癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

妻の汗っかき具合が物凄い。
今年の夏は暑い。
汗をかかずにはいられない。
汗をかくことは良いことだ。
体温調節をするために発汗しているのだから。

ただ、妻の汗の出方が半端ない。
昔から知っている妻だからこそわかることもある。
その変化に気づかなかった分けてはない。
数年前から気にはなっていた。
が、今年の夏でそれは確信と変わった。

少し動いただけでもあごから滴り落ちる汗。
首筋、おでこ、頬・・・
大粒の汗が滴り落ちている。
物凄い汗だ・・・と、いつも感じる。

時折、そんな妻に向かって、汗凄いね・・・
と言ってしまうことがある。
妻はこう答えることが多い・・「更年期の影響だよ」・・と。

更年期障害・・・確かに4早い人は40代前半から発症するらしい。
妻は42歳。
更年期障害を気にし始めて2〜3年が経つ。
それくらい前から妻は自分の身体の異変や変化を
更年期の影響と関連付けることが多くなった。

最近では、イライラなどもそのせいにしている。

そして、それに対して、私は何も言えないでいる。
というより、何も言わないと言った方が正解かもしれない。

自分で自己催眠でもかけるかのように言い続けている人に
頭ごなしに「そんなことはない」と言ったような
否定から入ることは危険だからだ・・・。

だからと言って、認めるわけでもない。
ただ、今は言わせておく。
泳がしているとでも言えばよいだろうか・・・。
様子を伺いながら、夫としての目線で分析をしている。

妻とは永い・・・多少の事はわかる。
が、汗はわかりづらい・・・
物凄い汗は、果たして体質の変化なのか・・・肥満からなのか・・・
その二択でさえも難しい。
なぜなら、妻は決して痩せ形ではないからだ・・・。

どちらともとれる、物凄い汗のかきかた・・・。
汗っかきの自分が言うのもなんだが、
ちょっと引いてしまう時がある・・・。

今しばらく見守ってあげたい・・・。

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