取った。
あとは大きな病院で・・・
でも、あの時の医師は何となくわかっていたと思う。
私たち家族に勧めた病院は総合的な病院だったかだら。

脳外科であれば市街に専門の、名の通った病院があり、
私はその病院の方が良いのでは・・・との質問もした。
しかし、その医師は控えめにではあるが総合的な病院を勧めた。
結果、母は肺がんであった。

転院後の所見では、母の病名は「がん」であるとの所見であった。
脳腫瘍は転移性のもので、元となっている病巣が体内のどこかにある。
そう言う説明だった。
俄かには信じられないほどの衝撃を受けた。
母が「がん」であるという予想をしていなかったのだ。

母は全身検査することになった。
中でも髄液の採取が一番痛く辛かったと言っていた。

母が肺がんと知らされる前、息苦しく胸が苦しいと感じた時、
母は何を思っただろうか・・・。

すべてを知らされる前も、すべてを知らされた後も、
きっと怖かっただろう・・・。
病院のベッドの上で、天井を見つめながら涙したこともあっただろう。
トイレで隠れて嗚咽したこともあったかもしれない。

母はそういった苦しみや悲しみ、自分の弱い部分は見せない人だった。
弱気なことを言うことは多々あったが、
基本、心配と迷惑は掛けたくないという気持ちが凄く強かった。

病院では何も言わなかったのに・・・
あの時母は、息苦しさと胸の苦しさを感じていたのかと思うと・・・。

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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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